オペラ「アッティラ」(公式ページよりお借りしました)
ミラノスカラ座、2018-2019のオペラ、
ゲルディ作曲 オペラ「アッティラ」がNHK-BSで
はやくも放映され、観ました。
フン族の王アッティラの話(悲劇)で、
D.リーヴェルモルによる新制作です。
近現代の設定でしょうか、
フン族、とは思えないような・・・
舞台はプロジェクション・マッピング、
馬や火、自動車、オートバイなどが盛大に使われて。
宴会の場ではサスペンダーに半裸(映画「愛の嵐」)、
世紀末的な雰囲気が濃厚にただよって。
舞台・美術はじつに凝っていて。
演出はハッと驚くような斬新なものではなくて。
ベルディの第9作のオペラ「アッティラ」。
タイトルロールがバス・バリトン:アブドラザコフ、
フン族・バルバロイというよりスマートな軍属。
オダベッラのエルナンデスが強靭なドラマティコ、
声を響かせていました。
フォレストはサルトーリ。
ちょっと太り過ぎ(どうしてこの人がオダベッラの恋人?)。
<出 演>
アッティラ:イルダール・アブドラザコフ [Ildar Abdrazakov]
エツィオ:ジョルジュ・ペテアン [George Petean]
オダベッラ:サイオア・エルナンデス [Saioa Hernandez]
フォレスト:ファビオ・サルトーリ [Fabio Sartori]
ウルディーノ:フランチェスコ・ピッターリ [Francesco Pittari]
レオーネ:ジャンルカ・ブラット [Gianluca Buratto]
<合 唱> ミラノ・スカラ座合唱団
<管弦楽> ミラノ・スカラ座管弦楽団
<指 揮> リッカルド・シャイー [Riccardo Chailly]
<演 出> ダヴィデ・リーヴェルモル [Davide Livermore]
収録:2018年12月7日 ミラノ・スカラ座(イタリア)