「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ -164ページ目

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの<幻の指揮者>といわれた

キリル・ペトレンコの来日公演。

3年前でしたか。










◆演奏会形式の「ワルキューレ」第一幕を録画で観る。

キリル・ペトレンコ指揮、

バイエルン国立管弦楽団。

「NHK音楽祭2017」10月1日のNHKホール。



幻の指揮者といわれたキリル・ぺトレンコが

ついにバイエルン国立管弦楽団と来日。


ジークムントは美声にして、

美貌のクラウス・フロリアン・フォークト。

強靭なヘルデンテノールでいて、

 

叙情的な響き。

あの「ヴェルゼ!」に

ぺトレンコがどれほど歌い手に気を配っていたことか。



パンクラトヴァのジークリンデの劇的なこと。

フンディングのゲオルク・ツェッペンフェルトの深い声。

なんという声の饗宴。



細部まで作りこんだ緻密にして、

芳醇なワーグナーが鳴り響くこと。

全幕、観たい!



◆ 楽劇「ワルキューレ」第1幕 (ワーグナー)

ジークムント:クラウス・フロリアン・フォークト

ジークリンデ:エレーナ・パンクラトヴァ

フンディング:ゲオルク・ツェッペンフェルト


管弦楽:バイエルン国立管弦楽団

指 揮:キリル・ペトレンコ


(2017年10月1日 NHKホールで収録)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メトロポリタン歌劇場配信、

第45週特集は<偉大なヒロイン>。



昨日の「カルメン」から始まり、

今日はネトレプコの「ランメルモールのルチア」、



「椿姫」では某女優さんが

 

「わたし、お父さんにのりかえる」と言った

ホロストフスキーのアルフレードの父・ジェルモンが観られます!



歴史的な上演「トスカ」ではドミンゴ、

指揮はあのシノーポリです!



今週も見逃せないオペラが並んでいます。

プログラムはこちら。


https://www.metopera.org/user-information/nightly-met-opera-streams/

このアドレスへゆき、

日にち、タイトルをクリック。

オペラの画面になったら、

左下の三角(右)をクリック、ご覧になれます。

NY時間19:30(日本時間次ぐ日の8:30~)23時間配信。

では、今週のプログラムをご覧ください。



1月18日(月)、
ビゼー「カルメン」

 出演:アニタ・ハーティグ、
    アニタ・ラフベリシュヴィリ、
    アレクサンドル・アントネンコ、
    イルダル・アブドラザコフ

 指揮:パブロ・ヘラス=カサド 2014年11月1日より。

 

 

 

 

 






1月19日(火)、
ドニゼッティ「ランメルモールのルチア」

 出演:アンナ・ネトレブコ、
    ピオトル・ベツァワ、
    マリウシュ・クヴィエシエン、
    イルダル・アブドラザコフ

 指揮:マルコ・アルミリアーノ 2009年2月7日より。


1月20日(水)、
ベリーニ「ノルマ」

 主演:ソンドラ・ラドヴァノフスキー、
    ジョイス・ディドナート、
    ジョセフ・カレハ、
    マシュー・ローズ、

 指揮:カルロ・リッツィ 2017年10月7日より。


1月21日(木)、
 ヴェルディ「椿姫」
 
 出演:ナタリー・デッセイ、
    マシュー・ポレンツァーニ、
    ドミトリー・ホロストフスキー

 指揮:ファビオ・ルイジ 2012年4月14日より。


1月22日(金)、
プッチーニ「トスカ」

 出演:ヒルデガード・ベーレンス、
    プラシド・ドミンゴ、
    コーネル・マクニール

 指揮:ジュゼッペ・シノーポリ指揮 1985年3月27日より。


1月23日(土)、
マスネー「マノン」

 主演:リゼット・オロペサ、
    マイケル・ファビアーノ、
    カルロ・ボシ、
    アルトゥール・ルシンスキ、
    ブレット・ポレガート、
    クァンチュル・ヨン

 指揮:マウリツィオ・ベニーニ 2019年10月26日より。


1月24日(日)、
ワーグナー「ヴァルキューレ」

 出演:デボラ・ヴォイクト、
    エヴァ=マリア・ウェストブローク、
    ステファニー・ブライス、
    ジョナス・カウフマン、
    ブリン・テルフェル、
    ハンス=ピーター・ケーニッヒ

 指揮:ジェームズ・レバイン指揮。 2011年5月14日より。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

禽獣のねむりて寒の砂となり                掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆寒・寒の内・寒中・寒の入り・小寒・大寒・寒九(かんく)



寒の入り(1月5日ごろ)から

 

寒明け(2月3日ごろ)までの


約30日間をいう。


一年のうちで、もっとも寒さが厳しいころである。


小寒は1月5日ごろ、


大寒は1月20日ごろである。

寒九とは寒に入って九日目のこと。



冬の季語。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冬の雷壮年の双眸の底光る              掌

 

              (め)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆冬の雷・寒雷・雪起こし


冬に鳴る雷。


寒雷は、寒中になる雷で、冬の雷のことも言う。

雪起しは、雪が降りだしそうな時に鳴る雷のこと。



冬の季語。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このごろの造型論的おでんかな               掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆おでん・おでん屋・おでん酒



コンブなどでだしをとり、


醤油と砂糖などで味付けをし、


こんにゃく、豆腐、だいこん、はんぺん、


がんもどきなどを煮込んだもの。


辛子をつけて食べる。

冬の季語。
 

造型論:金子兜太の俳論 昭和36年
「造型俳句六章」を「俳句」1月号より6回連載。
.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第24回萩原朔太郎賞受賞者展覧会 

日和聡子『びるま』から『砂文まで』、

2017年1月15日から始まったのは、

4年前のこと。

寂としたその世界にひきこまれた詩です。

 




◆前橋文学館 ホームページ

萩原朔太郎賞受賞に至るまでの日和聡子さんの詩と小説、

それを生み出す日和聡子ワールドを、

さまざまな資料の展示をとおしてご紹介します。

独自の民話風の文学世界は、詩にも小説にも流れています。

それは、時にユーモラスでありながら、

生の闇を抉摘(けってき)する深さを湛えています。

萩原朔太郎賞に新たな輝きを加えた詩人の世界をご覧ください。


◆2017年01月15日(日) ~ 2017年03月14日(火)

◆前橋文学館 2階展示室

◆9:00~17:00

◆300円


●前橋文学館
http://www.maebashibungakukan.jp/event

アクセスもこちらから、ご覧ください。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

清宮質文「あの夕日の彼方へ」展、

高崎市美術館で観たのは

4年前の今日でした。

その静けさをたたえた詩情、

彼方からの微光のような、

かけがえのない作品たちでした。




◆「清宮質文(せいみや・なおぶみ 1917-1991)展を

高崎市美術館で観る。

展示はすでに後期になって。

清宮の木版、ガラス絵、モノタイプの作品が

年代順に並ぶ。

その静けさ、その此岸とも彼岸ともみえる詩情に

ほのかな灯火、かそけき蝶などに、身をゆだね、

ただただ、ただよう。


2017年1月31日(水)まで。

 

 

 

 

 

 




◆高崎市美術館 ホームページ
http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2017101900045/

木版画家として知られる清宮質文(せいみや・なおぶみ1917-1991)。

その静かな詩情は今なお多くの人を魅了し続けています。

人の営みに寄せる深い共感と、彼方へと開かれてゆく想像力の

限りない可能性を示してくれたことこそが、その仕事の本質です。

没後四半世紀を過ぎ、生誕100年を迎える清宮の想像力に

時空を超えてつながることを通して、

私たちは「絵を描く/見る」ことの本質に触れます。

これまで清宮の主な仕事である木版画と、水彩、ガラス絵、

モノタイといった傍らの仕事とは明確に区別されてきました。

生誕100年を記念するこの展覧会では、

年代順に制作テーマの変遷を追いながら、

清宮質文という「表現形式に「絵」という方法をとっている詩人」の仕事を、

あえて「透明水彩を用いた詩想(詩的創造・想像)」という一つの視点から、

木版やガラス絵といった区別なく詩的ヴィジョンの実現をめざす

一枚の絵として再検証します。

そして初期の油彩画も含めて光をめぐる「実在感」に迫ったまなざし、

特に時間と空間、永遠と一瞬を描く生涯のテーマである「夕日」の彼方で、

清宮質文のまなざしとの再会を試みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルネ・フレミング、

メトロポリタン歌劇場の女王といわれています。

今週の特集です♪

 



https://www.metopera.org/user-information/nightly-met-opera-streams/

このアドレスへゆき、

日にち、タイトルをクリック。

オペラの画面になったら、

左下の三角(右)をクリック、ご覧になれます。

NY時間19:30(日本時間次ぐ日の8:30~)23時間配信。

では、今週のプログラムをご覧ください。


Monday, January 11
Mozart’s Le Nozze di Figaro「フィガロの結婚」

 出演: Renée Fleming,
     Cecilia Bartoli,
     Susanne Mentzer,
    Dwayne Croft,
     Bryn Terfel,

 指揮: James Levine.   November 11, 1998.










Tuesday, January 12
Massenet’s Thaïs「タイス」

 出演: Renée Fleming,
    Michael Schade,
     Thomas Hampson,

 指揮: Jesús López-Cobos.   December 20, 2008.




Wednesday, January 13
Strauss’Der Rosenkavalier「ばらの騎士」

 出演: Renée Fleming,
     Christine Schäfer,
     Susan Graham,
    Eric Cutler,
    Thomas Allen,
     Kristinn Sigmundsson,

 指揮:Edo de Waart.   January 9, 2010.


Thursday, January 14
Rossini’s Armida「アルミーダ」

 出演: Renée Fleming,
    Lawrence Brownlee,
    Barry Banks,
     John Osborn,
     Kobie van Rensburg,

 指揮: Riccardo Frizza.  May 1, 2010.




 

 



Friday, January 15
Strauss’Capriccio「カプリッチオ」

 出演: Renée Fleming,
     Sarah Connolly,
    Joseph Kaiser,
     Russell Braun,
    Morten Frank Larsen,
     Peter Rose,

 指揮: Sir Andrew Davis.   April 23, 2011.


Saturday, January 16
Handel’s Rodelinda「ロデリンダ」

 出演:Renée Fleming,
    Stephanie Blythe,
    Andreas Scholl,
     Iestyn Davies,
    Joseph Kaiser,
     Shenyang,

 指揮: Harry Bicket.   December 3, 2011.


Sunday, January 17
Dvořák’s Rusalka「ルサルカ」

 出演: Renée Fleming,
    Emily Magee,
    Dolora Zajick,
    Piotr Beczala,
    John Relyea,

 指揮: Yannick Nézet-Séguin.   February 8, 2014.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

少女期は流砂枯桑とねむれり              掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆枯桑・桑枯れる



養蚕地では、


枝を括られた枯桑の畑が広がる。



冬の季語。


かつて、前橋駅の南側はいちめんの桑畑。


いまは面影もありませんが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

くちなしの夜半壮年の額に雨       掌

      (ぬか)

この句、「海原」1・2月号の共鳴20句に選ばれ、

鑑賞が載っています。

 

 

 

 

 

 








その選句&鑑賞をしておられるのは董振華(とうしんか)さん。

北京のお生まれで、

 

日本語で俳句を書いています!

慶応義塾大学に留学中、俳句を始め、

 

金子兜太に師事。

2019年に句集『聊楽』(りょうらく)を上梓。

 

 

 

 

 

 

 

 



日本語の俳句、

 

ご自身による中国語訳もあって、

ひと味違う句集になっています。

題字は金子兜太先生の書。



 
◆董振華 句集『聊楽』(りょうらく)。

著者は董振華(とう・しんか)さん。中国北京出身。
平成8年(1996)に慶應大学に留学しているときに
金子兜太に師事し俳句を学びはじめる。
平成10年(1998)「海程」同人。
「海程」終刊後、「海原」同人。
日本中国文化交流協会会員、

現代俳句協会会員、

中日詩歌比較研究会会員。
句集に『揺籃』『年軽的足跡』『出雲駅帖』など。
そのほか随筆集や訳書など。
また映画の脚本や漫画なども多数訳されている。