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「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

最後の「海程」全国大会 in 熊谷 <2日目>

 

 

 

「海程」全国大会 <二日目>

青天に恵まれというより暑い日。

会場の中はさらに熱い。


第二次句会への昨夕までに一句を提出してある。

9時から句会の開始。

その前、午前7時までに選句をしておく。

全150句。

特別選者18名の紹介があり、そのなかに私も。

それぞれ選者が五句を選句。

今回、特別選者が壇上にあがり、

この特別選者を中心に句会が進行する。


まずは、19点の最高点句から

   はつなつの身体入江のようなハグ

評:映像が見える。

  「入江のような」たとえかたで句の印象新鮮。


続いて14点句

   蝶のもつれ海は程なく暮れるところ

評:「海程」を句におりこみ、しずかに寂寥をいう。上手い。

  「暮れるところ」、この長いのがこの句のいのち。

この二句、私もいただく。


10点以上の句を取り上げ、司会がテキパキとさばいてゆく。

かなり突っ込んだ句評、活発な意見、

それぞれの<読み>で

句の印象がかわってくるのが興味深い。




   くちなわが走り野鍛冶の火を囃す

評:野趣に富む。句に通底する力感がある。

  「囃す」はどうか。
 

 

幼名で弟を呼ぶ柿の花

   青ぶどう初対面ふといい波です

   春悠い素直な木から動き出す

   言葉になる前の手のひら青嵐




最後に兜太先生の評になる。

「<詩的体験>がどれだけ深いか。

それが句になる。

この句会のよう、いろいろの人が自由な発言があるのがいい。

司会が皆の発言をうながす。これが大会の良いあり方だ。

聞いていて私も勉強になった」と兜太先生。


3時間、密度の濃い、充実した第二次句会はこれで終了。



◆大会の画像はこちらへ
 「金子兜太」ホームページ
  http://kanekotota.blogspot.jp/2017/05/in.html































 

 

 

 

 

 

 

 

「海程」全国大会 in 熊谷 2017年5月20日

 

金子兜太主宰による「海程」終刊を語られる。

 

兜太先生、その翌年2018年に他界される。

 

「海程」最後の全国大会となりました。

 

 

そのブログをこちらに。

 

金子兜太主宰「海程」の全国大会が

兜太先生の地元熊谷で

5月20日(土)、21日(日)、22日(月)と催される。

私は20日、21日に参加。


国内外の「海程人」が熊谷に集まる。

海外はニューヨーク、シンガポール、ハワイそして中国から。

受付をすませるとすぐに総会、第1次句会。



海程4賞の授賞式、

各賞受賞者へは兜太先生の雄渾な句の色紙が贈られる。

それぞれにふさわしいものを選び、

どうしてこの句にしたか、

あたたかい言葉をそえて。


いよいよ句会へ。

申し込みのときにすでに二句投句してあり、

特別選者26名の特選、10句の秀逸が

選ばれた冊子が手渡される。全326句。

特別選者5名が壇上に上がり、

自身が選んだ句の講評。

それぞれの個性があって、面白い。

   
    月球儀おそらく分母は蝶である      

 


この私の句を3名の方に秀逸、

2名からの講評をうける。



最後に金子兜太主宰選、特選5句、秀逸10句、佳作20句。


その後金子兜太主宰から重大な発表があった。

すでに新聞紙上、ネットでも取り上げられているとのこと。

ここでは内容を控えたい、とおもう。


その後、懇親会。

ここでにぎにぎしく秩父音頭の歌、踊り、

太鼓が鳴り響く。

大ホールに海程人の踊りの輪がひろがって。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

薔薇の木に薔薇の花ほとばしる         掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    汗臭きイエスの御衣柿若葉          掌
 

(おんぞ)








 ◆柿若葉・柿の花


カキの葉は楕円形で厚みがあり、
若葉はつやつやとしている。
六月ごろ淡黄色の花が咲き、
雄花と雌花がある。

夏の季語。


うちの柿、いままさに柿若葉♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 










 

 

 

 

 

 

ネトレプコ(ソプラノ)、初の「アイーダ」、

 

ザルツブルグ音楽祭2017。

 

この貴重な舞台の再放送がありました。

 

で、ブログも再掲いたします♪

 

 

 

ザルツブルク音楽祭2017 「アイーダ」(ヴェルディ作曲)を

NHK-BSプレミアムシアターを録画で観る。


今年の夏のザルツブルク(Salzburger Festspiele)、

ムーティ指揮、「アイーダ, Aida」(全4幕)話題の作品。



なんといっても初のタイトル・ロールを演じるネトレプコ。

充実した、熟成したその<声>。

どれほど強靭でいて、

なおかつ繊細な抒情をただよわせ、

深い役への読み込みのあることか。



そしてアムネリスのエカテリーナ・セメンチュク。

そのメゾソプラノの<声>の深さ、厚み。

これほどドラマティックなアムネリスはないのでは、と。

ネトレプコとの重唱は刃を打ち合うような、

白熱した歌唱とその演技。


演出は女性映像作家シリン・ネシャット。

洗練されたシンプルな美術。

白と黒をメインに一人アムネリスにブルー、

アムネリスは黄、赤、青、白、黒と衣装の色とで心情を表して。

光やプロジェクションマッピングが抽象的で、

それがこのオペラのドラマをくっきりと浮かび上がらせる。



そして指揮のムーティとウイーンフィルの

素晴らしさはたとえようもないほど。


オペラ「アイーダ」を堪能。



<出 演>
 王ファラオ  : ロベルト・タリアヴィーニ (Roberto Tagliavini)…エジプト国王

 王女アムネリス: エカテリーナ・セメンチュク (Ekaterina Semenchuk)

 アイーダ: アンナ・ネトレプコ (Anna Netrebko)…エチオピア王女で今は奴隷

 ラダメス: フランチェスコ・メーリ (Francesco Meli) …指揮官

 ラムフィス: ディミトリ・ベロセルスキー (Dmitry Belosselskiy)…祭司長

 アモナスロ: ルカ・サルシ (Luca Salsi)…エチオピア王


<指 揮> リッカルド・ムーティ (Riccardo Muti)

<演 出> シリン・ネシャット (Shirin Neshat)

<合 唱> ウィーン国立歌劇場合唱団

<管弦楽> ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団



収録:2017年8月9・12日 ザルツブルク祝祭大劇場(オーストリア)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「美女と野獣と鏡獅子」 尾上右近のフランス謎とき旅

 

@NHKBS

 

<「美女と野獣」の「原作」は、

 

ジャン・コクトーが来日時に観た六代目尾上菊五郎の「鏡獅子」である。 

 

「歌舞伎は祭祀的だ。かれらは演技し、うたい、伴奏し、奉仕する司祭だ。

 

 http://fb.me/1RQg0pOuD >と犬丸治氏。

 

 

コクトーは1936年に日本へ。

 

堀口大學氏の案内で六代目菊五郎の「鏡獅子」を観る。

 

コクトー氏、楽屋で会った時、

 

菊五郎の手の白粉を気遣って、

 

握手でなく、そっと手を触れたというエピソードがうるわしい。

 

 

この「鏡獅子」から啓示を受けた映画が「美女と野獣」1945

 

 

 

 

 

 

 

 

そのコクトーを右近が追う。

 

コクトーデザインによる野外劇場で踊る右近が素晴らしい。

 

 

 

 

 

 

 

六代目菊五郎「鏡獅子」の映像は小津安二郎監督による。

 

 

◆ 六代目菊五郎「鏡獅子」

   第36回東京国際映画祭『鏡獅子』鑑賞ご報告 2023/11/10 | 

【第11弾】蘇る六代目の舞台、小津安二郎『鏡獅子』を次世代へ。

(公益財団法人松竹大谷図書館 - クラウドファンディング READYFOR

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピラミッド・コンサート! 

 

なんとギザの大ピラミッドを背にし、

 

悠久の沙漠でのステージで 

 

エジプト出身の美貌のソプラノ・ファトマ・サイードが歌う。

 

 https://web.nhk/tv/an/premium/pl/series-tep-MRQZZMYKMW

 

 

 

<曲目>
歌劇「ジャンニ・スキッキ」から「私のお父さん」(プッチーニ)
歌劇「リナルド」から「涙の流れるままに」(ヘンデル)
「バラ色の人生」(エディット・ピアフ)
「ブエノスアイレスのマリア」(ピアソラ)
「あすの朝」(リヒャルト・シュトラウス) ほか

 

管弦楽:レ・フリヴォリテ・パリジェンヌ
指揮:サミー・エル・ガダブ

 

収録日:2025年9月
場所:ギザの大ピラミッド(エジプト)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高崎兜太句会 2007年5月

 

兜太先生、このころ顔面神経痛でしたが、

 

お元気に登場!

 

 

◆高崎で兜太句会があった。

先日来、顔面神経痛ということで心配をしていた。
が、多少、口が曲がっているか、というくらいで、検査の結果脳、

内臓ともにOKで今は薬、針、気功などをはやっているところとか。

しゃべるのも頭の回転も普段と変わらずで、一同、ほっとする。

ここは2ヶ月前に句稿を提出するため、

今回が「」を2句と1句の自由句となった。

以前にも書いたがここは3句選+問題句となる。
問題句というのはダメな句というのではなく、

解釈、読みがわからない、

好意をもつがわからないので聞きたい、などなどのこと。

披講のあと合評をし、兜太によりすべての句の講評される。

その後、兜太選となり佳作と秀逸が言われる。

今回はめずらしく兜太選と重なった好きな句。


 
   鯨銛ずしりと錆し雛の家 

(具体的なものの提示。景がはっきりとうちだされている。
鯨銛と雛の組み合わせの妙。
ずしりとした鯨銛が時代とともに使われなくなり、

錆びるがままに打ち捨てられている、

その時代のかかった家屋敷にも雛の節句がめぐってくる・・・) 

   
   母の忌の桃の木とほくとほく立つ

(この句は「桃の木」がポイント。

この「桃の木」が実際の木であり、

なおかつ幻想のなかの木でもあるととれる。
母への想いが桃の木によりあぶり出されてくる。

桃の木はそこにあるのに、なぜか近寄ろうとすると「とほく」なるよう。

この「とほくとほく」もいい)

メンバーはこの句のように文語で書くものもあり、
口語、どちらでもいい。
有季、無季やはりどちらでもいい。


俳句では「繰り返しは魔物」と。
この短い詩形のなかでの反復はうまくいけばとても効果があるが、そうでない場合は・・・。 


私のは佳作にとられた句はあまり好きではないので、他の句を。


      鉄漿の雛のからだのなかの虚    掌
(おはぐろ)        (うろ)

兜太評・ここの句会ではとられるが、「虚」までは言いすぎ。


  もう飛べぬ破れなおある炎を埋め  掌

       (ほ)
これは問題句で点を集める。

兜太評・影像や内面を追い求めすぎる。
    現代俳句がやってきたことのいき過ぎの傾向。

次の兼題を決めて、お茶タイムへ。      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山法師・やまぼうし、

こそここに咲いて、見ごろになってきました♪

青葉若葉に白い花がくっきりと、目に飛び込んできます。


大きい樹は二階の屋根に届きそう。

 

 

 

花と思っていたのは、花ではなく「総包片」とか。

<花は6~7月に開き、淡黄色で小さく、

 

多数が球状に集合し、

その外側に大形白色の総包片が4枚あり、

 

花弁のように見える>。

木の高さ5~10メートル。

 

 

兜太先生、お好きな花です♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日、<萩原朔太郎を朗読>いたします♪

 

  序       『月に吠える』 

 

旅上     『純情小曲集』

 

くさった蛤   『月に吠える』

 

 猫    『 〃 』   

 

 

 

ミュージックラボ 音の実験室

 

高崎コアホール 14:00~

 

無料です。

 

 

ヴァイオリン、ピアノ、チェロの演奏、

 

どうぞお楽しみください。