でも寂しい | 甲状腺と予防栄養学の管理栄養士Acco MUKAWAの「栄養カルテ」

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バセドウ病・橋本病のダイエットと体質改善のための食事療法

私はフランスの大学院出身の管理栄養士です。

 

ヨーロッパと日本の習慣の大きな違い、それはヨーロッパではあいさつに「ハグ」をすることです。

 

日本人の私にとってハグをすることは、はじめは何となく気恥ずかしい気持ちがあったけれど、慣れてしまえば「私も受け入れてもらえたんだ」という嬉しさに変わっていきました。

 

出身地域や、性別、親しさ、その時の状況などによって ハグの仕方が変わってきます。

 

私も大学院やリサーチ先、行事等によって色々なハグを経験しました。

 

状況がよくわからず、何となく交わした挨拶に対して「ショックを受けた」と言われたこともあります。

 

それだけ彼らにとってハグ・挨拶は大切なものなのです。

 

 

©Acco MUKAWA ヨーロッパの人々とハグの習慣

それが今はもう、できません。

 

Covid-19に対して正しい感染症対策を早くから実践されている方は、恐らく早い段階からハグを止めたでしょう。ハグを止めると決断した人も、拒否された人も、ハグの習慣のない私たちにとって想像もつかないような苦しみがあったと思います。

 

これはほんの一例のお話です。

 

日本だって、これまで当たり前にできていたことが突然できなくなったこと、これまでの生活では起こり得なかった悲しみや辛いこともたくさんあると思います。

 

今日はふと、寂しい気持ちに見舞われました。

 

今はただ、フランスの友人に再会して「ハグ」をしたい。

 

そんな夢をみながら、とにかく今は、一人一人が積極的な対策をとっていくしかありませんね。

 

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