除菌アルコールジェルを手作りしてみましょう(3月10日再追記あり) | 甲状腺と予防栄養学の管理栄養士Acco MUKAWAの「栄養カルテ」

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手作りの除菌・消毒アルコールジェルの作り方をご紹介します。アルコール濃度はWHOの手指衛生ガイドライン※に従って60%以上に調整します。

 

材料は2つです。

 

©Acco MUKAWA 手作り除菌ジェルで新型コロナウイルス対策

<材料>

  1. 蒸留酒(アルコール度数60%以上のもの)
  2. アロエジェル

材料を探したところ、Amazonのサイトにありました!!

 

↑アルコール度数70% アブサンという蒸留酒

もちろん、これでなくてもアルコール度数が60パーセンと以上ならOKです。

 

このアブサンを使うなら、アルコール70パーセントなので、ものによっては市販品よりもしっかりとした除菌効果が期待できます。下の様なアルコール対応のスプレーボトルに詰め、そのままアルコールスプレーとして用いることもできます。(アルコールなので火気厳禁です!!!!)

 

 

スプレーボトルに詰めておくと、ドアノブの消毒にも便利ですね。

 

 

手指用除菌ジェルを作るなら、せっかくなのでお肌に優しそうなアロエジェルに混ぜてみましょう。

 

化粧品の小分け用ボトルに入れると持ち運びにも便利です。

 

アブサン(アルコール度数70%)の場合

アブサン1/3 + アロエジェル 2/3

 

ポイントは、しっかりと混ぜること。混ぜむらがあっては除菌効果は減ってしまいます。

そして、清潔な容器を用いること。これは絶対に大切です。

 

よろしければお試しください。

 

以下は追記です。

 

アルコール度数が75%以上でないとだめだというコメントを頂戴しています。

WHOの資料を基にしているので問題ないのですが、念のためにアルコール度数が96パーセントのスピリッツもご参考までに添付します。価格が現実的でなくなってしまいます・・・。

 

 

さらに追記です。

 

3月10日現在、アマゾンのサイト(アマゾンでなくても、他の通販サイトにもあると思います)をみたところ、イソプロピルアルコールが入荷していました。アルコール製品にはいくつかのタイプがありますが、イソプロピルアルコールも除菌・消毒アルコール液やジェルを作ることができます。イソプロピルアルコールについても、WHO資料でもOKと書かれています。

 

これらのイソプロピルアルコールはほぼアルコール100%なので、アルコール60%消毒スプレーを作る場合は

 

水:イソプロピルアルコール=4:6 

 

アルコール60%ジェルを作る場合は

 

ジェル:イソプロピルアルコール=4:6

 

75%にしたい場合は水又はジェル:イソプロピルアルコール=7.5:2.5

 

アルコールですので、火のもとは絶対に避けて慎重に取り扱いましょう。

 

アルコール度数は高くなればなるほど、手が荒れます。また、アルコール度数が高すぎれば直ぐに蒸発してしまい、かえって消毒効果が減ってしまいます。

 

そして、アルコールだけに抗ウイルス作用を頼ることもできません。

人ごみをできるだけ避けたり、手洗いをきちんとする、ストレスを溜めないなどの対策をあわせて行いましょう。

 

※参考文献

 

WHOの手指衛生ガイドライン

 

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