※関連記事→日ハム 未来のエースは誰だ?!期待の先発若手を徹底検証! 吉川 光夫→その2「課題の対右打者」
対右打者の成績が非常に悪く、直球の各種数値を見てみると・・・
直球の被打率は高いものの「直球」そのものに「キレ」はあるのではないか。
というのが前回のお話。
ストライクを取れる「直球」をもっているのに、生かしきれていない。
では・・・この直球を生かす為にはどうすれば良いのか?
プロの1軍レベルにもなれば「直球」のみでは通用しないことが明白です。
ここで「変化球」の存在がでてくるわけですね。
吉川の変化球の主体は、投球全体の約30%を占める「スライダー」です。
吉井コーチがよくコメントに残す言葉が・・・
「直球は大胆に!変化球は低めに!」
1.直球は力強い球を投げることを第1に心がける(低めでなくても良い?)
2.変化球はとにかく低めへ集めなければ意味がない
「変化球は低めに集める事が鉄則」ということです。
吉川が苦手としている「対右打者」には、
どうしてもスライダーが真ん中~高めに集まってしまう傾向があるようです。
吉川のスライダーの被打率は・・・
・対右打者→被打率0.273
・対左打者→被打率0.179
と「対左打者」に良い結果となっているため、吉川のみ「対右打者」「対左打者」で分けてみました。
注目は「低め率」と「ボール率」です。

「低め率」と「ボール率」に関しては、どの投手も似たり寄ったりですね。
・低め率 →全体的に約50%後半
・ボール率→全体的に約30%~35%前後
これが日ハム1軍先発投手の平均値。
吉川に関しては「対左打者」は良い数値となっているのですが、
「対右打者」のスライダーに関しては・・・
・低め率 →41.76%
・ボール率→41.76%
日ハム1軍先発レベルの投手と比較すると・・・
・真ん中~高めの割合が約20%近く多い
・ボールが多い(ボール率が約10%近く高い)
吉川は以前のコメントで・・・
「課題は直球」
と言っていたと記憶しているですが、
対右打者にはそれ以上に「変化球の制球」が重要になってくるのではないでしょうか?
普通であれば・・・変化球を生かすための直球なんですが、
吉川の場合は「直球をもっと生かすためにも変化球の精度を上げて欲しい」と期待します。
スライダーの低め率が向上すれば・・・スライダーの被打率向上が期待ができます。
スライダーで安定してストライクが取れるようになれば・・・
各打者はスライダーを気にするため、直球の被打率向上も期待できます。
良い循環になりそうなものですが・・・
いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。
ブログランキングに参加しておりますので、
宜しかったらクリックして下さいね。
皆さんのおかげで日ハムのカテゴリで5位なっております。
大変励みになります!
ありがとうございます。
にほんブログ村
【関連記事】
・日ハム 未来のエースは誰だ?!期待の先発若手を徹底検証! 吉川 光夫→その1「魅力の本格左腕」
・日ハム 未来のエースは誰だ?!期待の先発若手を徹底検証! 吉川 光夫→その2「課題の対右打者」
・日ハム 未来のエースは誰だ?!期待の先発若手を徹底検証! 吉川 光夫→その3「注目はスライダー」
・ウルフを徹底分析.1「2011年の全球種割合!対左打者の被打率は悪い数値に・・・」
・ウルフを徹底分析.2「カウント別の球種割合・球種別被打率!決め球カーブが大きな武器!」
・ケッペルを徹底分析.1「2011年全球種内訳!低めに集めるツーシーム、目立つゴロアウト!」
・ケッペルを徹底分析.2「来季の課題は明確?高い与四死球率と被打率!伸びしろはまだまだ有り。」
・ケッペルを徹底分析.3「シーズン終盤に増えた『変化球』!苦手を克服する姿勢に伸びしろを感じる。」
・ケッペルを徹底分析.4「カーブを使い出してから被打率・与四死球率・防御率が向上!来季への道!」
・斎藤佑樹を徹底分析.1「2011年球種内訳!課題となった『被打率』『与四死球率』」
・斎藤佑樹を徹底分析.2「得点圏で圧倒的に低い被打率!強心臓が大きな武器!」
・斎藤佑樹を徹底分析.3「集中力のギアチェンジ!得点圏で『外へ・外へ』『低めへ・低めへ』!」
・斎藤佑樹を徹底分析.4「『故障前』と『故障明け』での投球スタイルの変化。増える直球系!」
・斎藤佑樹を徹底分析.5「シーズン終盤で飛躍的に良くなった『スライダー』!向上する空振り率!」
・武田勝を徹底分析.1「2011年全球種の内訳。大きな特徴は対右打者への圧倒的な強さ!」
・武田勝を徹底分析.2「対右打者に圧倒的な強さを誇るチェンジアップ!」
・武田勝を徹底分析.3「チェンジアップの制球力に注目!極端に低いボール率。」
・武田勝を徹底分析.4「直球は大胆に!『真ん中~高め』へ集める投球術!吉井コーチの教え。」
・ダルビッシュを徹底分析.1「2011年の結果と全球種割合」
・ダルビッシュを徹底分析.2「カウント別の球種割合。決め球はやはり・・・」
・ダルビッシュを徹底分析.3「最大の武器スライダー。被打率・空振り率はチームトップ!」
・ダルビッシュを徹底分析.4「直球のキレを示す数値は先発陣の中で断トツトップ!」
・ダルビッシュを徹底分析.5「球種別の被打率。唯一のウィークポイントは対左打者への直球か!?」


※画像は「Heart Beat」を管理している曾良さん(2011年ファイターズマガジン年間チャンピオン)から頂いております





