※前回記事→日ハム 未来のエースは誰だ?!期待の先発若手を徹底検証! 吉川 光夫→その1「魅力の本格左腕」
まずは吉川の1軍登板時の球種内訳です。
※6月4日の登板データのみ抜けております。ご了承下さい。

投球スタイルは至ってシンプル。
キレのある直球を中心に、変化球はスライダー。緩急をつける場合は大きく割れるカーブを使用。
※もしかしたらカーブは2種類(110km半ば・100km後半)使い分けているかもしれません
対右打者には時折チェンジアップを混ぜているようです。
それにしても気になるのは「対右打者の被打率」です。
対右打者の被打率は0.341(被本塁打4)とかなり打ち込まれています。
球種別の被打率を見てみましょう。

※データは1部抜けております。ご了承下さい。
1つづつ見ていきたいので、対左右のみ見て行きましょう。
<対右打者:被打率>

対右打者の被打率は0.341(上表は1部データ抜けているため若干差異があります)。
球種別の被打率を見てみても、苦しい状況にあることがわかります。
投球の中心となる直球の被打率は0.333。
スライダーに関しても0.273と打ち込まれており、その他変化球も痛打されることが多いようです。
与四死球も対左打者より多く、対右打者を苦手としているようです。
※「打数/四死球」の値が対右打者の方が悪い
これだけを見ると・・・
「直球」に球威がないのだろうか?
と思ってしまうのですが、細かい数値を見てみると、単純にそうとも言い切れないようです。
直球のキレを数値化するための参考として「空振り率+ファウル率」を抽出してみました。
※主要先発陣との比較(ケッペル・ウルフはツーシームのため除外)

吉川は四死球が多い投手ですが、直球の「ボール率」は悪くありません。
直球の各種数値は「ダルビッシュ」とよく似ています。
空振り率・ファウル率も高く、直球でストライクが取れているようです。
ダルビッシュの直球との大きな相違は「被打率」。
ようするに・・・
・打球が前に飛んだ場合、安打となる確率が高い
ということですね。
これはどうしてなのか?
と考えるとなかなか難しいのですが・・・直球に球威が無い・・・というわけではなさそうです。
「空振り」や「ファウル」が取れる直球を持っているのに、非常にもったいない感じがします。
やはりこの直球を生かすのは「変化球」になるのではないでしょうか?
<続く>
【参考動画:吉川の投球】
対左打者(青木)の動画ですが、なかなか良い球を投げてるんですけどね。
首脳陣が毎年期待するのもわかります。
いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。
ブログランキングに参加しておりますので、
宜しかったらクリックして下さいね。
皆さんのおかげで日ハムのカテゴリで5位なっております。
大変励みになります!
ありがとうございます。
にほんブログ村
【関連記事】
・日ハム 未来のエースは誰だ?!期待の先発若手を徹底検証! 吉川 光夫→その1「魅力の本格左腕」
・日ハム 未来のエースは誰だ?!期待の先発若手を徹底検証! 吉川 光夫→その2「課題の対右打者」
・ウルフを徹底分析.1「2011年の全球種割合!対左打者の被打率は悪い数値に・・・」
・ウルフを徹底分析.2「カウント別の球種割合・球種別被打率!決め球カーブが大きな武器!」
・ケッペルを徹底分析.1「2011年全球種内訳!低めに集めるツーシーム、目立つゴロアウト!」
・ケッペルを徹底分析.2「来季の課題は明確?高い与四死球率と被打率!伸びしろはまだまだ有り。」
・ケッペルを徹底分析.3「シーズン終盤に増えた『変化球』!苦手を克服する姿勢に伸びしろを感じる。」
・ケッペルを徹底分析.4「カーブを使い出してから被打率・与四死球率・防御率が向上!来季への道!」
・斎藤佑樹を徹底分析.1「2011年球種内訳!課題となった『被打率』『与四死球率』」
・斎藤佑樹を徹底分析.2「得点圏で圧倒的に低い被打率!強心臓が大きな武器!」
・斎藤佑樹を徹底分析.3「集中力のギアチェンジ!得点圏で『外へ・外へ』『低めへ・低めへ』!」
・斎藤佑樹を徹底分析.4「『故障前』と『故障明け』での投球スタイルの変化。増える直球系!」
・斎藤佑樹を徹底分析.5「シーズン終盤で飛躍的に良くなった『スライダー』!向上する空振り率!」
・武田勝を徹底分析.1「2011年全球種の内訳。大きな特徴は対右打者への圧倒的な強さ!」
・武田勝を徹底分析.2「対右打者に圧倒的な強さを誇るチェンジアップ!」
・武田勝を徹底分析.3「チェンジアップの制球力に注目!極端に低いボール率。」
・武田勝を徹底分析.4「直球は大胆に!『真ん中~高め』へ集める投球術!吉井コーチの教え。」
・ダルビッシュを徹底分析.1「2011年の結果と全球種割合」
・ダルビッシュを徹底分析.2「カウント別の球種割合。決め球はやはり・・・」
・ダルビッシュを徹底分析.3「最大の武器スライダー。被打率・空振り率はチームトップ!」
・ダルビッシュを徹底分析.4「直球のキレを示す数値は先発陣の中で断トツトップ!」
・ダルビッシュを徹底分析.5「球種別の被打率。唯一のウィークポイントは対左打者への直球か!?」


※画像は「Heart Beat」を管理している曾良さん(2011年ファイターズマガジン年間チャンピオン)から頂いております