ダルビッシュを徹底分析.2「カウント別の球種割合。決め球はやはり・・・」 | 日本ハムが行く!
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※画像は「Heart Beat」を管理している曾良さんから頂いております



<ダルビッシュ カウント別の球種割合>

下表は2011年ダルビッシュのカウント別球種割合です。
こうして見てみると、多少なりともカウントによる球種の傾向はでてくるようです

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※「ー」は0%(その球種を投じていないという意味)

1.2ストライク後はスライダー系の確率が飛躍的に上がる
2.カーブ系・フォーク系の球種は「ボール先攻時」は投じてこない
3.基本的に「ボールが先攻」するに連れて、直球を投じる確率が高くなる
4.2ストライク後は「ツーシーム」が極端に減少



「1」に関しては、ダルビッシュの持ち球で空振り率の1番高い球種が「スライダー系」
この球に自信を持っていることが窺えます。

「2」に関しては、Sカーブはタイミングを外すため・・・フォーク系は空振りを取ることが目的・・
という理由から、ボール先攻時は「有効とならない」という判断でしょう。

「3」に関しては、どの投手もそうかもしれませんが・・
やはり1番コントロールが期待できる球種は「直球」。
ストライクがどうしても必要な場面では必要不可欠な球種ですね。

「4」に関しては、少し興味深い結果です。
ようするに・・
主に「ツーシーム」は、追い込むまでに「ゴロを打たせる」「ファウルを打たせてカウントを取る」という
目的で投じることが多いということでしょうか。
まぁ、ダルビッシュの場合は「直球」や「スライダー系」がずば抜けて素晴らしいので、
「ツーシーム」に頼り過ぎる必要もないのでしょうけど・・

<続く>




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