1996年11月
茨城県つくば市にあるラジコンカー・サーキットの谷田部アリーナで
第一回EPツーリングカー全日本選手権が開催されました。

ストレートパックのバッテリー、ストック・モーター、4人乗りセダンのボディという規定の
スポーツマンクラス
マッチドバッテリー、モデファイド・モーター、スポーツカーからGTボディまで可という規定の
エキスパートクラス
この2クラスにのべ160名の選手がエントリーして開催されました。
そして、このレースの上位入賞者のほとんどに使用されていたのが、
京商のTF-2にミワホビー(アトラス)のオプションパーツを組み込んだマシンでした。
スポーツマンクラスはアトラス190シャーシにアトラス・スーパーストックモーター、
スピードマックスのC2Sシャーシを使っていた選手もアッパーデッキはアトラス製を使っていました。
エキスパートクラスはアトラス310Yシャーシにアトラス・ネオSSモーターを使っていました。

この時スポーツマンクラスで優勝したのが、アレックスの大久保行朗さんです。
のちにエキスプレス・ジャパン、CE4、バラクーダを販売したメーカーとなります。
名古屋にあるんですよ。 油圧機器の金属部品を加工している町工場です。
当時、モデルキッズという小さいコースがあって、塗装済みのボディを安価で販売していた
お店によく来ていました。
アレックスの方々が使用していたボディはモデルキッズが塗装したものです。
のちに、この優勝したマシンがモデルキッズの店内に飾ってありました。
自社のキットを開発するころは、よくラジコン天国名古屋店でテストしてましたね。
話がちょっとそれましたので、元に戻しまして、
このミワホビー・アトラスの活躍により、σ(´・ω・`)も京商TF-2のアトラスチューンのマシンに
突入するのでありました。
ミワホビーはσ(´・ω・`)の家から8kmです。
よく通いました。
運がいいと、店先にちょっとだけ置いてある30%off、50%offのアトラス製品が買えたんですよ。
では、σ(´・ω・`)の京商TF-2のアトラスチューンのマシンの紹介です。

初号機は、190シャーシ、クイックバッテリーチェンジャー、アトラス・スプラッシュモーターです。
全幅は200mmです。
京商のテーパー部で締め付けて使うユニバーサルシャフトが嫌で、確かクロス製に変更してあります。
ボディはシェブロンモデルのランチャストラトスです。

弐号機も190シャーシにクイックバッテリーチェンジャーです。
モーターはアトラス・ネオS、アンプはテキンの420G2です。
ボディはヨコモのチェイサーです。 (ドリフトカーのチェイサーではありません。古い初期のものです。)
全幅は190mmです。

参号車も190シャーシにクイックバッテリーチェンジャーです。
モーターは最も初期のころに販売されていたアトラス・ストックの23Tモーターです。
アンプはLRPのF1パワーを使用しています。
ボディはシェブロンモデル(ミワホビーが販売)のブガッティです。
このボディは第二回の全日本選手権のエキスパート用に開発されたボディなのですが、
JMRCAがエキスパートのボディも4人乗りセダンのボディのみに変更してしまったので
結局全日本選手権で使用できなくなってしまったボディです。
しかしこのボディは非常にすぐれていて、ワンランク上の速度が得られたボディでした。
JMRCA規定のレースでは使用できなくなりましたが、
山山杯などの地方のレースではよく使用されました。
ボディのデザインは第三回山山杯で山本昌広投手がミワホビーより提供された
ドラゴンズ・リーグ優勝仕様のデザインをまねて作ったものです。

次は四号機です。

これも190シャーシにクイックバッテリーチェンジャーを使用しています。
モーターはアトラスネオR、アンプはLRPのF1パワーです。
全幅は190mmです。
ボディはシェブロンモデルのブガッティです。
このボディのデザインは、第四回山山杯のあとTV放送用に
ワールドチャンピオンの広坂正美選手と競争させるシーンの撮影ために山本昌広投手が使用した
ボディをまねして作ったものです。

(。´・ω・)ん? エキスパートクラス用の310Yシャーシが無い!って、
(。・ω・。)ノ はい、 ちゃんとあります。

左と真ん中のマシンがアトラス310Yシャーシです。
左のマシンは全幅が200mmにしてあります。
真ん中のマシンは190mmです。
右のマシンは190シャーシです。
その他に、あとアトラス310Y仕様のマシンが一台分できるだけのパーツを所有しています。
(画像の容量がいっぱいになりましたのでパーツの画像は省略します。)
いくら30%off、50%offで購入できたとはいえ、
よくまぁ、こんなにも買い揃えたもんです。