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JAL

2009年6月1日にゼネラル モーターズ(GM)は連邦倒産法第11章の適用を申請しました。

このときにも、今回のJAL同様に巨額な年金債務が話題となっていました。


結局GMは実質的にアメリカ政府による国有化で経営再建を目指すこととなりましたが、


このGMはゼネラル モーターズ(General Motors)ではなく

       ガバメント モーターズ(Government Motors)であると揶揄されるに至りました。


以前、「JALの株主優待が欲しいので、株の買付を検討しているのですが」と相談を度々受けました。


この株主優待とは、2009年3月末時点で1000株(1単元)保有している株主に、JAL国内線全線1名分の片道運賃が50%割引となる優待券が1枚配布されるというものです。


これは、金券ですので、金券ショップなどで目にした方も、また利用したことがある方も多いと思われます。

相場価格は場所により多少の誤差はあるかと思いますが、だいたい5000円前後です。

つまり、JALは赤字であるため配当は出していませんが、株主優待で1000株につき、約5000円の価値を付加していることになり、1株あたり5円の配当をしていることと同じになります。


JALは話題に上るまで、平均200円の株価であったため、実質配当利回りは2.5%あったことになります。

現在は100円前後で推移しているため、株主優待が出て金券ショップでの相場価格に変動がなければ5%にもなります。


破産しないことを前提とすれば、現在の10年国債や預金金利と比較しても有利な運用が期待できます。

しかしながら、JALの単元株以上を保有する株主の数は200万人程度います。この200万人に、持ち株数に応じて株主優待割引券を交付する(優待券の経済価値を5000円として、すべての株主が1000株の持ち株と仮定します)ということはJAL全体として年間最低でも100億円の実質配当負担となっています。

したがって、財務体質の改善は難しく、赤字体質からの再生は容易なものではないものと思われます。



「空飛ぶ簿外債務」

プライベート ジェットやプライベート ヘリの取り扱いをしたことがありますが、座席数が250~300席の大型機には定価というものはありません。航空機は1機ごとの受注生産となるため価格交渉もそれぞれ個別に行われます。

しかしながら、JALにおいてはファイナンス リースなどと絡め新規購入した航空機を機材関連報奨額として利益計上していたと一部において言われています。

購入した航空機の取得原価はその支払対価以外にはあり得ず、また定価も存在しないにも関わらずです。


ファイナンス リースの驚くべきメリットは、

リースは法的には賃貸借であるため、リース債務を貸借対照表上に負債として計上する必要がないということです。

ただし、所有権移転外ファイナンス リースは、有価証券報告書提出会社並びに会社法上の大会社については、これを財務諸表に注記する必要があるそうです。


また、担保資産のない企業の資金調達において優位性を発揮します。



したがって、相談について当時は

「投資できる程の財があるのであれば、元本毀損リスクを取って優待割引券を取得するよりも、使用の都度金券ショップ等で割り引かれた優待割引券を購入するのが得策であると思います」

と答えていました。



私は公認会計士の資格を保有しているわけではないので、税制上および制度上の変更については責任を負いかねます。正確性については、ご自身の判断で税務や投資情報を調べていただきますようお願い申し上げます。


また、詳細をさらに追及されたい方は



法廷会計学vs粉飾決算/細野 祐二
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をご覧いただければと思います。

JAL以外にも・日興コーディアルグループ・ライブドア・NOVA・中央青山監査法人・みすず監査法人



について記されています。

恋愛ファイナンス論 Act2

告知

不二子ちゃん明日、「恋愛ファイナンス論」Act2を配信いたします。


第2回目は「リターン」についてです。


人間関係においても、ある人といるとプラスになる場合と、はたまた残念なことにマイナスになる場合と、


あるいは悲しいことにプラスマイナス0でいてもいなくてもなんて場合と.....。


ということは、ありませんか?


これは対象人物に抱いた自身の心の中にあるリターンと解釈できると思います。



ファイナンスにおいては数式に当てはめて出てくる結果がリターンです。


「リターン」=「利益」ではないのです。


Returnとは必ずしもプラス(利益)ではないことを知っていただければと思います。

原油価格

クリーニング業者とは下記2点から、ご縁がないらしい。


1.社会人になった頃から利用をさせていただいていた業者は、Yシャツの襟元に

                        「中生Bart」

と油性のマジックで書いて仕上げてきていた.....。

ぼくはビールを頼むときは「生ビール中ジョッキ」って頼んでます。

何を意図したものか真意は推測の範囲をでませんが、きっと「中性」と書きたかったのかなと。

それでも、少なくとも1着1万円以上はしているYシャツなので、今でも出掛けにシャツを選ぶときに目につくこの文字は、たまに凹みます。



2.「原油価格上昇のため、Yシャツとブラウスの値上げを行います。」

おととしあたりから、クリーニング代が値上がりしました。

であるならば、原油価格が下落したらクリーニング代は値下げすべきですよね?


(下図はWTI原油先物価格推移0710~0910の2年分週足チャートでStartが85、高値が145、現在が79です。)


電気料金でさえ燃料調整費は月々マイナスになっているのに、クリーニング業のボイラー等に使用する燃料だけが高いままなわけがないですよね?



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中東産油国から日本までタンカーで原油を輸送するのにだいたい6ヵ月かかるといわれています。

ということは、先渡取引で値決めされ決済してから半年かかって到着し、精製され使用することになります。

では、上図のチャートの6ヵ月前はどうなっていますか?


一方で、産油国はどうでしょうか。

現在の原油先物価格を79ドルとして、油田の採掘および維持コストが10~20ドルといわれており、上限の20ドルとして、サウジアラビアの生産量を日量800万バレルとして、計算してみます。


                        (79-20)×800万=4.72億ドル


となり、毎日地中から4.72億ドルの利益が湧いています。

にもかかわらず、産油国はバイオ燃料への投資も積極的に行っています。なぜなら、ハイブリッドにすることにより、原油の枯渇を遅らせることができるためです。

更に、株式投資にも積極的であるといわれており、念頭においていただきたいものに「シャリア指数」というものがあります。SWF(ソブリン ウェルス ファンド)などもキーワードです。ご興味のあるかたは、ぜひ検索してみてください。




先物取引と先渡取引の相違点

1.先物取引は取引所で取引され、取引相手が特定されない。

取引方法は市場で規格化・標準化されている。

  先渡取引は投資家間の相対で取引され、1対1の契約で相手が特定される。

取引方法は相互の合意に基づく面が大きい。


2.先物取引は毎日、証拠金の値洗いをおこなう。

  先渡取引は受渡日に清算をする。


※先渡契約では受取日まで清算をしないため、その間に契約の履行ができなくなる可能性があるため、先物契約では、その可能性を小さくするために契約の履行が不可能になった時点で反対売買によって損失を確定して契約を解消する。(ロス カット)


・先物市場:証拠金を利用してデフォルト(倒産)リスクを抑えているため、信用状態を調査することが困難な個人や企業にとっても利用可能なものとなっている。

・先渡市場:信用状態の明確な企業が利用することが多い。


ウェイキング ライフ

幻覚のような時間.....


なかなか寝付けないとき、このDVDを観ます。


ベースの音が心地よく、実写フィルムにペインティングをし、揺らめく映像が眠りを誘います。


多岐にわたるそれぞれの哲学が更に輪をかけて深い眠りへと誘います。


内容はかなり深いのでじっくり観ても見識が広がる作品です。






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