Flower Show
今日はフラワーショー(日本で言うガーデニングショーとか、お花の見本市みたいなもの
)を見に行ってきました。 場所はヴィクトリア・パーク。 今日から10日間開催されてます。
日本で国際バラのガーデニングショーとか見に行ったことがあるので、それに比べたら規模はかなり小さかったです。 真ん中にいくつかのテーマに分けて庭が作ってあり、日本庭園らしきものもありました。
まわりには小さなブースがあって、そこでお花関係のものが買えます。 蘭とかカトレアが多かったけど、目を引いたのは黄色い良くわからない物体。 何かと思って近くにいったら、黄金霊芝と書いてありました。 手のひらに乗るような小さな植木鉢に盆栽みたいな枝ぶり(?)で。 さすが、香港![]()
その隣のブースには高さ10cm位の小さな蘭が並んでました。 本物かと思ったら硬い・・・ 何で出来てるのか聞いたら、日本製のアートクレイ、と言うのを出してきて見せてくれました![]()
フラワーアレンジメントも飾ってあって、あ、これすごい
と思ったらSOGETSUと書いてありました。 香港人があんなに香港で日本の草月流を習ってるとは・・・ 知りませんでした。
決して広くはなかったんだけど、歩きつかれてお昼ごはんを食べに行きました
そしてそのままドラゴンボートの練習へ… 疲れたのでシエスタします![]()
サグラダ・ファミリア
バルセロナと言えばガウディ。 ガウディと言えばサグラダファミリア。 なので、サグラダファミリアについて書いてみようと思います。
私が初めて行ったのは今から15年前
当時は工事のための予算もほとんどなく、いつ行っても何もしてないような感じでした。 両側に4本ずつ塔がたってて真ん中は穴が掘ってあるけど、何にもないし上を見ても空
とクレーンが見えるだけ。
よくわかってない私はそれが完成後にはもっと高い塔がいくつもたてられて、真ん中の広場が教会堂になることなんてまったくわかってませんでした。 当時は完成まであと200年かかる、と言われてました。
だったらもっと工事をさっさとすれば良いのに、と思ったけど、わずかな寄付金で工事費をまかなってたのでそれも無理だったんですね。
それがバルセロナオリンピックの年から観光の目玉とするためにカタルーニャ政府が動き出して、予算がつくようになりました。 すると工事も急ピッチで進みだし、それまでなかった両側の塔の周りに壁のようなものが出来上がり、しばらく行ってない間に穴ぼこだったところは地下室になり、天井も出来上がり、何本もの柱がそれを支えています。
地下室は今は博物館になっていて、作業場をのぞけたり、完成予定の模型が置いてあったりします。
バルセロナに行くたびに、完成まであと200年だったのが100年になり、60年になり、今では40年とか30年、なんて声も聞こえてきます。 予算がついたこととやっぱり現代の技術を持ってすれば、そんなの作るのわけないよ
って感じなんでしょう。
いつ行ってもわずかであれ何かしらの変化はありましたが、7年ぶりに行ったときの衝撃は大きかったです。 私が生きている間に完成を見ることはない、と思ってましたが、あと30年で出来るなら見れるかもしれない![]()
でも、スペイン人の友達が言うには、サグラダファミリアは出来上がってないからみんなの興味を引くんであって、出来上がってしまったら、そこらの教会と同じただの教会になるだけだ…と。 それも一理あるような気がして、なんか複雑な気分になってしまいます![]()
Artwalk
今日はArt Walkに行ってきました。 これは香港で年に何回か行われるもので、画廊が夕方5時から夜中12時までArt Walkのチケットを持ってる人だけを対象にオープンするんです。
このイベントに参加してる画廊は香港内に40箇所あって、事前にチケットを買って当日シール(チケット)を見えるところに貼っておけば、好きな時間に好きな画廊に入れます。 それぞれの画廊にワイン
とおつまみが置いてあって、好きなだけもらえます。
私は友達と6時にスタートして、10時半まで、16箇所の画廊を廻りました。 置いてあるのは中国、ベトナム、シンガポールなどの絵や写真が多かったです。
ものすごい盛況で、2時半にチケットを買いに行ったときには残り20枚しかありませんでした。 行ってみると、それぞれの画廊はとても小さくて、どの画廊も外まで人があふれかえってるんです。 来てる人は西洋人が主で、中国人は1割か2割くらいでした。
日本画とも西洋画ともちがって、面白かったです。 でも、4時間半ほとんど座ることなく歩き続けたので疲れた・・・![]()
イタリア旅行
去年の夏、バルセロナに4週間行った帰りにローマに2泊しました。
ローマは3回目だったんだけど、過去2回は個人旅行。 今回はやっぱり一人だったけど、ローマ人と結婚してるスペイン人の友達の家に泊めてもらったんです。
旅行の内容がぜんぜん違いました。 地元で一番のジェラート屋さんに連れてってもらったり、ガイドブックには載ってない、小さな教会だけど、中に一枚だけきれいなフレスコ画があるところとか。
郊外の競馬場が夏の間だけ南米のお祭りみたいになってて、面白いから飲みにいこう、ということになりました。 中が何箇所にも区分けされててそれぞれテーマが違って、サルサが踊れるところ、コンサートをやってるところ、チャチャチャを踊れるところ、サンバを踊るところ・・・ 夏の間の2,3週間しかやってないから、観光客はほとんど居なかったと思います。
カタコンベにもつれてってもらいましたが、歴史をちゃんと勉強してるから、うんちくもあるし。 過去2回の旅行でミーハーにローマの休日に出てくるところを回ったりしたのとはまったく違った旅行でした。
まぁ、初めて行ってこの旅行だったらちょっと悲しかったかも知れないけど、(コロッセオもフォロロマーノも見てないので)、3回目の旅行でなんか色々と大発見でした。 今まで食べたことのない、ローマ名物の大きなオリーブに肉を詰めてコロッケみたいに揚げたのとか食べれたし、大満足![]()
スペイン人の休日の過ごし方 その2
先日書きかけたスペイン人の休日の過ごし方 の続きを書きます。
バルセロナ郊外に住んでる3世代のお家。
70代のおじいちゃん夫婦は週日も週末もなく、同じリズムで朝起きて夜寝ます。 でも、土、日は娘夫婦もそろうし孫たちも学校がないので、みんなで食べるご飯を作ります。
土曜日のメニューはButifarra(ソーセージ)と白いんげんの煮物。 塩ゆでしたいんげんにオリーブオイルをかけて食べます。 日曜はパエリァ! 外でまきで炊いたおばあちゃんのパエリァは最高です。 私にとってはバルセロナ一です。
お昼ごはんが終わると(5時ごろ)後はゆっくり、後片付けをして、夜もゆったりテレビをみて静かに一日が終わります。
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娘夫婦は平日共働きなので、土曜日は掃除をしたり、買出しをしたり、翌週のご飯を作って冷蔵庫に入れたり、とばたばたしてます。
旦那さんは日曜の朝、早起きして仲間と自転車のツーリングに行きます。 そしてパエリァにあわせて帰宅。 午後は私が行ってる時には、この娘夫婦と食後の散歩に出かけ、バーの外に出てるテラスでコーヒーやビールを飲んだりします。
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ティーンエイジの孫たちは、それぞれ友達と忙しそう。 でも、ティーンエイジ、と言っても中学生。 近所の友達の家に行っておしゃべりをしたり、電話をしたり。 でも、家族がそろってご飯を食べる時間には、必ず家に戻ってきます。
どの世代を見ても思うのは、家族をすごく大事にしてること。 お嫁に行ったら大変なのかも。
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(番外) 前回書いた家族のほうの私の友達、マドリッドで彼女と住んでいます。 これは30代カップルですね。 まだ結婚はしてなくて、二人とも家を持ってます。 一人は市内、もう一人は郊外。 なので、平日は市内の家から仕事に通い、週末は買出しをして郊外の家に行きます。 広い庭があってテラスにテーブルといすを出し、そこで朝ごはんも昼ごはんも晩ご飯も食べます。
たいした料理は作らなくて、出来てるものを買ってきたりすることが多いけど、朝の気持ちよい風に吹かれながらの朝ごはん、夕日を見ながらの晩ご飯、もう最高です。 料理に時間を掛けるより、二人でそういう時間を過ごすことを大切にしてるように思いました。
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それにしても、うらやましいーーー
私もそういうふうに時間を使ってみたいっ![]()
サラゴサ-バルサ
今日の試合はチェルシー戦のようなespectaculoではなかったけれど、後半、気合の入ったバルサが決めてくれました。
試合開始直後から野次が多いな、とは思ってたんです。 テレビでは内容まで聞き取れないけど。 バルサのコーナーキックの前に突然審判がピッチの外へ出て行くので、何が起きたか?と思っていたら、エトゥがサラゴザの選手となにやら言い合っているよう。 その後、口の動きで”No mas"(No more)と言ったと思ったら、ピッチを去ろうとしています・・・ 双方の選手、審判、監督まで飛び出して結局説得されピッチに戻りましたが、そこからバルサの選手たちは気合が入りました。
どうやら、スタンドからの人種差別的な野次が多いのでやめさせるよう、審判がマイクでのアナウンスを頼みにピッチの外に出たようです。 そして、その間にエトゥはとうとう堪忍袋の緒が切れて、仲間に「もう、がまんできない」と言い残して去ろうとしたみたいです。
それにしても、スタンドからの野次で自ら交代を要求するとは、さすがエトゥ、相変わらずやること激しい・・・ でも、よっぽどひどいことを言われてたんでしょうね・・・
スペインってそれぞれの地方の独立心とか誇り、とか、そういうのがとても強い国なんです。 それが高じて普段素行と口があまりよくないアフリカ人のエトゥに野次が集中したんでしょうか・・・ よくわからないけど、こういう後味の悪い試合はなくして欲しいです。
カーニバル
今日はラテンの人たちとカーニバルのパーティでした。
パーティのテーマはベネチアンカーニバルで全員仮装をしていかなきゃならないんです。 あんまりノリノリじゃない人はマスクだけ。 でも、みんなスゴイんです。 友達、夫婦などでテーマを決めて、すごい派手。 仮装のテーマは自由なので、インディアンあり、ロシアの民族衣装あり、ベネチアのゴンドラの漕ぎ手の格好してたり・・・ でも、一番多かったのはやっぱりベネチアのマスクをして中世のドレスを着ている人。 全部で150人くらい居たかも。
ちなみに、私は『さゆり』の芸者をやりました。 昼から美容院に行ってセットしてもらい、浴衣を着て(着物は自分で着れないのと、香港は暑くて無理・・・)、目にはブルーのカラコン。
日本に居たら、大人が仮装してパーティに行く機会なんてほとんどないから、思いっきり楽しんできました。
でも・・・ 8時から開始予定なのに8時過ぎに行っても10人くらいしか来てない・・・ 結局9時ごろ始まって12時半ごろにほぼすべてのプログラムが終了。 後は踊り続けるみたい。 私は帯が苦しくなってきたのと、浴衣でサルサはさすがに踊りにくいので、1時ごろに引き上げてきました。
やっぱり、あの人たちは元気だ・・・
2度目の練習もやっぱりハード・・・
今日2度目のドラゴンボートの練習に行ってきました。 先週火曜日にはじめてやって、金曜は悪天候のため、キャンセル、今週火曜日は都合が悪くていけなかったので約10日振りの練習でした。
1回目よりは体も痛くないものの、それでも全身が痛いです・・・ 前回は寝てる間にも体が痛くて半分寝ながらストレッチをしてました・・・ 今日は安眠できるかしら・・・
帰りもバスと歩きで帰ってきたからなんかすごく疲れた・・・ 今日は早寝することにします。
ジャガイモ畑で先勝!
勝ちました!!! 1-2
チェルシー、嫌いです。 去年のチャンピオンズリーグを見逃してて、プレミアリーグにも興味ないので、チェルシーのプレイを初めて見ましたが、きたない。
まず、試合前、水を9時間撒きピッチを水浸しに。 (芝生に水をやらなきゃだめだ、といういいわけで。) 試合前の監督インタビューでも、あれやこれやとバルサを批判。 試合が始まってからは危険なタックルの連続。
ジャガイモ畑でもバルサのほうがチェルシーより上 (sport.es)
そう。 姑息な手を使っても今のバルサの勢いは止められません。 ついにプロレス技でデル・オルノがメッシを止めに行きましたが、泥レスピッチでも一応サッカー
一発レッド退場となりました。
チェルシーは自分からは打って出ず、ひたすら守り、バルサのミスをついて裏に出る、という作戦でしたが、今日のバルサはとても集中してました。 何度かひやりとする場面もありましたが、モッタとバルデスがゴール前で交差してオウンゴールになってしまった以外は、点数を許しませんでした。
カンプノウでの対決のときは、最高のピッチ状態できれいなプレイ、きれいなパスを存分に見せて欲しいです![]()
スペイン人の休日の過ごし方 その1
スペインに行くときは、いつも友達の家に泊めてもらいます。
バルセロナにいくときは大抵か2つの家に泊めてもらいます。 1軒はバルセロナオリンピックがあったときに一緒にボランティアで通訳をした仲間のひとりの家。 もう一軒はバルセロナに住んでたときの大家さんち。
最初の通訳の友達は、当時は大学生だったけど、今は社会人になってマドリッドに彼女と住んでます。 なので、バルセロナは彼の両親と弟が住んでて、友達不在にもかかわらず泊めてもらってます。 その家はサンツ駅の近くにあるので学校に通うにはとっても便利。
もう一軒は、バルセロナの郊外にあるので、主に週末、パエリァを食べにいきます。
この2軒の人たちをを見てると、スペイン人の各世代のちがいがわかるんです。
まず、市内の方は、両親←50代、 弟←30代前半・独身。 郊外の方は、大家さん夫婦←70代、娘夫婦←40代後半、孫たち←ティーンエイジャーなりたてほやほや。
市内のお家の両親は、お父さんが退職して家にいつも居ます。 お母さんは数年前に思い立って勉強をして助産婦さんの試験を受けて、今では病院で2時から8時くらいまで働いてます。
平日早く起きて仕事に行く前に掃除やみんなのお昼ご飯を作るので、休みの日はゆっくりするのかと思いきや、やっぱりお母さんは早く起きてプールに泳ぎに行ってしまいます。 それからお昼の用意。 お父さんとゆっくり食べれる日は週末しかないので、はりきってごちそう。 親戚や友達が突然遊びに来ることもあります。 でも、あるものしか出さないから、といつでもWellcome。
お父さんは外に出かけるのが好きではないので、よくスペインの町の中でみかけるように二人で手をつないで散歩に行く、見たいな事はしません。 お母さんは買い物に出かけたり、そこで知り合いにあって立ち話をしたり、ととってもActive.
日曜はおじいちゃんの家にご飯を持っていって一緒に食べたり、月に1回はお母さんの出身のピレネー山脈のふもとの村に住んでるおばあちゃんの家に1泊で出かけたり。 ちょっとゆっくりしつつ、家族との時間をとっても大切にしてます。
30代独身の弟は、金曜に飲み会がある、ないにかかわらず、土曜日は大概12時ごろまで起きてきません。 私が遊びに行ってるときは私につきあって、お昼を一緒に食べに行ったり、夜は映画を見たり飲みに行ったり。
日曜も友達と出かけることがほとんどで、でも、晩ご飯は家で軽く食べて12時前には寝てしまいます。
スペイン人と言うと、陽気で軽くて遊び好き、みたいなイメージがあるけど、実は家では以外に静か。 そして、どんちゃん騒ぎするときのためにパワーをためてます(?)。
長くなったのでもう一軒の人たちのことは、また今度書きますね。
