「LWAN」のシガーが美味しい理由
Bar Spirits の葉巻の仕入先である浅草「LWAN」。
シガースモーカーから絶大な高評価を得ているお店。
「LWAN」から葉巻を仕入れるまでは色々な所から葉巻を仕入れてましたが、今では「LWAN」で統一してます。それだけ「LWAN」の葉巻は素晴らしい状態のモノばかりです。
状態だけでは無く、「LWAN」のシガーには共通の個性(ほのかな甘い香り)があるような気がしていたのですが、「LWAN」のご主人に、
「どうしてLWANのシガーはこんなに美味しいんですか?」
と、聞くだけ野暮だと思い、今まで聞かなかったのですが、なんとなく「LWAN」店内のウォークインヒュミドールの奥のロフト状になっている上の倉庫に秘密があるような気がしていました。
とある日に、意を決して、
「上の倉庫って見せてもらって構いませんか?」
と、聞いたところ快く承諾していただけたので覗いてみると・・・
そこには壁一面のスペイン杉の引き出し状の棚が!こ・・・これは?
「それはエスカパラーテです」
はて?エスカパラーテとは?
シガーは通常、職人が巻き終わったあと50本の束にされ、品質チェックを行います。品質チェックをパスした束が、エスカパラーテと呼ばれるスペイン杉の棚で温度16~18℃(やや低目)湿度68%前後で1~2ヶ月寝かされ、巻かれた時はバラバラの味わいの葉同士が、馴染んで味が均一化し、スペイン杉の香りをたっぷり吸い込んで、シガーならではの甘い香りが付きます。(この後、リングが巻かれ箱に入れられ出荷)
しかし!
2000年当たりからタバコの葉の品種改良(より短い熟成期間でより良い香り、安定した香りが出る仕様)や経営陣の編成などがあり、以前とは作り方が変わりました。この頃から、どうやらエスカパラーテが行われないようになったらしく、
「品質チェック→即出荷」
と、なっているらしいです。「今のキューバシガーはエスカパラーテを行わなくても十分美味しい」と言ったとか言わなかったとか。
ただ、当たり前ですが2000年よりずっと前から葉巻を嗜んで来た方が、味わいの変化に気付かない筈もなく、「最近の葉巻は出来立ては青臭くて香りが良くない」と、おっしゃる方が沢山出てきました。
「LWAN」のご主人も、もちろんそんな方の一人で、いち早くエスカパラーテが行われなくなったんじゃないか推測し、「LWAN」を開業した時には、倉庫にキューバさながらのエスカパラーテを設置。この際、日本にはスペイン杉を取り扱っている業者が一つもなく、現地から直接スペイン杉を取り寄せてエスカパラーテを作りました。
「LWAN」ではキューバから届いた葉巻を一旦全て箱から出し品質チェックを行った上、現地と同じように50本の束を作り、少し低めの温度でエスカパラーテで寝かせ、納得のいく状態に仕上がるまで店頭には並べないそうです。
現地では1~2ヶ月寝かせるそうですが、「LWAN」では納得がいくまでは何年も寝かされる場合もあるそうです。
葉巻を輸入してから店頭に並べるまで、これだけ手間と時間のかかる工程を経ているシガーショップが世の中にあるのでしょうか!?スイスにあるジェラールという世界一有名な葉巻の小売店が似ている事をやっているという話を聞いたことはありますが、日本では間違いなく無いでしょう。
もし、このブログを読んで、これと同等、あるいはそれ以上の事をやっているシガーショップをご存知の方がいらっしゃったら、是非小生に教えて頂けたら幸いです。
そんな手間暇をかけてスペイン杉の香りとご主人の魂と愛情をたっぷり吸い込んだ日本一美味しいシガーを、是非、Bar Spiritsでご堪能下さい!
Bar Spirits 速報 年末年始号
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┃Bar Spirits 速報
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 ̄ ̄【2012/最終号】
この間、あけましておめでとうございますと挨拶していたつもりだったのですが、時の流れの速さは残酷なものですね。
元旦に立てた今年の目標はほとんど達成できてません…トホホ
世間では、お腹にくる風邪やノロが流行っていますが、皆様変わらずお過ごしでしょうか?
どうやら今日は地球最後の日らしいので、後悔の無いよう、今日は旨い酒を飲みましょう!
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┃1 ┃年末、1月の休業日
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・23日(日)
・24日(月・祝)
・12月29日(土)より
・ 1月 3日(木)まで
・ 6日(日)
・13日(日)
・14日(月・祝)
・20日(日)
・27日(日)
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┃2 ┃オススメ新入荷情報
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Bar Spiritsでは今年を締めくくるに相応しい各方面で最高レンジの一杯を揃えました!
【カルヴァドス】
<アドリアン・カミュ ラルーテ>-------
マスターが皆様に一番飲んで欲しかった一杯がついに登場!
最低50年、最高で100年以上熟成の原酒をブレンドした平均熟成年数70年というモンスタースペック!
非常に変化に富んだ一杯!一口ごとに甘く味わいが変化します!
詳しいティスティングノートはコチラ→
http://ameblo.jp/bar-spirits/entry-11431469161.html
【シングルモルト】
<オクトモア 10年>-------
最強ピーティー「オクトモア」が10年ものがついに登場!日本未入荷品!
とんがってたアノ娘もこんなに丸く複雑味を増して帰ってきました!ただ10年熟成でありながら英世2.5枚でのご提供です!これは高い!
<グレンリベット1973 38年>-------
でたっ!Bar Spiritsでは珍しいメジャー蒸留所の超熟!
フレッシュなフルーツとフローラルな香り!超熟らしい柔らかい口当たりと長い余韻!
これぞ!グレンリベット!40年近い熟成年数でありながらなんと英世2枚でのご提供です!
これは文句なく安い!
【ラム】
<ロン・サカパ XO 2003 イタリア限定品>-------
日本に数本と入ってきてないロン・サカパの超限定品!
これ以上高いラムは飲んだことはあるけれども、これよりうまいラムは飲んだことが無いっ!
これを飲まずしてロンサカパを語ることなかれ!英世2.5枚でのご提供です!
【甘口ワイン】
<ドメーヌ・ボリー1927 85年熟成>----
本場フランスから超長熟甘口赤ワイン!驚愕の1927ヴィンテージ!85年熟成!
しかも酒は枯れずフレッシュで活き活き!甘さ、程よい酸味キレコク!
素晴らしいバランス!お酒の弱いあなたにも是非! 英世3枚でのご提供です!
高いものばかりですが、もちろんリーズナブルなモノも準備はございます!安心してご来店下さい!
アドリアン・カミュ ラルーテ
久しぶりの酒ブログです。
秋からずっとオススメしてきたカルヴァドスの真打が登場です!
「アドリアン・カミュ ラルーテ」!
最低50年以上、古いものでは100年以上熟成をかけた原酒をブレンド。
平均熟成年数なんと!70年!
■これぞビロードの舌触り(舐めたことないけど)柔らかく、舌にまとわりつくよう。
■熟れたリンゴ、洋梨、はちみつ、バニラ、カラメルの甘い香り
■甘く、フレッシュで青々としたリンゴと完熟リンゴ、焼きリンゴのニュアンスが複雑に絡み合う。しかも一口飲む度に甘く味わいが激しく変化する。
■ほのかに苦味をともなった繊細ながら長い甘酸っぱいフィニッシュ。
とにかく変化に富んだ一杯です。グラスを傾ける度に香り、味わいが甘く、舌触りが絡みつくように変化します!
グラスを回して空気と触れ合わせるようにゆっくり、じっくり飲んで下さい。
小生が今までの人生で一番美味しいと思った一杯です。自信を持ってオススメします!
英世4枚でのご提供です!30分~1時間くらいかけて楽しんで下さい!
おすすめマリアージュ
□ドライフルーツ
□レーズンバター
◆ラファエルゴンザレス ペティコロナ
◆モンテクリスト No.2
◆モンテクリスト ペティエドムンド
初心者の為のシガーの吸い方講座?
さて、またしても久しぶりのブログになってしまいました。
これから年末に向けて飲み会も増えて、その合間にシガーでも始めてみようかな?
と、お思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ただ、シガーについて良く解らない…。一度別のバーで試してみたけど良さが良く解らなかった…
そんな方のシガーに対する理解を深め不安を取り除き、回りの知人たちは持っていないであろう高貴な趣味、嗜好を持ちたい。
Bar Spiritsはその入り口であるお店でありたいと思っております。
シガーの基礎知識は当ブログの過去記事で学んでもらうとして、今回のテーマはズバリ、
「シガーとお酒の合わせ方」
で、ございます!!
基本的には飲みたいお酒を飲んでもらって、吸いたい用にシガーを嗜んでいただくのが一番なんですが、
「そもそも、どんなお酒があるのか解らない」
「どうせなら格好良く嗜みたい」
「知ったかぶりを部下に語る中年にはなりたくない」 「葉巻と言えばコイーバだろ?」「俺はコイーバしか吸わないんだ」と声高らかに言う人が典型。ちょっとみっともないです。
と、言う方のために、私流の「シガーとお酒の愉しみ方」を記したいと思います。
まずは葉巻の味わいを、
1、シガーに火をつけた直後
2、シガーが半分くらいの長さ
3、火がもうシガーのリングの近く
この3段階に分けて3杯くらいで葉巻1本を余すことなく嗜む!
(ご存知の方も多いと思いますが、小生は非常にお酒が弱いです。店の中、外、問わずちょっとしか飲んでないのにベロベロで上機嫌な小生を見たお客様は少なくないハズ。そんな私基準ですので、あくまで参考までに。。。)
1、シガーに火をつけた直後
シガーの煙の量もまだ少なく、味も繊細です。お客様の口の中も、前のお店で楽しんだ食事やお酒の余韻がまだ残っていると思います。
まずは口の中をリセットしつつ、喉をうるおしつつ、葉巻に合う一杯…それは
「モヒート!」
って言うのが王道ですが、それではあまりにもベタすぎると言う人のために、
■レブヒート! …スペイン生まれのシェリーを7UP(当店ではジンジャーエールで代用)で割った、塩っぽさと程よい甘さ。キレの良い極めてアルコール度数やさしめロングカクテル!
■ハーバードクーラー! …カルヴァドス(リンゴのブランデー)をレモンと砂糖を加えてシェイクし、それをソーダで割ったもの。バランスの良い甘みと酸味、豊かな果実香と樽香がたまりません!
■ジャングル! …ピンガ(ブラジルの砂糖キビの酒)に少しシャルトリューズ(ヴェール)を加え、パイナップルジュースで割ったもの。南国を思わせる香りに、微かな清涼感のあるハーブ香。柔らかな口当たりが紫煙の世界への入り口を切り開きます!
2、シガーが半分くらいの長さ
葉巻の本領発揮です。味わいも濃くなって香りも一層深まります。小生は葉巻に負けないような強いお酒を合わせます。
■シングルモルト …塩辛くスモーキーなモノからフルーティーでフローラル、アタックが強いモノから優しいモノまで味わいのバリエーションが非常に幅広く、あらゆるニーズに応えてくれる至高の酒。ただ、当店ではありふれた固定のラインナップは準備が御座いません。お客様の好みにあった最高の一杯をご用意しますので、好みをスタッフにお伝え下さい。
■ブランデー …当店では着色料や香料を使ったブランデーは一切置いてありません。手作りに拘った少量生産の自然なブドウの香り、自然な樽香、素材の味を存分に楽しめる作り手の「魂」がこもったボトル達が並んでいます。そしてメジャーブランドよりも低価格で高品質!気分はユウジロウ!
■カルヴァドス …今、Bar Spirits 絶賛パワープッシュ中のお酒。リンゴのブランデーです!
「あー、あの甘酸っぱくて飲みやすい酒?」
と、思った方。残念。それはアップルワインです。
カルヴァドスはモノによりますが、非常に高貴な香り、柔らかな口当たり、仄かな甘味を伴ったドライなフィニッシュが特徴のお酒です。あらゆるシガーとの相性も抜群。
しかも熟成年数から考えると非常にコストパフォーマンスが高い!ラインナップは決して豊富では有りませんが、貴公を幸せにするボトルが待っておりますので、是非お試しください。
■シェリー …強いお酒はちょっと…でもシガー通を気取った飲み方が楽しみたい!と言う方にオススメ。スペインの酒精強化ワインです。コチラも味わいの幅は非常に広く、白ワインのように、キレのある辛口から、レーズンを液体になるまで煮込んだようなトロっとした極甘口のモノまで。ここでは樽香豊かな熟成のかかった中辛口のパロコルタードや中甘口のオロロソをあわせてみましょう。
3、火がもうシガーのリングの近く。
煙も熱くなってきて味わいも辛みや苦味を帯びてきます。少し甘みや粘性の強いお酒、おつまみを合わせると、あら不思議!葉巻はまだまだ美味しく嗜めます!
□レーズンバター、生チョコ …葉巻の味が濃くなってきた上に、お酒も強いものを合わせてきたとなると舌が疲れてきます。ここでつまみの出番です。動物性の脂で舌をコーティングしてみましょう!舌がやすまるうえに上記のお酒やシガーがより一層味わいをふかめます!
■グラスホッパー …密かに小生が葉巻に最も合うカクテルでは無いかと思っております。葉巻を美味しくする要素である、ミントの清涼感、チョコレートの甘味、生クリーム。全てが揃っております!
■カルーアミルク …グラスホッパーもそうですが、男性はなかなかバーでは頼みづらいカクテル。もともとランチ後のタバコとコーヒーが旨いのなら、夕食後のカルーアとシガーも悪くないのでは?と思う小生であります。小生は結構バーで頼みます。
■モヒート …最初でなく、最後にモヒートを頼むのも面白い注文の仕方だと思っております。ニコチンで被われた口内をBar Spirits独特の少し甘めのモヒートでリセットしつつ、より味わい深く楽しんでしまう。ちょっと試して頂きたいですね。
他にも、アレクサンダーや極甘口シェリーなども定番ではありますが、相性がいいかなと思います。
と、私流と紹介をしましたが、小生が葉巻の師匠と崇める人物もおおよそこのパターンで葉巻を嗜んでいる事が多く、多分、このスタイルは何処のシガーバーでやってもスマートに映ることうけあいでしょう。
さて、では結局、シガーをスマートに嗜むにはいくらかかるのか?例を幾つかあげてみましょう。
◇小生以上にお酒が弱くても、
シガー …ロメオ・イ・フリエイタ No.3 ¥1200
1杯目 …レブヒート ¥1000
2杯目 …ドライサック オロロソ15年(中甘口シェリー) ¥1200
3杯目 …グラスホッパー ¥1200
計¥4600
◇少しリッチに
シガー …ラファエルゴンザレス ペティコロナ ¥1200
1杯目 …モヒート ¥1500
2杯目…ルモルトン1970 36年(カルヴァドス)¥1800
つまみ …生チョコ ¥ 800
計¥5300
◇少しハードに
シガー …ポーララナーガ キャビネット ¥1200
1杯目 …グレンリベット 1973 38年 ¥2000
2杯目 …ポールジロー 25年(ブランデー)¥1200
つまみ …レーズンバター ¥ 800
計¥5200
なんと!30年オーバーの酒とシガーを合わせても¥5000前後!まぁ、新橋ならではの価格ではあるんですが。
さぁ!ヨーロッパ貴族の紳士の嗜好品を5000円札を握りしめて新橋で楽しんじゃいましょう!
(あ、言い忘れましたがサービス料5%を別途頂いております)スタッフ砂子田ブログ BL-4 「ロメオ・イ・フリエイタ No.3」
最近周りを見るとクリスマス一色ですね。街を歩けば煌びやかなイルミネーションが道を飾り、手をとり合うカップル達…このなんともいえない心を温めてくれる王子様は一体どこにいるのでしょうか?
新橋のまりりんこと砂子田は王子様を探し中なわけですが、王子様がいても報われない恋をしている人もいるんですよね…。報われない恋、茨の道をあえて進む2人、私の愛読している本にはよくそんなシチュエーションが出てきます。もしかしたら、なんとなく頭にあの作品が浮かんだ方、いらっしゃるかもしれませんね。このブログは私の王子様探しのためでもなく、愛と恋を語るブログではありません。葉巻きですね!ではなぜこんあ前置きをしたかというと、今回の葉巻きは
「ロメオ・イ・フリエタ No.3」キューバ産 です。
カタカナ表記だとピンと来ないかもしれませんが、正式表記をすると、「Romeo y Julieta」となります。つまり、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」に由来しているのです。ロメオ・Y・フリエタは1875年頃にスペインの実業家が発表、1903年に現在のブランド名として確立した老舗ブランドの1つとなっています。リングをよく見てみると、ロミオとジュリエットがベランダから互いを見つめ合う絵が描かれています。
また、このブランドは、ウィンストン・チャーチルの愛用の葉巻きであり、007のジェームズ・ボンドの愛用葉巻きという設定もある、昔から多くの人に愛されてきた葉巻きです。
■吸い口は軽く、干し草のような乾いた風味が始めに漂います。
■次第にハーブのような香草の香りが混ざり合い、苦味やスパイスを絶妙に調和してくれます。
■最後はスパイスが効いており、全体を通してピリッとした印象かと思います。
葉巻きの味わいも、やはり悲劇の恋。甘ったるい恋の味ではなく、哀しみ、切なさ、そんな複雑な恋を背負った味わい。つまり、単調な味わいではなく、様々な香り、味わいが入り乱れている複雑な味わいです。
しかし、複雑なのは葉巻きとお酒だけで充分ですね。あ、あと複雑な恋物語は一部の方はご存知のとあるジャンルの本で充分です☆何の本か気になる方は私に防腐剤をお渡しください。(笑)
今回シガーを吸ってきたお店は第2回の「パンチ」を吸ったお店と同じ所です。お店の詳細を聞かれることが多かったので、今回ブログにお店の情報を掲載させていただきます。(許可済みです。)
「ECO FARM CAFE 632」
東京メトロ千代田線 明治神宮前(原宿)駅 B7出口より徒歩1分
URL: http://www.piazza.co.jp/
ランチとディナーどちらも行っており、スイーツにも力を入れているお店です。
最近寒くなってきたので、そろそろホットカクテルなんかも良いですね。皆さん風邪等ひかないようお気をつけください。新橋で身も心も温まる葉巻きとお酒を準備してお待ちしております。
スタッフ砂子田ブログ BL-3 「アップマン ル・コネスールNo.1」
シンガポール旅行から皆様の期待通り大きく成長して帰ってきたアルバイトの砂子田です。
どこが成長したのか気になる方はいますぐ新橋のBar Spritsへご来店ください。きっと大きくなった理由が一目で覗えるでしょう…
頭っからシンガポールとはなんぞや?と思った方はすみません。つい最近アルバイトの身でありながらお店にお休みをいただき、優雅にシンガポールへ旅行にいってきたのでお詫びとほんの少しシンガポール旅行自慢がしたかったのです。決して自慢メインでは無く、お詫びメインです。(震え声)
シンガポールは煙ものに関して厳しいらしいと聞いていたのでシンガポール前に1本吸ってから行こう、また、テンションを上げていきたい!テンションアップ!アップ…アップマン!
というわけで今回取り上げるシガーは
「H.アップマン ル・コネスールNo.1」キューバ産です。
H.アップマンはドイツのアップマン兄弟によって1844年に立ち上げられたブランドです。元々愛煙家であり、銀行家の兄ハーマン・アップマンが葉巻き工場へ投資をしたことがきっかけで始まりました。このブランドはイギリスを中心にヨーロッパ市場へ広がり、古くから多くの人に愛されています。元合衆国大統領のジョン・F・ケネディーもH.アップマンの魅力に酔いしれ、愛した1人であることも有名です。
今回のアップマンは127mmのライト-ミディアムであるため、女性でも楽しみやすいサイズかと思います。比較的軽めのボディの割に味の変化も楽しめる1本です。
吸口の印象はカラッとした若干のスパイスと土っぽいようなアロマでした。そのうちコーヒーを飲んでいるかと思うようなほのかなローストされたコーヒー豆のような香りも生まれます。
しかし、吸っていくうちに少しずつハーブのような爽やかな香草の香りが現れます。今までブログに掲載したシガーにはない、甘みや良い意味での苦味の中にスッキリとした爽快感に身を包むことができる1本かと思います。
香りが本当によく、女性にも好まれる味かと思いますので、ぜひお試しください。
シガーでご満悦になった砂子田は、煙物としばしお別れだー…とシンガポールへ旅立ったのですが、現地でびっくり、意外に喫煙者が多いです。灰皿が街のいたるところに設置されていました。
あとこれは余談ですが、せっかくなので本場のシンガポールスリングを飲んでやろうではないかと思い、ラッフルズホテルへ行ってきました!
噂通りテーブルには山盛りのピーナッツがあり、床にはピーナッツの殻が!そうです、食べたピーナッツの殻は床に捨てるというのがラッフルズならではなのです。ポイ捨て禁止で罰則も決まっている国であるはずなのに、なぜここだけ床に捨てるのが大丈夫なのかは分かりませんが、おもいっきりばら撒いてきました。実にスカッとして、気分が良いですね。良いストレス発散です。
少々脱線しましたが、今回のアップマンのシガーは女性にも気軽に楽しんで頂けるシガーとなっておりますので、ぜひお試しあれ。新橋ではピーナッツこそ床にばら撒くことは出来ませんが、アップマンの爽やかさで気分をリフレッシュするのはいかがでしょうか。新橋で一回り大きく成長した砂子田がお待ちしております。(笑)
Bar Spirits 速報10月号
╋━━━━━━━━━━━ ┃Bar Spirits 速報 ╋━━━━━━━━━━━ 【2012/10月号】 一雨ごとに気温が下がり、体調管理が難しい今日この頃ですが、皆様変わらずお過ごしでしょうか。 Bar Spiritsでは季節よりも店内の強い冷え込みが続き、年を越せるかどうか厳しい見通しになってまいりました。 と、笑えない冗談はさておいて、今日のお知らせです。 ┏━┳━━━━━━━━━ ┃1┃11月の休業日 ┗━┻━━━━━━━━━ ・ 3日(土・祝)←注意 ・ 4日(日) ・11日(日) ・18日(日) ・23日(金・祝) ・24日(土) ←注意 ・25日(日) ┏━┳━━━━━━━━━ ┃2┃オススメ新入荷情報 ┗━┻━━━━━━━━━ 【シングルモルト】 <ポートシャーロット 10年>------- アイラモルトファンの方お待たせしました!ファーストリリースから5年…遂に10年物が到着しました! なのに、日本に輸入の気配無し!オイリーで濃厚、ピーティーで複雑!かなり完成度の高い10年モノ!英世1.6枚でのご提供です!
<オクトモア5年 5_169>------- アイラモルト狂の方お待たせしました!最狂ピーティーシングルモルト「オクトモア」の今年バージョンが入荷しました!今年もピーティー!英世1.8枚でのご提供です!!
<ローズバンク 21年>------- 1980年代に「赤と白の伝説」と言われた、伝説のボトルの復刻版が登場!日本未発売!味わいも古き良きローズバンクを思わせるクラシカルな花の香り、甘いスパイス、柔らかな口当たり。繊細ながらいつまでも長く残る余韻。ローランドの名酒!英世1.8枚でのご提供。
【カルヴァドス!】 今年の秋はカルヴァドス(リンゴのブランデー)を推してみたいと思います!生で良し、割って良し。高貴な香りのする酒をあらゆるバリエーションでお楽しみ下さい! <ジャックローズ>------ フレッシュのザクロと合わせた鉄板ショートカクテル!
<ノルマンディーモヒート>------- ラムの換わりにカルヴァドスをベースにした更に高貴な香りのモヒート!
<ハーバードクーラー>------- カルヴァドスを用いた定番ロングカクテル!カルヴァドス+レモン+シュガー+ソーダという素材が活きるクラシカルなレシピ!香り高く、シガーにも合います! <ルモルトン1978 33年>------- やはりカルヴァドスをダイレクトに味わうならストレートで長熟を!熟れた洋ナシの香りと、フレッシュなリンゴの香り、樽の香りが絶妙! 33年熟成ながら英世1.5枚でのご提供です!
スタッフ砂子田ブログ BL-2「パンチ パンチパンチ」
ついに夏休みが終わってしまったか…なんてとてつもなくのんきなことを思っているバイトの砂子田です。
前回のブログを拝見してくださった方が意外に多く驚いています。
文体が大学のレポートもどきなのはさて置き、決して大学生の常套手段?コピペではないです。はい。
さて今回の主役となる葉巻きですが
「パンチ パンチ・パンチ」キューバ産です。
パンチ(Punch)は1840年にマヌエル・ロペス氏がイギリス市場で開発、創設しし、現在最も古い葉巻きブランドの1つとして知られています。
名前の由来は当時人気だった風刺漫画かつ人形劇の『パンチ&ジュディ』といわれ、そこに登場するMr.パンチはこの銘柄の箱やラベルを飾っています。どうやらこのMr.パンチは葉巻きを手にニヒルな笑みを浮かべ、赤ん坊や妻にも容赦なし、といったキャラクターのようです。
パンチは名前の威力ゆえ、力強く、重ためのイメージを持ってしまいそうになりますがとても柔らかい味わいの1本です。
今回吸ったパンチはサイズが142mmのミディアムボディなわけですが、私は70分程度かけのんびり、まったり吸ってきました。まさに休日のボーっと過ごすのにうってつけですね!(笑)
吸いこみからとてもまろやか且つなめらかな煙で、ほんのり甘い印象は、序盤から終盤にかけて共通しているかな?と思います。
味が急激に変化する、といったことはないですが、長時間その柔らかい煙に身を包まれるのも良いですね。この1本と私はホット・メープルミルクティーを合わせて楽しみました。メープルをチョイスした理由はパンチの中にある蜜の様な甘さを楽しんでみようという生意気な若輩者のせめてもの粋がりです。(笑)
名前の印象からは思いもよらない味わいを持つパンチのギャップ萌え、ぜひ皆様堪能してみてください(*^_^*)
スタッフ砂子田ブログ BL-1「ラファエル・ゴンザレス ペティコロナス」
ブログでははじめまして!Bar Spiritsアルバイトの砂子田(いさごだ)です。
なんだかんだでアルバイトを開始してから半年が経過し、この度ブログを書かせていただくこととなりました。
半年前、Spiritsの面接で「お酒のことを勉強したい」と言った私ですが、まだまだ未熟ながらも少しずつお酒について身につけ、今回始めたブログでは、お酒とそして、半年前の私には無縁だった"シガー"をメインテーマとしていきたいと思います。
……とは言っても勉強ではなく完全に自分の趣味・嗜好としてただただ美味しいお酒を楽しんでいるので、温かい目で見守って頂けると幸いです。
ということで今回記念すべき?第1回のブログで扱うシガーは、
「ラファエル・ゴンザレス ぺティコロナス」キューバ産です。
正式名称「Flor de Rafael Gonzalez Marquez」、「フロール・デ・ラファエル・ゴンザレス・マルケス」といい、スペイン大公の名に由来して付けられた歴史あるシガーです。
キューバのヴァルタアバホという最高の葉を産出する地域の葉を用いてブレンドしたハバナシガーを代表するブランドとなっています。
■吸い口は軽めでバランスがとれているため吸い込みやすい。
口に煙を含んだ印象としてマイルド、クリーミー。
味…語彙力の無い私なりなのですが、はじめはドライな木?土?を感じつつも、柔らかい甘みが包み込む。
中間あたりは徐々に蜜の甘さが感じられる。
若干ではあるが酸味も口内に現れ始めてくるのだが、甘みとクリーミーな印象の中にある程よいスパイスとなっている印象。
後半になると今までのマイルド、クリーミーな印象からピリッとした刺激を含む印象へ変わる。
刺激といっても強すぎるわけではない。
最後に味わい、旨みが柔らかい印象に加わりキャラクターに色が加わる。
全体的にマイルドな味わいで、吸い込みやすいシガーだったため、初心者の私でも味の変化をまったり感じつつ楽しむことができました。
ちなみに私はこのシガーに柿のフローズンカクテルと生チョコを合わせ、至福の時を過ごし朝を迎えました。(笑)
シガー初心者らしくつっこみどころ満載の内容ですが、このブログを読んでくださっている方と一緒に成長していきたいと思いますので、生ぬるーく見守っていただけたら…と思います。
これからよろしくお願いします(*^_^*)
お陰さまで4周年!!お客様感謝キャンペーン開始!!
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┃Bar Spirits 速報
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 ̄ ̄【2012/4周年号】
ありがとうございます!皆様の御支援のおかげでBar Spiritsも4周年を迎えることが出来ました!
以前から告知をうってきた4周年記念キャンペーン今日からスタートです!
世間はオリンピックで盛り上がっていますが、店は冷房が要らないくらい冷え切っております!皆様の更なる支援をお願い致します!
※毎年お願いをしておりますが、手狭なお店のため献花などの御祝儀は遠慮願います。お客様がお店に来ていただける。それが小生には最大の御祝儀でございます!
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┃1 ┃8月の休業日
┗━┻━━━━━━━━━
・ 5日(日)
・11日(土)←注意
・12日(日)
・19日(日)
・26日(日)
┏━┳━━━━━━━━━
┃2 ┃今月のイベント情報
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<4周年記念キャンペーン今日より開始!>-------
■ポーララナーガ(キューバシガー)
■ジャン・フィユー50年(ブランデー)
■自家製生チョコorレーズンバター
3点セットで3500円!!で御提供いたします!
↓↓必ず下記の詳細を読んでからキャンペーンに御参加下さいませ!↓↓
http://ameblo.jp/bar-spirits/entry-11300908374.html
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┃3 ┃オススメ新入荷情報
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【シングルモルト】
<カリラ1981 30年>-------
4周年を飾るのにふさわしいボトルが入ってきてます!
今年、小生がNo.1にあげるボトルです!英世1.8枚でご提供中です!
どんなボトルかはブログをどうぞ!
http://ameblo.jp/bar-spirits/entry-11312899762.html
※限定入荷な上、人気のためすごい勢いで売れてます。売り切れの際はご容赦下さいませ。
<ジャックス・パイレート>-------
正体不明のアイラモルト。Bar Spiritsではラベルに犬があしらわれている事と、そのクォリティの高さから、
「ワンコ ボトル」
として愛されてきました。
ボトルがリリースされる度に中身が違うのですが、今回はなんと!蒸留所も、熟成年数も不明です。
ただ、「ポートエレン1982 シェリー樽」で半年間フィニッシュしているとの事です!
確かに味わいは限りなくポートエレンっぽい!
英世1.2枚でご提供中です!
<ブナハーブン1997 14年ピーテッド>-------
高品質ですが日本への入荷が少ないことで有名なアデルフィから、巷でうまいと評判の「ブナハーブン1997 ピーテッド」が入荷しました!
ピート、スモークに柔らかさ、ほのかなフルーツが絶妙のバランスでハーモニーを奏でます!
英世1.4枚での御提供です!
【カルヴァドス】
<デュポン1980 30年>-------
林檎のブランデーらしい林檎のブランデーが入荷しております!フレッシュな林檎の酸味。熟れた林檎の甘味。熟成感の柔らかさ。樽の香り。全てがハイレベルなバランスを保った1本!
英世2枚での御提供です!