東京裏道食堂 -4ページ目

たまらない白レバーのテリーヌ

お気に入りのスペイン料理屋の参宮橋「ロスレイエスマーゴス」に又々行ってしまいました。ここの「白レバーのテリーヌ」はたまらなく美味しく、ドライシェリーや濃厚な赤ワインととても合います。食べると思わずにやけます。ここのお店本当に何でも美味しいです。

麻布十番「たき下」の「自家製イカの塩辛」

魚をものすごく美味しく食べさせることで有名な名店麻布十番「たき下」
この日のコースはハモと松茸の土瓶蒸し・戻りカツオと水タコのお造り・季節の魚(カサゴか黒ムツ、さんまなど)の炭焼き・メヒカリの揚げ物とアジの骨セン・ミルキィークィーンのご飯 自家製漬物 味噌汁 だった。全部美味しく言うことが無いです。こんなに美味しくてコース5000円というのがすごいです。又アラカルトも豊富で海老しんじょやタコ入りさつま揚げ、黒豚の味噌漬け炭焼きなどなど・・ 全部頼みたくなりかなり迷います。その中でも写真の「自家製イカの塩辛」は絶品です。塩辛ってこんなに美味かったんだと感激します。日本酒がかなり進むので注意が必要です(笑)
メニューを全て制覇したいと思わせる希少なお店だと思います。

激レアなシャンパン・職人魂

最近恵比寿にオープンしたシャンパンバーの「ディヴァン」というお店で大のシャンパン好きが集まるパーティーに参加しました。主催は恵比寿に400坪の事務所を構え、事務所の中にシャンパンを楽しむためのバーまで作ってしまったとうかなりのというか日本一のシャンパン好きのIT社長さん。「シュワリスタラウンジ」というシャンパンのサイトも運営しています。

メインのシャンパンはモナコ王国の王族やイギリスの上流階級の一部の人達だけが秘かに楽しんでいた「アンリジロー」というシャンパン。何がそこまでレアかというと「ジェロボアム」という3リッターのサイズで1988ヴィンテージだからです。シャンパンは一般的に大きいサイズのものの方がゆっくりと熟成が進むので通常のサイズのものよりも格段に味が上といわれます。

美味い・・美味すぎる! 色や香りははちみつのようで、口に含むと貴腐ワインのような濃厚な味が長々と続きます。最近は若者のアルコール離れが著しく、ワタミなどもアルコールを扱わない業態を買収していますが、このシャンパンのような職人が命がけで作ったお酒を飲めば少しは意識が変わるのではないかと場違いなことを考えながらしみじみとしてました。美味しい物を気の合う人たちと共有するのは素晴らしいと改めて感じました。

日本一といわれるカツ丼

日本一美味いカツ丼といわれ、某有名料理評論家も通う店です。場所は西荻窪「坂本屋」。お店の見た目は「いかにも」な定食屋さん。かなりレトロな雰囲気がすさまじい小さな店。スタッフの方はこれまたいかにもな老夫婦で自然に愛想がいい感じ。そのカツ丼は750円。ほんのり甘く仕上げられたダシにサクサクのカツが懐かしく週に一度は無性に食べたくなる飽きない味です。40年以上もこの味を保ち続けているそうで、地球が無くなるまであり続けて欲しいお店です。


目当ての料理を待つ時間

写真は「イベリコ豚と自家製ソーセージの炭焼き」参宮橋にある知る人ぞ知る「ロスレイエスマーゴス」というスペイン料理のアットホームな名店の料理です。オーダーしてからけっこう待つが、その甲斐があります。これを食べる頃にはイワシやオムレツ、フラメンカエッグなど一通り食べ、ワインも2本目になる頃ですが、これが出てきたらすかさずドライシェリーを300mlくらいのカラフェで頼み、一緒に楽しむともう何もいらないくらい幸せな気分になります。前菜や他の料理もすごく美味しいのですが、このシンプルな最高の料理を待つまでの時間も又いいものだなあとつくづく感じさせてくれる素晴らしくお店です。