枚方市議会議員 ばんしょう映仁です。
10月3日は、枚方市議会 決算特別委員会のB日程の審査を開始しました。
今回の質疑は、一般会計を市民福祉・建設環境分野です。
まず、市民福祉・建設環境分野で、委員12名の内、私を含む5名が質疑を行いました。今回も順番は1番での質疑です。
さて、私の質疑項目は下記の通りです。
本日のブログでは、1つ目の質疑のみの詳細を掲載します。。
キャッシュレス化の推進、そしてデジタル化による業務の生産性向上を!
市税支払での「キャッシュレス決済」納付の件数と金額の推移は?
令和2年度から開始した「キャッシュレス決済」、市税支払での過去2年間の「キャッシュレス決済」により納付された件数と金額の推移は?
件数・納付金額ともに約3倍の増加(PayPayの導入など)
「キャッシュレス決済」の納付件数と納付金額につきましては、令和2年度では、10,481件で4億3,397万2,142円。令和2年度は、33,406件で12億4,332万5,246円となっており、件数・納付金額ともに約3倍の増加となっている。
増加要因は、令和3年度から取り扱う電子マネー「PayPay」を追加したこと。また、新型コロナウィルス感染症拡大に伴う非接触での納付を希望された方が増えたことなどが影響したものと考えている。
答弁の数字を割合にしたグラフ
納付方法別の収納事務フローの違いは?
市税の納付方法には金融機関での「窓口納付」や「口座振替」、「コンビニエンスストア」と先程の「キャッシュレス決済」による納付が主なものと思いますが、それぞれの納付方法における支払から入金までの収納事務のフローに違いはあるのか?
「窓口納付」は振込額と収納データの確認工数が若干多い
「窓口納付」は、各金融機関において支払手続完了後、各金融機関から市の口座への振込及び紙の領収済通知書が市に届く。その領収済通知書を、機械による読み取りを行うとともに、読み取り不能となったもの等は手入力によりデータ化をして、振込金額と収納データの確認を行っている。
「口座振替」は、事前に口座振替依頼データを各金融機関に送付し、口座振替手続完了後、各金融機関から市の口座への振込及び口座振替結果データを収受し、振込金額と収納データの確認を行っている。
「コンビニエンスストア」および「キャッシュレス決済」は、納付手続完了後、収納代行業者から市の口座への振込及び収納データを収受し、振込金額と収納データの確認を行う。
自宅で料金収納できるスマホ決済サービスは驚くほど便利!
身近な人からキャッシュレスによる決済を利用しているとの話を聞いており、「わざわざ銀行やコンビニに行かなくても、自宅に居ながら納付手続ができるので、大変便利になった」との声を聞いております。また、自分自身もPayPayを利用して納付をしましたが、納付決済の予約ができたり、これまでの履歴の一覧が出たり、アプリの完成度としてかなり高いです。
政府は2025年までにキャッシュレス決済率4割を目指している
また、日本のキャッシュレス決済の比率は2021年に32.5%となっており、政府としてインバウンド消費や人手不足・生産性向上を目的に、キャッシュレス決済を2025年までに4割程度、将来的には世界水準の8割を目指しているとのことです。当然、利用する方は、今後も増加し続けることが予想されますので、状況を確認させて頂きました。
また、そういったことも含めて、令和3年の代表質問でも求めてきた、この10月から、市民課及び各支所などで証明等発行手数料の支払いでのキャッシュレス決済が始まると聞いています。
キャッシュレス化の推進、そしてデジタル化による業務の生産性向上を!
また「生産性向上」という面では、ある雑誌に、金融機関において自治体の窓口収納業務の撤退を検討している旨の記事を目にしました。金融機関内部で窓口収納業務が、かなり古いアナログな業務フローになっており、これが改善できないことによるもののようです。
市の収納事務処理においても、金融機関の窓口納付より「キャッシュレス決済」の方が、若干でありますが、簡易かつ効率的ですが、引き続き、市としてキャッシュレス化の推進、そしてデジタル化による内部の業務フローの確認し、生産性向上を目指すよう要望しました。
PayPayの導入についても、市民の皆さまからの要望があったことで実現しています。みんなの思いを政治の場に。皆さま一人ひとりを笑顔に。私にできる役割を果たして参ります。私の他の質疑については、明日以降順次公開します。
完全に独り言ですが、A日程とB日程は違うネクタイなんですが、どう見ても同じに見えます。C日程は違う色のネクタイにしたいと思います。