龍が如く8 | どうもこんにちは 番長です

どうもこんにちは 番長です

本編の重大なネタバレはなしの方向で

みなさんどうもこんにちは!番長です!JPY!

かねてから書きたいと思っていた龍が如く8について

ついに今日書いてみたいと思います

何も考えずに書くとだらだら長い文章になってしまうと思うので

ポイントを絞っていくつかの項目に分けて書いていこうと思います

ネタバレに関しても書くことになってしまいますが

最後の項目以外はネタバレしないように書こうと思っています

そのため最後の項目の前には改行をいっぱい入れようと思うので

これからプレイする予定の方はそこでストップするといいのかもしれません

 

 

○前書き

まず前提として…このゲームは数年ぶりにドハマりしました

俺の記憶している限りここまで気に入ったゲームは

ランス10以来じゃないかと思います

ランス10は発売直後にプレイしたわけではなく

たしか6~7年前にプレイしたのだと思うのですが

そうだとしてもものすごく久々の高評価ということになります

これから本文でそれだけ気に入った理由について書いていくわけですが…

ここでドハマりエピソードをひとつ書いておきます

 

このゲームはPS5版を買ったのですが

絶賛プレイ中に実家に帰省することになりました

実家でもぜひこのゲームをプレイしたいと考えたわけですが

あいにく当時実家にPS5がなくて…

そのためほんの数日このゲームをプレイするためだけに実家でPS5を買ってしまいました

数日我慢することすらできなかったということです

帰省中は特に出かけずひたすらこのゲームをプレイするっていう

何のために帰省したのかまったく分からない帰省となってしまいました

 

○山井豊

まず山井から入るのは率直に一番好きになってしまった人だからです

本編の魅力やゲームの面白さとはもしかしたら関係ないかもしれないので

この項目は飛ばしてもらっても大丈夫です

 

これほど初登場からラストシーンで印象が変わる人物も珍しいと思います

あまり詳しく言うとネタバレになりますが…

まさにこのゲームを牽引してくれた人でした

 

作中で春日一番が山井に対して

「アンタは自分と似ている 表裏一体だ」みたいなことを言う場面があったと思います

その発言が出たときにはそうか?と疑問に思ったものですが…

自分から進んで貧乏くじを引いていくスタイルの春日一番がいるにもかかわらず

作中で最大の貧乏くじを引いたのは山井でした

なるほどなと思ったと同時に考えたことがあります

 

春日一番は自分が定まっていない時期に荒川真澄と出会い

今の春日一番へとつながるブレイクスルーを果たしたわけですが

荒川真澄と出会う前の春日一番はただの悪質なチンピラでした

もしも荒川真澄と出会わず

若き日の山井の周囲にいた人たちと同じような人たちと交わっていたら

山井よりもダメダメな人間になっていたのではないかと思います

逆に山井がもしも荒川真澄のような人物に導かれていたとしたら

もしかすると春日一番以上の人物になっていたかもしれません

そういう意味でまさしく表裏一体のふたりなのではないかと…

 

この人のラストシーンは本当に…

誇張するつもりは一切なくまじで号泣しました

あの感情は意味が分かりません

悲しいでもうれしいでもなくかっこいいから泣けたんです

なにもいい話ではありません

文字であの場面をなぞったところで何も感動は得られないでしょう

しかしもう寒くねえというセリフを残して去っていく山井を見て

俺は夏侯惇を仰ぎ見る山隆のようにかあっこえぇ…とつぶやくことしかできませんでした

 

願わくば続編に出てきてもらいたいですが…

事情が事情なだけに難しいでしょうか

もし再登場となればテンションが爆上がりすること間違いなしですね

 

○春日一番

この人が主人公というだけですべての人類がやるべきゲームだと思えてしまいます

本当に全人類がこのゲームをプレイすれば

地球上から戦争や犯罪の類は一切なくなるんじゃないかと思います

それくらいの究極の善人だと思ってます

小学校の道徳の授業では春日一番のいい人エピソードを見せたら

それで十分なんじゃないかと思うくらいです

 

そもそも龍が如くのシナリオにはあくどい事件や身の毛もよだつような悪辣なことが多々出てきます

そういうトラブルを解決するのに春日一番はあくどい手を一切使いません(たぶん)

状況は最悪でもどこか朗らかにプレイしていられるというのは

春日一番の人徳によるものとしか思えません

 

例えば龍が如く7の冒頭のエピソードですが…

春日一番は沢城のカシラから借金の取り立てを命じられ財布ごと取って来いと言われます

債務者の困窮した状況を知った春日一番は

財布の中身を返し財布だけカシラの元へ持っていくという選択をします

これでカシラからの命令に従いつつ債務者も助けるわけです

もちろんそんなことが許されるはずもなく

カシラからは指を詰められそうになるわけですが…

山井の項で言ったとおり自分から進んで貧乏くじを引きに行く春日一番の性格は

このエピソードに端的に表れていると思います

 

このゲームのことで言えば英ちゃんとの関係性でしょうね

あそこまで揺るがず自分を貫ける春日一番は

架空の人物ではありますが尊敬します

 

俺もこんな人間になりたいと思います

しかし俺にはそんな勇気はありません

それでも春日一番を好きになった人は

そのことがどこか実生活にも影響するものではないでしょうか

そしてどこかの場面で春日一番的行動につながるとすれば

それは世界平和へとつながることに他なりません

 

○龍が如く8のゲーム性

細かいことを挙げていくと本当にどれだけ文章を費やしても終わらなそうなので…

例えばダイナミックなストーリー展開だったり

仲間との関係性やエピソードであったり

ハワイと異人町と神室町とを股に掛けたオープンワールドであったり

7からコマンド制に変わったバトルシステムであったり

豊富なミニゲームであったり

本当にいろいろあるんですが…

 

重要なのはそれらすべてのクオリティがめちゃくちゃ高いということです

ストーリー展開は先が気になってどんどんプレイしたくなるでしょうし

普通にプレイしていけば仲間全員に愛着がわくでしょうし

ハワイの街並みを歩き回るだけで楽しいと感じるでしょうし

戦闘中の位置取りも含めた戦術的なコマンドバトルは秀逸ですし

ミニゲームもそれぞれ時間を忘れて遊ぶことができます

 

ひとつひとつを切り取れば

肩を並べられるようなゲームはたくさんあると思うんですが

これらすべてが親和性を保って成り立っているというのはほかに例を見ないと思います

 

ひとつだけ別に書かせてください

ドンドコ島のミニゲームについてです

これはめちゃくちゃ面白かったです

たぶんどうぶつの森とかに代表されるような

スローライフ系のゲームを簡略化したようなミニゲームなのですが

ミニゲームの中でもこれだけは夢中になってプレイしてしまいました

これだけをしっかり作りこんで別のゲームにして欲しいくらいです

 

 

 

それでは最後の項目について書こうと思います

いっぱい改行しておくのでネタバレを回避したい方はここまででストップしてください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○桐生一馬とエンディングノート&未練ミッション

龍が如く8について話すときに避けては通れないのがこれだと思います

ネタバレ覚悟で読んでいることを承知で言いますが

この項目ではエンディングについても言及します

改めてネタバレを回避したい人はここまでにしてください

 

けっこうな序盤で桐生一馬が末期ガンであることが明かされ

たしかその時点で余命半年とかそのくらいと言われていたように思います

それでも大道寺一派からの指令によりハワイで活動していく中で

大ピンチの春日一番を助けるわけですが…

明かされたときにはめちゃくちゃ衝撃でした

その時点でどう決着をつけるつもりなのかという点について考えざるを得なくなりました

 

過去このブログでは人の死をテーマにした場合の展開について

何度か疑問を投げかけたことがありました

例えばこの記事の千早さんの項や

この2つの記事の玲さんについてです

 

もしかするとほかにもあるかもしれませんが…

 

ものすごく極端な言い方をすると

こうして病状が明かされた以上桐生一馬は死ななければならないと感じました

余命半年の末期ガンが軽々しく治ってしまってはならないですし

もし治ってしまった場合

この展開はプレイヤーにショックを与えるためだけに死を軽々しく扱ったということになってしまいます

 

その後桐生一馬が静養のため日本に戻り

春日編と桐生編のような同時進行でストーリーが展開することになったわけですが

そこで出てきたのがエンディングノートと未練ミッションです

俺は本気なんだなと思いました

こんなことはシリーズを通して二度とできませんもんね

明確に桐生一馬の死を意識したシステムです

結末について常時考えを巡らせるようなことになってしまいました

 

先に書いた通り軽々しく治ったというような展開は最も唾棄すべきものであり

これだけのことをやっておいてそれはないだろうと思っていました

また例えば8の作中でかっこよく散るというような展開もまた

死や病を軽視したもののように感じてしまうだろうと考えていました

 

もはやハッピーエンドにしてもバッドエンドにしても納得は得られず

答えなんて一つもないんじゃないかと思っていました

それでも春日一番との最後のシーンで…

きちんとしたセリフは忘れましたが

春日一番から軽々しく死を選ぶな 生きろ 死んだら許さない

というようなことを言われており

その場面についてはとても良いものだったと思います

 

それを受けてのエンディングですが…

治療に専念することを覚悟した桐生一馬が

放射線治療の前にお医者さんから名前を確認されて

桐生一馬だと名乗る場面で終わりました

本編の桐生一馬よりもずいぶん頬がこけていたように思います

本編プレイ中に桐生一馬の結末について考えを巡らせていたことが

そのまま続編での桐生一馬についての考えにシフトした瞬間でした

続編は絶対に発売日に買ってしまうでしょう

 

この終わり方は桐生一馬の結末を先送りにしたと言えなくもないですが

末期ガンと死を直視したものだとも言えると思います

俺の中では想像を超えるような展開ではなかったにせよ

十分に納得ができるラストシーンだったと思っています

 

最後に続編の桐生一馬について予想してみて終わりたいと思います

いくつかパターンが考えられると思うので箇条書きにしてみます

①治るあるいは小康状態でパーティ復帰

②闘病中で病床にありピンポイントで登場

③すでに死亡

④誘拐される

⑤その他

 

実はエンディング後に最初に思ったのは④の誘拐です

病院からさらわれてそれを助けるのがメインミッションになるような展開ですね

エンディングで桐生一馬が名前を名乗れる状況であったことと考え合わせれば

なんとなく動機についても予想ができそうな気がしますし…

 

①はできればやめてほしいですし

③もさすがにないんじゃないかと思います

龍が如く9の作中で命を落とすということならいざ知らず…

本命は②ということになるでしょうか

 

⑤はなんか…たとえば全身サイボーグ化するとか

意識だけAI化するとかいっそお化けになるとか

そういうトンデモアイデアです

現代科学の粋を結集して万能細胞から全臓器を複製しましたとか

そういうのもありかもしれません

正直嫌ですけどね

 

 

というわけで今日はこの辺にしておきます

書き始めた時間はこんにちはだったのにもう完全にこんばんはの時間だなぁ

実際次回作の構想とかもう練られてる最中じゃないかと思うんですが

どんな感じになるでしょうか…

気になってる人は星の数ほどいると思うんですよね

それじゃあみなさんちょっと早いですがおやすみなさい!JPB!