ペルソナQ その29 本編クリア・シナリオについて | どうもこんにちは 番長です

どうもこんにちは 番長です

本編の重大なネタバレはなしの方向で

みなさんどうもこんばんは!番長です!JPY!
いやーついにクリアしちゃいました
といってもクリアしたのは昨日なんですけどね
おとといクリアして記事まで書ければ一番よかったんですが
ラスボスで何度も負けてしまって無理でした
やっぱり事前準備が大事ですね

とりあえずボス戦関連のことはあとで書くことにして
忘れないうちにストーリーについて書いておくことにします
そういうわけで前回のシナリオについての記事同様ネタバレをします
いっぱい改行しておくので気にする人は戻ってください










































ラスボス1戦目は蜘蛛
2戦目は善さんのクロノスとしての力の具現化だったわけですが
蜘蛛っていったいどういう存在だったんでしょう
エンディングのラストでも蜘蛛の巣から蝶が飛び立つような描写がありました
あの蝶が玲さんだとするなら蜘蛛はいったいなんなんでしょう

あの世界のすべては玲さんの記憶と
玲さんの魂を慰めようという善さんの意思から成り立っていたはずです
そうなると玲さんが
自分の命を蜘蛛の糸のようなものに絡め取られてしまったと
想像していたってことでしょうか


ラスボス撃破後の玲さんはやはり
自分の生きた意味なんてなかったと絶望してしまっていました
それを善さんが諭すことになったわけですが・・・
誰も生きた意味なんて持ってない
生きてきたことそのものが生きた意味なんだ
というようなことを言っていました
しかし果たして死んでしまっている存在にとって
それは納得できることだったんでしょうか

玲さんと関わることによって
クロノスではなくひとりの人間になった善さんは
間違いなく玲さんによって変わった存在のひとつです
それだけでなく主人公やほかのみんなと関わり共に進んできたわけです
そのことが生きてきたこと すなわち生きた意味だということでしょうか

とにかくスタッフロールの最後では善さんに手を取られ
玲さんは頬を染めたままふたりで消えて行きました
善さんと玲さんは相思相愛で
共に消えて行けることに幸福すら感じていたように見えました
そういう意味では善さんは間違いなく玲さんを救えたんだと思います

ですがそれはこういう特殊なケースだからこそ成り立ったわけで・・・
玲さんと同じかそれ以上に絶望しかない人生を送り亡くなった人は
数えきれないほどたくさんいるはずですよね
善さんの説諭は少なくとも
そういう人すべてにとって救いになるほどのものではなかったように思えます
玲さんを救うっていうことが目的だったわけなので
玲さんを満足させられただけで必要十分なんですが
死をテーマとして扱っている以上
もう少し何か欲しかったような気がしました

シナリオについて書いたその24では
できれば僕が驚いてしかも納得するような終わり方になってほしい
と書いてありました
この展開は納得することはあっても驚くことはなかったですね
しかし死を直視し安易なハッピーエンドにしなかった点は良かったと思います
僕もできれば相思相愛な方と一緒に消えるように人生を終えたいですが
普通に考えればそれは不可能ですよね

若干不満な点があるとすれば
玲さんを救うために進むことは
玲さんを消すために進むこととほぼ同義である
っていうことについて悩むような描写があまりなかったことでしょうか
悩んだところで玲さんをあのままにはしておけないですし
あの世界の崩壊も近くてまごまごしてられないですし
前に進むしかなかったわけですけどね


というわけで今日はこのへんで・・・
明日以降はボス戦について書いたり
クリア後の依頼について書いたりしようかなと思ってます
それじゃあみなさんおやすみなさい!JPB!