(追記あり)冬のバイクソロキャンプ道具【寝床編】 | バイクに乗って、トコトコのんびりおでかけ。

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最近はキャンプにどっぷりハマってます!( 〃▽〃)

12/14(土)~15(日)の一泊で、福岡県朝倉郡東峰村にある岩屋キャンプ場へ行ったときに使ったキャンプ道具について、自らの備忘も兼ねて書いておきたいと思います。
まずはテントとテント内の寝具などについて、自分なりの防寒対策も含めて。



キャンプ記事はこちら↓をご覧ください。
【初めての「冬」ソロキャンプツーリング】

なお、このキャンプ時の最低気温(実測)は
 テント外(外気温)2.7℃
 テント内 5.4℃
でした。(時間帯は不明)





それではさっそく、まずはテントから。

僕がいま持ってるソロで使えるテントは2つありますが、今回使ったのは

↑この、Naturehike Pシリーズの3人用です。

実はこのテントはソロ用に購入したわけではなく、まだほとんどキャンプの知識がなかった頃に、たまたまタイムセールで売られてるのを見つけ、「夫婦でキャンプするのに良いかも」と思ってほとんど衝動買いしたものです。しかし、実際には2人は寝れると思うけど、これで夫婦でキャンプする気にはなれません。
3人用ではありますが、そもそも3人寝るのはサイズ的に厳しいと思います。

そんなわけで、はっきりいって「購入失敗」した商品だったのですが、これが、バイクのソロキャンプで使うことを考えたとき、
○このサイズのテントにしては収納がコンパクト
○インナー吊り下げ式で設営がとても簡単
○ポールがアルミ製で頑丈そう
○ソロで使用すると広々使えて便利
○ポール追加で出入口がキャノピー(庇)になるので、暑い日でもタープなくてもなんとかなりそう(ここはまだ未経験)
という数々のメリットを発見、実際に前回茶屋の原で使ってみても使い勝手が良かったんですよね~グッ

もしこれから新たにツーリングキャンプ用のテント選ぶとしたらこれを選ぶかと言われたら、たぶんこれじゃなくて別のを買いますが(笑)、これはこれで使い勝手は悪くないので、せっかく持ってるからこのままこれ使おう、という感じで使ってます。






この僕のテントですが、スリーシーズン用のもので


↑このとおり、インナーはほぼ全面メッシュ。

なお、テント下にはロゴスのぴったりグランドシート200 ↓

このグランドシート、サイズは見ての通り、幅はピッタリ。奥行きは少し余りますが、端っこを少し折ればピッタリでちょうどよいサイズです。
グランドシートは本来テント底面の汚れや損傷を防ぐためのものだと思っていますが、防寒の面でもいくらか効果はあると思います。サイズが合えば少し厚手のブルーシートでもよさそうです。





テントにフライシートをかけるとこうなりますが↓



↑このとおり、スリーシーズン用なので、冬用テントのようなスカートが付いていないため、少し風が吹くとそのままテントのなかに風がぶわ~っと入ってきます。(-_-;)
暖かい季節なら換気が良くて助かると思うんですが、冬だと致命的。(^-^;
(前回の茶屋の原キャンプ場利用のとき、夜中に風がふわ~っと吹き込んで目が覚めたことがありました)



それで今回は、以前にネット情報を見て真似して作ってた自作のスカートを装着しました!


↑こんな感じ!
作り方は、こちらの過去記事と過去記事内にリンク張ってる参考サイトでご確認下さい。

この自作スカートは、最初に夫婦キャンプで使った古い20年前のテントでも寒い時期にキャンプができるようにと思って作ったものですが、そのテントは加水分解が酷くすぐに使えなくなってしまい、その後購入したカマボコテントミニにはスカートが付いていたこともあり、そのままお蔵入りとなっていたものです。


手作りスカートは、ビニールシート(ブルーシートの色ちがい)を細長く切ったもの。
見た目を気にする方にはちょっと…かもしれませんが、ブルーシートよりはこの色の方がまだマシかとは思ってます(ブルーシートでも同じように作れます)。
2.7m×1.8mのシートを2.7m×30cmちょいの短冊形に5分割して作ってますが、今回はこれを3枚持ってきて、↑の写真のように正面出入口を除く3辺に、適当にダブルクリップでフライシートの裾を挟むように留めて装着しました。

なお、スカートの装着によりテントの換気性能が落ちるからテント内に結露ができないか心配しましたが、今回のキャンプでは結露は発生しませんでした。






次にテント内


あまり細かく写真撮ってなかったのでわかり難くてすみませんが、広さに余裕があるのはお分かりいただけるでしょうか?
3人寝る気はとてもしないけど、いちおう3人分のシュラフが置ける広さはあるので、ソロだとけっこう余裕があります。



テント内は、一番下にレジャーシートを敷いています。
僕が買ったのと全く同じもの(こちら)は現時点品切れしてる2020.07現在、再販されてますが価格が異様に高いようですが見た目や謳い文句見る限り、おそらくこれが同等品です。↓
サイズは145×200cm。「厚手」とありますが、確かにペラペラではないけど、思うほど厚みを感じるものでもないです。あと、表面は布ではなく、ビニール地というか、そんな感じの防水生地です。ツルツル滑る感じのものではありません。
もっと柔らかい表面地のものを期待していたため、これ届いたときは「失敗したかな?」と思ったけど、今回テントの中で不覚にもお湯をこぼしてしまったとき、タオルでサッと拭き取って事なきを得たことで、いまはこれで良かったかなと思ってます。
サイズもこのテントに測ったようにピッタリ。あまり考えなしにタイムセールに釣られて買ったものだけど、いま思えばそれなりにいい買い物だった気がします。



今回は、このレジャーシートの上に
↑このエアマットを敷き、その上でシュラフに入って寝ました。
なお、防寒とは関係ないですが、同じメーカーのエアピロー(枕)(2020.07現在、同メーカーのものが検索できませんでしたが、以下の商品が同等品です)
今回少し、マットに関しては設営時に目一杯膨らませていたのが、翌朝には若干空気が少なくなったかな?とは思いましたが、ぺちゃんこになるわけでもなく許容範囲でした。
(2020.07追記:この後もこのエアーマット(枕も)使い続けていますが、寝る前にしっかり膨らませれば朝までパンパンです。漏れはありません)



シュラフは、
↓このNaturehikeの春夏物の薄手のシュラフ(これも化繊)

これらは先ほどの写真に写っているとおりです。



それから、寝るときの服装については、起きてる間に着てた服から、ジャケットを脱いだだけ。細かくいうと、肌着はヒートテックインナー上下、その上から、下半身は厚手の靴下と防風ジーンズ(裏起毛で暖かい)、上半身はハイネックのユニクロの長袖Tシャツ(これもヒートテック的なやつだったと思う)に、ユニクロのフリース。

あとは↓


小さな湯タンポをシュラフの足元に入れて寝ました。





以上の装備で就寝した結果(感想)は以下のとおりです。

○テントの自作スカートはとても有効だった気がする
→気になる風の侵入なし、ただしそもそも風が吹かなかった可能性もあるけど
(2020.07追記:当時はこのテントで冬もいけると考えてましたが、今はやはりインナーフルメッシュのテントは不向きだと考えていて、冬用には別テントを購入予定です。ただ、自作スカートで風の侵入が防げることは間違いありません)

△地面からの冷気を防ぎきれなかった
→今回の対策では、地面からの冷気が厳しく寒さに震えた時間帯があった(何時頃かは不明だけどたぶん夜明け前ころ?)。
前回茶屋の原では使ってたキャプテンスタッグのEVAフォームマット↓

茶屋の原のときは、最低気温はもう少し高かったかもしれないけど、それでも一桁台だったことは間違いなく、その状況でEVAフォームマットの上にエアマット敷いてたら地面の冷気は全く感じなかったから、今回もこれを持っていってたら大丈夫だったはずと思います。
こんどまた寒い時期にソロキャンプに行くときはこのEVAフォームマットは必ず持っていくつもりです。前述のレジャーマットもあるといいとは思うから、次回使用時は、下から順にレジャーマット、EVAフォームマット、エアマットと重ねて敷くのが、現在のベストかなと思っています。
荷物は嵩みますが、冬キャンプではこれはもう譲れないですね。(^-^;

○寝袋はこれでもなんとかなる
→WIBERTAの寝袋は、快適使用温度0℃の表記がありますが、これひとつでは0℃の環境下で寝るのはとても無理だと感じました。が、今回やったようにある程度着込んで寝袋に入り、かつ春夏物の寝袋を被せて二重にする、というやり方をすれば、今回くらいの気温であれば使用に耐えると思います。今回、夜に寒さで震えたのは明らかに地面からくる冷気のせいで、寝袋は問題なかったと思っています。
ただ、この寝袋は化繊のため大変嵩張るので、ツーリングでの使用には向いていないでしょう。僕は既にお知らせしているように、ナンガのダウンシュラフを購入済(まだ届いてないけど)なので、それが届けば就寝環境はさらに良くなると思います。

○湯タンポの効果は不明だけど、あればあった方がいいのかも
→今回湯タンポの効果は判然としませんでしたが、たぶん無いよりはあった方がいいんじゃないかと思ってます。(朝方にはもう温かさは感じなかったけど、冷たくもなかった)

○暖房器具ではないけど。。
→寝るときは消してますが、テント内の防寒に一役買ったかな?と思うのが
↑このユニフレームミニロースターのメッシュの網(バーナーパット)。

ランタンは、点灯中にそれなりの熱を発します。これが、テント内では少しではあるけど暖かさを感じました。
ミニロースターのメッシュの網は、テント内でガスバーナーでお湯沸かすときに、五徳に乗せてバーナーパットとして使ったのですが、テント内の温度を上げる効果があったと思います。
換気と火災には十分注意する必要がありますが、小さいテントなら、テント内で起きてる間はこれで暖をとることも十分可能な気がします。
↑このようなバーナーパット単体でも販売されてます。






以上、だらだらと書き連ねましたが、寝床(テント)に絡む今回使った僕のキャンプ道具はこんな感じでした。
感想については多分に個人の感覚によるもので正確なものではないことをご理解いただいた上、何かしら参考にしていただくものがあれば幸いです!ウインク

2020.07追記
当初書いた記事内容は当時感じた内容そのままであることに嘘偽りはないのですが、あれからまた何度かキャンプ経験を重ねたことで考え方も変わってきました。
特にテントに関しては、このインナーフルメッシュのテントは、やはり冬季には不向きだと考えています。
一方、この記事が未だにそれなりの閲覧数があることに加え、自分が冬のテント探すのにネットで「冬 ツーリング テント」などと検索したところ検索結果上位にこの記事が表示されるなどして驚きました。
この記事のせいで初心者の方をミスリードしてしまうんじゃないか、と少し前から気になっていて、今回ようやく記事追記して更新した次第です。
なお、Amebaの仕様変更により商品リンクが従前のままでは更新ができなかったため、商品リンクは新たに張りなおしています。


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