続き。


前回書いたようにバレエはインサイドエッジで立ちます。


海外の一流ダンサー達は皆、インサイドエッジです。


このポリーナ・セミオノワの動画はわかりやすいです。

回った後の軸足に注目してください。


小指側が浮くほどのディープエッジです。

見てのとおり足裏3点はついてません。

完全に土踏まず側に倒れ、膝もインに入ってます。

医学的な意味でのX脚で立ってます。


左足側面で踏むポリーナ・セミオノワ。

コンテのオフバランスだから当たり前と思うかもしれませんが、バレエにもインサイドエッジで立つ機能が必要です。


以前、勝手にターンアウトするプリエの記事で説明したように、踏む支点(膝と足首の中間あたり)を床方向に倒しています。
踏む支点にテンションをかけてから、踏む支点を開くと土踏まずは勝手に上がります。

次回からは世界の一流ダンサーがインサイドエッジで立っている動画を紹介していきますので、お楽しみに。

続く。