5番は股関節で作るのが正しいです。
大転子で5番を作ってしまうと、体が回旋を利用してどんどん癖が酷くなって歪んでいきます。
大転子側で立ってたら5番には入りません。
5番に入れるには、まず土踏まず〜内ももライン(踵〜内ももライン)で立つことが大切です。
大転子側ではなく、大腿骨頭側ラインの長さと大腿骨頭側を動かす感覚が必要です。
間違った5番だと、どんどん大転子が広がってしまいます。
失敗X脚のように。
パラレルの5番から練習して、パラレルの5番が正しく出来るようになれば、普通の5番も出来るようになります。
「パラレルの5番」は細い軸なので、ポワントで立った時の軸に近いのです。
また別の問題として、正しく5番に入っているけど、それをらせんに繋げてない人もいます。
足裏を固定しているからです。
足裏を固定する踏み方をすることで、せっかくの5番を台無しにしています。
5番のまま固定されているのです。
カチッとした5番です。
5番の状態で縦に踏んでるから結局、棒なんです。
5番はらせんに繋げないといけません。
5番の意味をちゃんと考えましょう。
5番はらせんを生み出すのにらせんを潰してます、らせんを壊してます。
5番は単なる脚のポジションではありません。