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【プール記事バックナンバー】水泳のこと・水中運動のこと・子どもスイミングのこと・プールのこと

 

 

 
久しぶりに水泳のことを。
この記事では、競技はしない、一般の方を想定しています。
 
 
 
オリンピックだけでなく、世界水泳など、テレビでもゴールデンタイムに取り上げられると、その時代のトレンドの泳ぎを取り入れようとする方が増えます。
 
でも、それって、どうなん? が、私の想いです。

 
 
北島康介さんがオリンピックで金メダルを取られた頃、それこそ、猫も杓子も彼の真似をして泳ぎました。
 
水の抵抗を減らした、美しいストリームラインは、本当に見事だったので、真似をしたくなるのも当然といえば、当然です。水泳の基本姿勢ですしね。
 
それに、あんなに水中を進めたら、そりゃあ気持ちがいいでしょう。
 
でもね、カラダが違うじゃん!! って話。
 
 
 
ストリームラインをとるとき、腕や肩甲骨が動きづらい人が、頭の後ろで腕を重ねられますか?
 
正座が辛い方、変形性膝関節症にお悩みの方が、あの平泳ぎのキックができますか?
 
腹筋も背筋も弱く、体幹が支えられない方が、胸が上がるくらい力強いプルができますか?
 
 
 
アスリートと同じメニュー、同じメソッドで練習したら、アスリートの泳ぎができるようになるわけではありませんし、最悪、練習でカラダを壊しかねません。
 
そもそも、アスリートになるつもりがなくて、健康のために泳いでいたい方が、ある程度、年を重ねて、カラダに弱点を感じるようになったのなら、まず、そこをケアしてから取り組むこと。そして、理想と現実の折り合うところを見つけながら、練習することが大切だと思います。
 
 
もとのカラダを整えてから練習したら、どの年代の人でも、もっと楽に泳げるのに・・・。それから、テクニックを後付けでいいのに・・・。
 
コンディショニングを学んでからは、こんなことを強く感じるようになりました。
 
 
 
みなさんの進みたい方向(なりたい泳ぎ)と、コーチの導きたい方向(練習内容)が、合致しているか、を、一度すり合わせてみるのも、いいかもしれません。
 
 
 

 
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