● 軸の基本『骨盤を前』
正しいバレエで本当の上達を。
京都市のバレエ・ベーシック三井です。
昨日の記事にて
動脚の位置に合わせて
骨盤の位置を
調整しなければならない
と書きました。
調整は必要なんですけど
クラシック・バレエの
テクニックにおける
『軸の基本原則』
というよりなものがあります。
それは、
日常生活よりも
『骨盤を前に出す』
ということです。
骨盤を前に出して
のど元にくぼみー恥骨のヒフ
で垂直を作る
…というのが
ここ最近の流行(?)で
20世紀後半から今日まで
100年前は
例えばアラベスクは
『垂直』というより
『水平』でした。
John Gregory / Alexander Ukladnikov 著
私はアンティークが好きだから
水平で!
という方は
それでよしとしまして
上記の
のど元のくぼみー恥骨のヒフ
で垂直を作るも
『軸』『垂直』
を感じるのに
なかなか使えます![]()
動脚が
どの方向
どのポジションであれ
骨盤/下腹/恥骨を
日常生活より
前に出すことにより
のど元のくぼみー恥骨のヒフ
の垂直を作り
全身の『垂直』をキープ
あくまで『感覚的』なもの。
物理的にはそうでないことがある。
骨盤/下腹/恥骨を
軸足の親指の上に
乗せるつもりで
前に出すことで
アテール→軸足ルルベに
なることもできる。
ただ!
多くの場合
『骨盤を前』に
しているつもりでも
骨盤ではなく
『頭を前』
にしている
ケースが多い。
やっぱり、
日常でも
お辞儀をする機会は
多いですし、
人間の身体って
お辞儀しやすいように
できているんですよね。
その
逆をする
バレエ特有の
『骨盤を前』
ほとんどの場合
のど元のくぼみより
恥骨が後ろになっているから
『骨盤を前』で
のど元のくぼみー恥骨のヒフ
が垂直
試してみてね![]()
試しに
アテールのパッセで
のど元のくぼみー恥骨のヒフを垂直
→『恥骨を前へ、軸足の親指の上』でルルベ
(プリエなし!)やってみてね〜
良い一日をお過ごしください![]()
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