● なぜ『なんちゃってバレエ』になるか
正しいバレエで本当の上達を。
愛知県岡崎市バレエ・ベーシック三井です。
バレエには
超技巧的な動きもあれば
動き自体は小さく
ちょっとした動き
なんだけど
バレエらしく、
優雅さを感じる
動きもありますよね。
ちょっとした動きなんだけど
先生がやると『バレエ』になり
自分がやると何かが違う
ということもありますね。
この『違い』は何でしょう?
画像出典:28年くらい前の朝日新聞の連載記事
『ダンスの現場 魅惑のとき』
ちょっとした手の動きもこの美しさ!
バレエは
『型』の芸術と言われますね。
手も足も
ポジションが
厳密に決められている。
手や脚の通り道も。
本当に厳密です。
この『型』を
本当に知っていて
行うのと
厳密さから
ズレて行うのとでは
出てくる動きが違う。
例え
一歩足を出すという
小さな動きでも。
だから
この『型』を身につけずに
10年続けようと
同じなんです。
画像出典:Leningrad's Ballet
John Gregory / Alexander Ukladnikov 著
歩くだけでもバレエ!揃っているのは『型』があるから
ピルエットのコツ!
とか
アラベスクを綺麗に見せる方法!
とか
魔法の杖のようなものが
あるわけではない。
ガッカリさせてしまう
かもしれないけど
基本の型を
身につけていくしかない。
画像出典:同上
でもね、
ワガノワバレエ学校や
パリ・オペラ座バレエ学校の
公演を観たことがありますか?
まだ入学して1〜3年の
低学年の生徒でも
とてもバレエらしいでしょう?
基本の型を
しっかり身につけたら
超絶技巧しなくても
↑どんな…?
ただ歩いたり
手を差し出したり
するだけで
バレエになるんですよ。
逆に言えば
そんなちょっとした動きにも
バレエの型・基礎がある
ということですけどね
小さなこと
瑣末なことを大切に
続けていきましょう?
良い1週間をお過ごしください
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