● 『見栄え』を変える
正しいバレエで本当の上達を。
愛知県岡崎市バレエ・ベーシック三井です。
例えば
シソンヌ・ソッテ
アラベスクで跳ぶヤツ。
なかなか
バレエらしい動きですよね。
レッスンでも
よく出てくるんじゃないかな?
でも
はけるときに使ったり、
あまりメインの動きとしては
扱われないかな…
この動きを学ぶとき
意外なところを
徹底して練習します。
それは
出す脚(跳ぶ脚、軸脚)の
出し方
跳ぶために
ただ踏み込む
のではない。
グリッセ
を見せる(魅せる!)
出す足の
つま先を
床の上を滑らせて
出してから跳ぶ。
洗練させた
つま先を
見せるとともに
ジャンプした
空中でも
研ぎ澄まされたつま先を
見せるのです。
ジャンプも
軽やかに見えます。
逆に
このグリッセを
することにより
つま先は
どんどん
洗練されていく。
こうしたことに
気を配ることにより
ベタっとした
ジャンプを防ぐのです。
トンベ・パドブレの
始めもしかり。
こうした
瑣末なことで
動きが
洗練されていくのです。
逆に言えば
こうした瑣末なことを
大切にせずに
毎週レッスンを繰り返しても
動きも形も
いつまで経っても
変わらない。
跳ぶこと
回ることなど
大きな動きに
注目が集まりがちだけど
洗練された動き
動きの美しさ
バレエらしさは
こうした
意外なところから
作られていきます。
良い1週間をお過ごしください
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マスク着用、入館時の検温と手指の消毒を
お願いしています。