●  ストラヴィンスキー  スクリャービン  デーモン


正しいバレエで本当の上達を。

愛知県岡崎市のバレエ・ベーシック三井です。


今日は極めて個人的な話。


この週末、

なんだかパンドラの箱を

開けてしまいかけたようで


ブログの筆(?)も

進みませんでした。



先日、

知人が我が家を訪れました。


私の本棚に並ぶ

ロシア語の本や

バレエ関係の本を

見回した後


「バレエのことは解りませんが

   バレエ音楽は好きです」


とのこと。

聞けば

ストラヴィンスキーが

好きだとか。


私はバレエをする身の上

やはりロミオとジュリエット、

プロコフィエフが大好きです。


そんな流れで

話は

ショスタコービチや

スクリャービンなど

銀の時代〜ソビエトの

音楽になりました。


スクリャービンも好き

ということで


あまり聴くことはなかったのですが

スクリャービンのCDを

取り出して聴いてみることに

しました。


ロシア音楽のCDは


グリンカ

タネーエフ

アサーフィエフ

ルビンシュテイン

カリンニコフ

etc…


数は多くないけれど

細々と集め

持ち帰っていました。


でも

日本に帰り

地に足をつけて生きていくと

決めてから


箱に入れて

半ば封印するように

していたんです。



取り出した

スクリャービンのCDの

ジャケットは


ミハイル・ブルーベリの名作

デーモン(Демон, 悪魔)



やはり名作ですね、

封印が一気に取れ

隙間から


ブルーベリの絵

スクリャービンの音楽

レールモントフの詩…


ロシアを巡る思い出

ロシアへの想い

若き日々…


ブルーベリの絵の向こうから

青い光のようなものが

漏れ出てくるような

感じがしました。



もちろん

今まで

例えばこれらの音楽を

取り出して

聴くこともできたけど


日本での新たな生活

新たな土地

新たな仕事

そして新たな命たち…


それらに

集中しようと


過去を

見ること

懐かしむこと

がないように


いくつかのものは

処分しましたし


残したいものは

思い出の箱に

閉じ込めていたんです。



それにしても

スクリャービンに輪をかけて

ブルーベリの絵は強烈でした。


CDのジャケットで

こんなに小さいのに。


芸術って

そんな力があるんですね。


私達のしている

バレエにも

その力がある。


意識も届かない脳裏や

心の奥底

忘れられた記憶にまで

届き、光を当てる。


普段

筋肉や骨など

バレエの物理的のことを

書くことが多いですが


私達のしていることって

人の心や無意識にまで

触れることができるような

ことなんですよね。


バレエの大切なことを思い出し

新しい週に備えたいです。

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感染拡大対策として全ての参加者に

マスク着用、入館時の検温と手指の消毒を

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クラス案内


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毎週水曜日  11:10-12:40(バレエ初級)  
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第1・3火曜  11:10-12:10(ヨガ

毎週土曜日(日曜に変更の場合あり)  
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                  10:30-11:30(大人のバレエ

balletbasic.mii@gmail.com