● 筋肉を伸ばして使うこと
正しいバレエで本当の上達を。
愛知県岡崎市のバレエ・ベーシック三井です。
筋肉に力入ってる?
バレエで筋肉に力を入れるのは
ギュッと力を入れるのではなく
筋肉を伸ばして力を発揮する
やり方なんだよ
ルルヴェ改善中のメンバー。
片脚ルルヴェになると
安定しない。
どこが重心なのか
わからない状態に…
ヒントは
軸脚のかかとを前にすること
にありました。
しかし
とある部分を
伸ばして使ってこなかった故に
(この部分についてはまた書きます)
感覚が入るのに
少々時間がかかりそうです。
♢♢♢
筋肉を伸ばして使うことを
(身体で)覚えなければ
なりませんね。
♢♢♢
そうなんです。
筋肉が力を発揮する方法は
4種類。
①当尺性収縮
筋の長さ、関節の角度を変化させず力を発揮
→床を押す軸脚!
②短縮性収縮
筋が短縮しながら力を発揮
→ダンベルとか…パッセの裏モモ!
③伸張性収縮
筋が伸張しながら力を発揮
→タンデュ!
④等速性収縮
筋の収縮速度が一定
→これはリハビリの電気をかける機械
とかですね。
多分②の
筋肉をギュッと縮める使い方が
一般的な筋肉を使うイメージ
なんじゃないかな?
でもバレエ特有の
しなやかで強い筋肉を作る
使い方は①と③。
(②の部分もあるよ)
例えば
ピケ・アラベスクに立つとして
ピケに出す脚は
よく伸ばしておきますよね。
これは
次に強い軸脚になるよう
力を準備しているわけです。
(③筋が伸張しながら力を発揮)
そして
出す脚を伸ばして作った力を使って
強い軸脚に立つ!
(①筋の長さを変化させず力を発揮)
画像出典:『Leningrad's Ballet』
John Gregory/Alexander Ukladnikov 著
タン・リエ。
この後、横に上げた脚に移動し(軸脚になる)、
プリエだった脚をアラセゴンに上げるよ。
だから
つま先を伸ばすと言っても
実際はつま先だけでなく
脚の筋肉全体を伸ばすようにします。
そもそもタンデュという言葉が
伸張(ピンと張って伸ばす)
という意味だからね
バレエの伸びやかに見えて
強い筋肉は
こんな使い方のトレーニングで
作られるんですね〜
でも筋肉を伸びやかに使うと
心も伸びやかに、
大きくなるような気がしませんか?
心、伸びやかな1日に
マスク着用、入館時の検温と手指の消毒を
お願いしています。