● トレーニング効果を上げる拮抗筋
正しいバレエで本当の上達を。
愛知県岡崎市のバレエ・ベーシック三井です。
筋肉が働いてくれない
わたしだけ汗をかいていない…?
レッスンしても疲れない
効果を感じない
筋肉の働く実感がない
そんな方はいらっしゃいませんか?
私がまさに
10代の頃はそのタイプでした。
大まかに言えば
筋肉に水分が多く柔らかくて
ストレッチは好き、
筋肉はつきにくくて
筋トレは苦手なタイプ。
レッスンやリハーサルで
みんな汗びっしょりなのに
なぜか私は涼しい顔。
え、なんか私だけ
ラクしてるみたい…?
なんで汗をかかないんだろう?
と思っていました。
後に意を決して
20歳の時に門を叩いた
解剖学的なバレエ教室で
私の身体は変わりました。
バラバラだった身体の
部分部分が繋がって
回線ができ、
全身をエネルギーが流れるように
レッスンで身体が熱くなり
汗をかけるようになりました。
初めてこの身体が繋がり
熱くなる感覚を
感じたのは
カエルストレッチ
股関節が固いことに悩んでいた当初、
股関節を開こうと
鼠蹊部や内ももを伸ばすように
行っていました⇩
腰が反っていますね。
しかしこの教室で学ぶうちに
このポーズは股関節だけでなく
全身で行うことに気づき
上半身も使うようになりました⇩
ほぼプランクですね。
このカエルで
お腹が縮むというか
ハムストリングスというか
全身がプルプルと震え
カ〜ッと身体が熱くなったのを
よく覚えています。
20年ほど前ですが
身体が繋がった
回線ができた
という感覚は
拮抗筋が働いた
ということだと思います。
ひとつの動作をするにあたって
収縮する筋肉があれば
セットで逆に伸びる筋肉もある
ということです。
筋肉に意識が入りにくい
トレーニング効果を感じにくい
タイプというのは
ひとつの動作をする時
伸びる方の筋肉に
意識が強いということ。
セットの収縮する筋肉を
意識できるようになると
トレーニング効果が
上がってきます。
こういう体質は
一定の割合でいるタイプで
バレエ・ベーシックのメンバー
にもいらっしゃいました。
最近は変わってきたようです。
♢♢♢
汗がかけるようになったんです!
♢♢♢
こちらのメンバー、
ストレッチの上達は
素晴らしかったのですが
その柔らかさかのゆえ
バーでは
正しい上体の位置や
姿勢が分かりにくく
体幹を意識するのが難しいようでした。
彼女の身体にとって
分かりやすかったようなのが
骨盤とら上体の
アライメントが整うことで
インナーの腸腰筋が
作用しやすくなったのだと思われます。
伸ばすばかりでもなく
鍛えるばかりでもなく。
バランスが大切ですね
ストレッチは得意だけど
筋肉が足りない
あるいは
筋トレは好きだけど
ストレッチが苦手…
という方は
拮抗筋を
意識してみてくださいね
秋…陰陽のバランスが取れた
過ごしやすい季節になりました。
今日も素敵な1日を
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