正しいバレエで本当の上達を。
愛知県岡崎市のバレエ・ベーシック三井です。
きちんとポアントに乗れない
甲が低くて…
これもよく聞くお悩みです。
皆さんはポアントに
乗っていますか?
こちらの写真は
ポアントに乗っているでしょうか?
出典 : John Gregory and Alexander Ukladnikov
“Leningrad’s Ballet”
アルティナイ・アスィルムラートワ
前ワガノワ・バレエ学校校長、瑞々しいですね!
「乗っている」ようには見えませんが
ポアントに立っていますね。
逆にこの状態で立てる人は
少ないのでは…?
恩師に教わった
ポアントで立つ
必要最低条件は
先端を全部つけて立つ
上の写真では
先端は見事に床についています。
「乗る」というよりも
先端をつけて
「伸びきる」「伸ばしきる」
という言葉が合うように思います。
「乗る」という言葉では
ポアントの先端から上の身体が
リラックスしてしまう感じが
ありませんか…?
「乗る」というとこんなイメージ。
上体だけの「引き上げ」だと苦しい。
「伸びきる」だとこんな感じ。
これをポアントの中でやる。
甲が高いと確かに
「乗り」やすそうに見えます。
はじめの写真のように
甲が高くなくても
ポアントに正しく立つことは
できるし、
甲がとりわけ高くない
偉大なバレリーナは
たくさんいます。
バレエの仕組みは
見た目ではない
んですね。
甲高さんも甲低さんも
正しく筋肉を鍛えて
正しく立てるように
頑張りましょう
今日も素敵な1日を
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