正しいバレエで本当の上達を。
愛知県岡崎市のバレエ・ベーシック三井です。
バレエは好きだけど
独特のあのレッスンの雰囲気がイヤ…
バレエって人間関係が難しい…
うん、確かにバレエの教室には
独特の雰囲気がありますね。
私がバレエを始めたのは
実に漫画からでしたが
人間関係のドロドロ(?!)
などダークな部分を含めて
バレエ全体の持つ
ドラマ性に惹かれたような
気がします。
なぜバレエ特有の
あの雰囲気、人間関係が
生まれるかと考えると
つきつめるところ
バレエは主役を頂点とした
ピラミッド型の構成だから
なのかな?と思います。
作品の構成もですし
バレエ団のプリンシパル、ソリスト
といったポストもそうですね。
主役の座をトップに
容姿も問題の世界…
となると嫉妬もしやすく
感情の絡んだ競争が生まれやすい。
子供のクラスなら
年齢や習得度など
ある程度合理的な理由で
ピラミッドが形成され
大人のクラスよりも
そのヒエラルキーを
ある意味、納得しやすい
かもしれません。
大人の場合は
基本、皆平等ですよね、
特に一般社会では。
そこにヒエラルキーが
できるのだから
ちょっと複雑…
というところでしょうか??
…まぁ私は天然なので
皆さまの感情を汲み取れていなかったらすみません…
嬉しいご感想をいただきました。
先生のクラスは皆さん自分自身と
向き合ってレッスンされるので、
大人バレエ特有の雰囲気がなくて、
すごくシンプルにレッスンに向き合える
ことがありがたいです!
良かったです![]()
私も昔から
このバレエ特有の雰囲気は
気になっていて、
自分が教室をやるときには
ヨガのようなフラットで
風通しの良い雰囲気にしよう
と思っていました。
まぁヨガでも色々あるのかもしれませんが
天然(?)な私にも
それなりにバレエ特有の雰囲気の
難しさに直面することもありました。
特定の人が気になったりと
自分の感情とも闘いました。
打開策はただ一つだったように
思います。
それは
自分の上達に
フォーカスすること
あのロパートキナが
とあるインタビューの中で
語っていました。
インタビュアーの質問:
子供の頃からずっとプリンシパルを
夢見てきたのですか?
ー プリンシパルの夢?
いいえ、日々もっとつま先が伸びれば…
もっとかかとが前になれば…
常に目先の夢でいっぱいいっぱいでした。
主役の座を奪い合うよりも
ずっと主役に必要なことですよね。
バレエ・ベーシックのレッスンは
地味なのですが
モノによっては
喋る余裕もなくなります…
多分、ヒトのことも
気にする余裕もなくなります…
でもそれほどの
体力と気力を集中させるので
皆結果が出るのです。
もちろん私も
目や呼吸を合わせたり
意見を出し合ったり
皆で舞台を作る楽しさも知っています。
バレエ・ベーシックで
苦手なことを克服し
羽ばたいていってほしい。
広い舞台で輝いてほしい。
身体と心の自由を手に入れてほしい。
そのために
マットにへばりつき
バーにしがみつき、ひっそりと
地味なことをしているのです(笑)
ひとつひとつできるようにすることで
自信にも繋がりますしね![]()
心が自由な1日を…
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