●  バレエ教師という職業


正しいバレエで本当の上達を。

愛知県岡崎市のバレエ・ベーシック三井です。


バレエ教師という道を

考え始めたのは


20歳を過ぎてから

ロシアに留学し


しかし本物と自分との差を

目の当たりにし

バレエを踊ることを

職業にすることは諦め


一旦はモスクワで

日系企業に就職してから


と、回り道をしてからでした。


バレエ・ダンサーがダメなら

バレエ教師、という考え方は

しませんでした。


バレエと映画で

分野が違いますが


10代の頃から

バックトゥザフューチャーでおなじみの

マイケル・J・フォックスの

大大大ファンで、


彼が高校生の頃

進路を決めるにあたって


「演劇学校?行かないよ。

   演劇学校の先生たちは

   成功しなかった俳優たちだからね。」


と考えた、というのに

同感だったからです。

(今ではその失礼な考え方を

    反省しています)


一般にバレエの先生、

というと

どのようなイメージでしょうか。


私自身、

フワフワした感じの

お嬢様が多いイメージを

持っていました。


バレエ教師を目指している途中にも

「バレエはおんな子どものするもの」

と言われましたし、


あまり社会的に

職業の一種として

認識されていないように思います。


ロシアのバレエ教師は違います。

舞台でアーティストとして踊った後、

大学の教師課程を修了し、

更に大学院に進学する人も多い

専門家です。


バレエ教育自体が

毎年学会も行われる

れっきとした科学分野の一つです。


バレエに限らず

留学中にご縁があった先生方は

ロシア語の先生も

演劇の先生も

皆、自分の職業に

専門家としての誇りを持っているように

見えました。


ソ連時代の

女性も100%就業、

という体制の名残りも

あるかもしれません。


ロシア人女性、日本人女性、

と一括りにして

比較することはできないと思いますが


しかし

女性の職業観は

会話から感じる雰囲気などから

日本とロシアで異なるように感じました。


私は自分の職業に敬意を持っている

という言い回しをよく耳にしました。


バレエの指導においても

専門教育を受けている先生方は

レッスンの厚みというか

深い知識に基づく落ち着き、壮大さ

というか説得力が全然違う。

(舞台を降りてから、なので

   そもそも年齢的な落ち着きも

   あるのでしょうがイヒ


今では日本にも

教授法を学ばれた先生も増えましたが


かつてはバレエ団の団員が

「教え」という名の

バレエ団レッスンの簡略バージョンの

クラスをしているという

パターンが多かったものです。


「教え」という呼び方は

「踊ること」に対して副業的な

アルバイト的な響きがあります。


私がロシア留学〜就職〜アキレス腱断裂

を経て改めてバレエ教師への道を

目指すことにしたのは


バレエ教師という職業、

バレエ教育の専門性を

ようやく理解したからだと思います。


バレエ教師という名に

恥じない仕事をしたいと

思っています。

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