ニシシッピー川が近い宿舎。
小さい街で、万博会場には車まで30分位で着く「アメリカの寂れた街って感じ」
街はずれにカントリーの店あり、プールバーになっていた。
何人かの万博スタッフと、下手なビリヤードと酒でうさ晴らしの場所。
ある夜、いつも様に遊んでいると「私達にもゲームさせて」女の子のスタッフが来た。
四人ずれで遊びに来た様だ「よく ここがわかったね」「山内君に聞いているから」
俺と同じ宿舎に居る若い奴「あいつはお喋りだな」「若い子が遅くまでは危険だよ」
「ここはアメリカだからね」「私たち子供じゃないからね」怒られた。
数日後、その夜は俺が一人で店にいた「今晩は」「あれ どうしたの一人で」
「同じ部屋の子とちょっとね」「女は難しいね まあ ガス抜きして帰ろ 送るよ」
そんなきっかけで話し友達に「俺より10歳は若い友達か」
ある時の会話の中で「私しの事どう思う」「若くて可愛いい お喋りかな」「子供扱いして」
知らない内に近くなっていた「五ヶ月は楽しい話しが出来るね」「日本の彼氏は」
「いないんだ」「だから 今は貴方が彼氏だよ」「あははは 大人をからかうなよ」
彼女は急に怒って店を出て行った。追っかけた「どうして そんなに怒ってるの」
「あんたは鈍い 女の気持ちがわかってない」「えっ」彼女がキスをしてきた。
「待って」「黙って 私しの気持ちだよ」「もう 遊んであげないぞ」
朝が明ける頃、汚いコーヒーショップでじっと彼女を見つめていた。
「もう 寝る時間ないけど帰ろ」「好きだよ」
ニシシッピーの川風に青草の臭い「なんか つい言葉がこぼれた」こんな時間は嫌いじゃない。