2011 J League Div.1 第24節


神戸 0 - 4 G大阪


得点(アシスト) : 武井(ラフィーニャ)  

            キム・スンヨン(ラフィーニャ)  

            イ・グノ(ラフィーニャ)  

            二川(アフォンソ)




劣悪なピッチ・コンディションでパスサッカーが機能するかどうか心配でしたが完勝です。


守備は相変わらず不安だらけでしたが、敵のシュートミスにも助けられて、2試合連続完封。得失点差(+20)も名古屋(+21)に肉薄してきました。(もうちょっと失点抑えてたら、ものすごい得失点差なのにね。)


中澤に続いて下平の長期離脱の緊急事態にも藤春をしっかり起用してくれたのは嬉しかったですね。てっきり武井をいれるもんだと思っていました。西野監督、信じなくてごめんなさい。


さて、これで首位のままワールドカップ予選でプチ中断に入れます。

今、ガンバに必要なこと。それは、横浜、そして名古屋との大一番に向けて遠藤をいかに休ませるか、ではないでしょうか。(イエローの累積もあるし)

数年前の感染症で戦線離脱したのは疲労とも無関係でないはず。今シーズンもガンバと代表でフル回転の遠藤、当然、北朝鮮とウズベキスタン戦ももっとも換えのきかない選手として先発フル出場でしょう。

次節のホーム大宮戦、どうぞお休みください(本当は大宮戦は家族が大阪に来て一緒に観戦する試合なんで出て欲しいのが本音ですけど)。そのためにも、平井、大塚、藤春、川西、アフォンソ、横谷ら若手の頑張りに期待したいです。


それとCB。高木は相変わらずアバウトな、どかーんというパスしか出せないし、山口はスピードの衰えが顕著です。中断期間の練習試合で、中澤・金のコンビを試して欲しいものです。中澤が復帰できるかどうかですが、ブログで軽口叩いているところをみると軽症っぽいし。


佐々木も戻ってきたし、そろそろ橋本も復帰できるはず。名古屋との最高の大一番で万全の体制となることを祈ります。





さて、単身赴任先のマンションにはパソコンがないので記事もゆっくり書けず、久しぶりの採点です。(SA・・・言うことなし! A・・・よかったです B・・・普通です C・・・もう少しがんばりましょう D・・・ひどいです  E・・・J1レベルではありません)


藤ヶ谷 : B (パンチングでちょっと不安定なところを見せたが全体として無難な出来。)

加地 : B (しっかり守備から入ってイ・グノを生かす。フリーのクロスはちゃんと蹴りましょう。)

高木 : C (ビルドアップ時の判断が遅すぎる。どかーんと縦に大きく蹴るだけ。一人ガンバのサッカーに入っていってない。)

山口 : C (振り切られて肝を冷やす場面多々あり。)

藤春 : B (シュートは打ったが縦への突破なし。90分プレーしたのは成果。)

明神 : A (ボールを奪った後プレッシャーをかけられてもボールロストしないテクニックが光った。)

遠藤 : B (劣悪なピッチを感じさせない正確なボールコントロール。)

武井 : A 判断よくラフィーニャにボールを預け、ゴール前でリターンをもらって先取点。やはりサイドバックの選手じゃないよ。)

キム・スンヨン : A (イ・グノがヘディングを競るときにはゴール前に突進し、ラフィーニャのパスを落ち着いて流し込む。でもすぐに足攣るね。試合前にバナナ食え!)

イ・グノ : A (相変わらずダイナミックな動きで神戸DF陣を混乱に陥れる。ラフィーニャとのコンビも試合毎によくなり今夜も見事なコントロールショットを突き刺す。)

ラフィーニャ : SA (3アシストで文句なしのMOM。得点は無かったが貢献度は非常に高い。ブラジル人とは思えない周りを生かすプレーが素晴らしい。)


アフォンソ : B (相変わらず肩に力の入ったボールの持ち方。でも2試合連続アシスト。持ってます。)

二川 : B (ダメのダメを押す4点目をゲット。)

平井 : C (短時間では結果を出せない。)


西野監督 : A (最近交代選手がやたら結果を出すね。遠藤を引っ込めたのは◎。)





さて、来週はいよいよワールドカップの3次予選が始まります。

遠藤が負傷しないことをひたすら祈っておりまする・・・。






西野監督の思い切った采配が奏功し、首位決戦に完勝。
柏のシュートが正面をつく幸運はあったものの、ベンチを含め、総合力の勝利と言っていいでしょう。

名古屋戦では選手層の薄さを指摘されていたガンバですが、西野監督も腹を括ったのか、思い切った選手起用でした。

前半は、遠藤のフリーキックがポスト直撃したり、イ・グノ、スンヨンが決定的なチャンスを逃したり(こういうところまで仲がいい。)、山口、高木のセンターバックが非常に不安定だったり、武井も裏を簡単に取られたりと、非常に危うい内容。暑さのせいかプレスが甘く、柏の両ブラジル人に自由を与えすぎでした。

後半あたまから、何故かイ・グノが平井と交代。なぜ?イ・グノ、そんなに悪かったか?さらに続けざまにスンヨン→大塚。二人でひとつと考えているらしい西野監督、先手を打ってフレッシュな選手を投入し、前に!!という明確な意思を出しました。

だから大塚のゴールが決まったとき(でもあれはシュートじゃなくてクロスでしょ。)の喜びようといったら・・・。天皇杯決勝でバンドがゴールを決めたときを思い出しました。相手が柏だとやはり格別?
平井も決定的なチャンスを2回はずすも、アフォンソの粘りから辛うじて決めました。
アフォンソって、なんか硬くなってたのか、ブラジル人とは思えないぎくしゃくした動きでしたが、きちんと仕事はしました。

今シーズン2度目の完封でしたが、やはりディフェンスラインは不安てんこ盛りですね。
特に山口はミスが多すぎだし、高木はビルドアップのパスを出せない。
攻めだけじゃなく、守りも若手を使うときが本当に来たんじゃないの?
ウッチー、金に多いに期待します。



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9連休の予定が、予想外の仕事上のトラブルで、結局土日以外は昨日の金曜日だけしか休みがとれなかった今年のバケーション。

昨日今日と一泊二日の小旅行に家族で出掛けました。

行先は、三重県熊野市。僕が設計した「熊野倶楽部」。

旅行記はまた別の機会に記事にしますが、松阪で東京に戻る嫁さんと愛娘と別れ、僕は近鉄特急で大阪へ。電車のなかではずっとスマホで川崎戦をチェック。

ジェットコースターのような試合展開に、電車のなかで一人のけぞり、拳をにぎりしめ、まったく落ち着きませんでした。

しかしまあ、ガンバらしいっちゃらしいけど。

録画映像でしっかりチェックしますが、やはり守備はガタガタですね。これからイエローカード累積も効いてくるのでかなり心配です。
まあ優勝したときの雰囲気に似てるかもしれんけど。

そう、2005シーズンには、アラウージョがいました。そして2011シーズンには同じ左利きのラフィーニャがいます。
なんかシューターとしてはスタイルが似ているような気がします。

そのラフィーニャがハットトリック。もう、ほぼ中東行き決定ですな。ガンバフロントが急いで完全移籍の手続きをしたのは正解ですね。

名古屋がこけて、久し振りに首位に立ちました。
結果だけを見ると、例年に比べ、順調すぎるぐらい順調に勝ち点を積み重ねていますが、なんかあまり強いきがしない今年のガンバ。
昨年までと違うのは、やはり遠藤の鬼のチェイス。
ボールを奪い、パスを散らし、ゲームを組み立て、ゴールを狙う。
なでしこの澤みたいだ。

ちょっと前だったら、澤選手の方が、「女遠藤」だったのに、今は逆。

オシムも言ってます。

「遠藤も中村ケンゴも澤を見習うべきだ」と。






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壮絶な試合でした。


気分としては非常に複雑です。
チャンピオンチーム、そして首位チームに対して美しいパスサッカーで試合を支配できた誇らしい気持ちと、こんな試合は絶対に勝ってほしかったというがっくりとした気持ちが入り交じった気持ちです。

二川が決めてたら、遠藤のクロスバーを叩いたフリーキックが決まっていたら、横谷のヘディングシュートがもうちょっとずれていたら・・・。

予想外の負傷者が3人も出て攻めのギアをあげられなかったのが残念でした。

でも今夜の試合は、Jリーグのトップチーム同士に相応しい内容だったと思います。


あ~~~、それにしても残念!



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2011 J League Div.1 第20節

G大阪 2 - 0 福岡


まずは、全試合で黙祷が捧げられた故・松田直樹選手のことを語らなければならないと思う。


正直、好きな選手じゃなかった。代表でも、頼もしいというより、無謀な攻め上がりはやめて欲しいと思いながら見ていた。

一方で、特別な選手であることもわかっていた。あのロナウドやカヌーと渡り合った選手である。その経験を、松本山雅だけじゃなく、日本サッカー界につないで欲しかった。


日本サッカーを見守っているサッカーの神様はここのところご乱心気味?


なでしこの世界制覇、松田選手の急逝、韓国を子ども扱いしたゲーム・・・・・。




天国から見守る松田選手に、「だせえ」と言われないように日本サッカーは進んでいかなければなりません。

ご冥福をお祈りします。




さて、大変遅くなりましたが、福岡戦のレビューです。


全試合失点の記録はめでたく途切れました。まあ、途切れるとすればこの試合と思っていましたが、攻撃もショボかった。佐々木が負傷、ラファエルを先発にした途端、攻撃のギアチェンジを担える選手がいなくなりました。平井はやはり先発向き。星原なんて切り札としてはすごくいいと思うんですが最近どうなんでしょうね。




採点です。(SA・・・言うことなし! A・・・よかったです B・・・普通です C・・・もう少しがんばりましょう D・・・ひどいです  E・・・J1レベルではありません)


藤ヶ谷 : B (ようやく無失点。ミスなく無難なプレー。)

加地 : C (守備はともかくビルドアップ時の単純なパスミスはいただけない。)

中澤 : C (ゴール前で絶好のチャンスを逃す。試合展開からすると決めておきたかった。無失点には貢献。)

山口 : B (福岡には失礼だがワンランク落ちる攻撃陣に対してようやく完封。次節のセレッソ戦で真価を問われる。)

下平 : B (ビルドアップ能力の高さを見せた。若いんだからもっと走りましょう。)

明神 : A (インターセプトから一気に逆襲、ゴール前で冷静にスルー、半分は明神の得点と言っていいでしょう。)

武井 : C (攻守に停滞で途中交代。)

遠藤 : B (よくパスを散らすも、らしくないミスもあった。)

二川 : A (絶妙なトラップや二川にしか出せないパスを連発。)

イ・グノ : A (MOM。ダイナミックかつスピード感あふれるドリブルで事実上2アシスト。)

ラフィーニャ : A (しっかりゴール前に入ってごっつあんゴール。後半は動きが少なくなったが夏場を乗り切ればあのスピードは脅威。)


平井 : D (何度も訪れたゴールチャンスをことごとくつぶす。相手DFも驚いてオウンゴール。)

高木 : B (試合をクローズさせる役割を果たした。)

横谷 : D (たびたびボールロストし、危機を招く。非常に危なっかしい出来。)


西野監督 : C (ベンチに切り札がおらず攻撃のギアチェンジができない。かわりに試合をクローズさせるベンチワークは空振り。)



さて、お盆の夏休みはセレッソと名古屋の2連戦。天王山です!!