本当は3月に開催されるはずだった、押尾コータローの東京国際フォーラムでのコンサート。


震災の影響で延期となり、8月2日に無事開催されました。



3月は東京勤務でしたが、今は大阪勤務。午後2時まで勤務して休みを取ってのぞみに飛び乗って、現地で家族と合流し、行ってきました。



以下、若干ネタばれとなりますのでご注意を。











全体としては、「Hand to Hand」の曲が中心で、僕の好きな「SPLUSH」とか「FIRST LOVE」とか、鉄板かなと思っていた「HARD RAIN」とかが演奏されなくて、個人的には少し物足りなさが残ったものの、全体としては非常に楽しく暖かく素晴らしいコンサートでした。


押尾さんが、「Be Happy」のDVDで語っていましたが、ファンは自分にロックを求めている、と言ってました。女性のファンはそうでもないのではと思いますが、僕なんかは確かにそうで、今回の、「Dancin'コオロギ」でのDEEP PURPLEの「Smoke on the Water」から、エンディングの「Over Drive」への流れはかなりそれを意識したものだと思いました。きっと押尾さんも好きなんやろうなあ。ジミヘンの「Purple Haze」とかもかっこよく演奏するしね。


アルバムに入っていない曲を聴けるのがコンサートの醍醐味ですが、今回も、「Smoke on the Water」だけでなく、「22歳の別れ」(かぐや姫、風)や「チャンピオン」(アリス)といった、40代の親父には思わずにやけてしまう曲を演奏してくれました。でも個人的に一番気にいったのは、全演奏曲を含めて、The BEATLESの「Come Together」でした。めちゃ、かっこよかったですね。


双眼鏡で奏法もチェックしましたが、バラード系を除くほとんどの曲がスラム奏法で演奏されていました。残念ながら僕はきれいに音を出せませんが、がんばって練習して、「HEART BEAT」や「Over Drive」を演奏してみたいと思いました。


驚いたのは義捐金の募金箱の前で全員と握手していたこと。MCでも、握手が好きと言ってましたが、コンサート終了直後の疲れたところを、じっくり微笑みかけながら握手しているのにはびっくりしました。


我が家は残念ながら、愛娘がトイレに急いでいたのでダメでしたが・・・。




また行ってみたい、そう思いました。

できれば国際フォーラムのような大きな会場ではなくて、ライブハウスみたいなところがいいですね。今は押尾さんの地元の大阪で働いているのでチャンスがあれば行ってみようと思います!


わざわざ、大阪から来たかいがありました。翌日、品川6時発ののぞみで9時に出勤するのはちとしんどかったですが。

2011 J League Div.1 第10節

鹿島 1 - 4 G大阪

絶好調のイ・グノ、よくわからないけど速いラフィーニャ、カウンタースター佐々木の3人に引っ掻き回され、哀れ鹿島、10分で3失点を喫し、ホームで沈む。

単身赴任先の大阪ではスカパーが見られないので、梅田のスポーツカフェで観戦。久しぶりに気持ちよかったです!

藤ヶ谷 : B (鹿島の拙攻にも助けられた感があったが・・。)
加地 : B (大迫に仕事をさせず)
中澤 : B (思い切った攻め上がりを見せる。セットプレーでも岩政を自由にさせなかった。)
山口 : C (守備の統率者として連続失点記録を止めたかった。)
下平 : B (実はあまり印象に無い・・・)
武井 : A (ここ数試合低調なパフォーマンスに終始していたが、トップ下でスタートしたこの試合では先制ゴールをあげるなど好パフォーマンスを見せた。しかし守備でまずは見せてほしい。)
明神 : A (この人がいるといないでは本当に大違い。)
遠藤 : C (珍しくパスミスも多かった。疲れがかなり溜まっているようだ。)
二川 : B (後半はスタミナ切れ。)
イ・グノ : SA (MOM。アドリアーノが中東へ去ってから、試合を重ねるたびにキレ具合が増している。あのジュビロでの衝撃的デビューのパフォーマンスに戻ってきた。中東に行かないでね。)
キム・スンヨン : A (幼馴染2トップで張り切りすぎて90分持たず。1アシストで役割は果たす。)

佐々木 : A (前線でかき回し、ラフィーニャに初ゴールをアシスト。これをきかっけにラフィーニャが爆発すれば、このアシストの意義は非常に大きい。)
ラフィーニャ : SA (25分の出場で1得点2アシストは文句のつけようがありません。ブラジル人FWにありがちな強引に前を向いて一人で行くようなプレーよりも、周りを生かし周りから生かされるプレーぶり。まだよくわかりませんが極めて順調なスタートといえる。)
横谷 : -

西野監督 : A (キム、ラフィーニャの起用がずばりあたった。)



2011 J League Div.1 第19節

磐田 1 - 2 
G大阪

「全試合失点優勝というガンバにしかできない記録を打ちたてよう!」

今日も梅田のスポーツカフェでも観戦。くせになりそうです。ところで今日も失点しましたね。ホームと同じ、磐田の10番・山田に引っ掻き回されました。でもいい選手ですね。レフティらしいテクニックもあるけどけっこうパワーもあって、2~3人に囲まれても動じません。
ただホームでも中盤で彼へのプレスが甘く失点しているのに今回も同じ。
まあ、勝ったからいいです。


それにしてもラフィーニャ、持ってますね。佐々木のいい意味での適当なクロスがドンピシャ、シュートもほぼ正面だったけどゴールイン。叩きつけるという基本に忠実なヘディングシュートだったからこそですね。



藤ヶ谷 : C (失点はノーチャンス。しかし危なっかしい場面も。)
加地 : B (惜しいシュートを浴びせる。ホームではかなり押し込まれたが今回はしっかり蓋をした。)
中澤 : A (こぼれによく反応して先制弾。)
山口 : B (1失点なら合格です。)
下平 : B (守備安定。攻撃参加のタイミングもよし。)
武井 : C (相変わらず中途半端な守備で不安定。攻撃面でも単純なミスパスなどが散見された。なぜスタメンなのか?)
明神 : B (2点目につながったボール奪取は真骨頂。)
遠藤 : A (MOM。前半の確か終了間際?、加地へサイドチェンジで出した、戻ってくるDFのぎりぎり背後を通したパスに寒気を感じました。)
二川 : B (最後まで攻撃に絡んだが前半のきらめきは後半には消えた。)
イ・グノ : A (絶好調。何度か訪れた得点シーンは決め切れなかったが常に脅威であり続けた。)
キム・スンヨン : C (イ・グノとの息の合ったコンビネーションも時折見せたが残念ながら相手DFは怖くはないだろう。)
ラフィーニャ : A (基本に忠実なヘディングシュートで決勝点。ゴール前に突っ込んできた二川に出したパスにセンスを感じました。また、奪われたボールを追いかけてスライディングで奪い返したシーンは守備への意識とチームを鼓舞する姿勢が現れていました。)
佐々木 : A (インステップでストレートに蹴るクロスは佐々木ならでは。放物線ではなく伸びるのでDFはヘディングのタイミングがつかめません。ラフィーニャにドンピシャでした。)
横谷 : - (次節は武井に代わって先発を望みます。)

西野監督 : B (交代で出した選手がアシストして得点しているので・・・。)

愛娘とサッカー<ガンバ大阪>と建築と音楽と・・・-110727_204334_ed.jpg

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ガンバ、鹿島に4ー1の爆勝!!


いやぁ、久しぶりに気持ちよかったです。

アドリアーノがいなくなってからキレキレの動きを見せるイ・グノと、デビュー戦でいきなり1得点2アシストのラフィーニャ。
梅田のスポーツカフェでハイタッチがそこらじゅうで沸き上がりました。

ガンバ経由中東行きの切符をつかんでしまったかもしれませんね・・・。

世界チャンピオンになった、なでしこたち。


連日テレビに出ない日はありません。


今日開催されたなでしこリーグ、INAC神戸対千葉では、18000人も集まったそうです。昨日のガンバ対磐田は11000人・・・・。Jリーグも頑張らないといけないけど、なでしこのこの状況を一過性にものにしないように、彼女たちの獅子奮迅の頑張りに応えるためにも、サポーターと協会はやるべきことがたくさんあります。


1.カレンダーの見直し

 世界チャンピオンになって1週間後にリーグ戦再開なんて、選手が壊れてしまいます。恐らく、こんなに長い間ドイツに滞在することになるとは思ってなかったんだろうけど。

 選手たちは女子サッカーのために頑張るんだろうけど、オリンピック予選前に怪我したら元も子もありません。


2.オリンピック予選

 9月から11日間で5試合という超ハードスケジュール。タイ、オーストラリア、韓国、中国、北朝鮮、日本の6カ国で上位2ヶ国だけがロンドンに行けるという厳しさです。

 もう決まったことですから仕方ないけど、飛行機とかホテルとか食事の面とか、選手がサッカーだけに集中できるように協会は考えうる最大限のサポートをしてほしいものです。世界チャンピオンに相応しいサポートを。


3.応援し続ける

 今日ホームズスタジアムに行ったサポは、世界一のサッカーを見る幸運を大切にして、またぜひスタジアムに足を運んで欲しいです。






さて!!!なんとずうずうしくも、世界チャンピオンの主力選手に対して採点です!(SA・・・言うことなし! A・・・よかったです B・・・普通です C・・・もう少しがんばりましょう D・・・ひどいです  E・・・代表レベルではありません)

※あくまで洒落ですのであまり深く突っ込まないでください。


海堀 あゆみ : SA (グループリーグの頃は、前に出るか待つかの判断に迷いが見られましたが。ドイツやアメリカに対して最高のプレーを見せました。「黒くも」の称号を与えます。ありがとう!)


近賀 ゆかり : SA (まさにクールビューティ。決勝延長の澤の同点ゴールにつながったゴール前への走りこみは素晴らしかったです。ありがとう!)


岩清水 梓 : SA (CBとは思えない華奢な体で列強のでかいFWに対抗。決勝戦、レッドカードをもらったときの笑顔を忘れません。ありがとう!)


熊谷 紗希 : SA (裏MVP。相手エースに必ずぶつけられ、顔を真っ赤にして頑張るあなたはMVP級でした。PKのシーンはこの先何度もOAされるでしょう。最初、頭をぐるぐる巻きにして出てきたときはびっくりしました。合コンぐらいどうってことありません。でもドイツではないかな?フランクフルトでも頑張れ!ありがとう!)


鮫島 彩 : SA (内股で左サイドを疾走する左SB。長友より先に世界一のSBになるかも!?ありがとう!)


沢 穂希 :  (危ない場面には必ず現れ、ゲームをつくり、広い視野で完璧なパスを通し(ドイツ戦の決勝アシストと決勝戦の近賀へのパスは最高でした)、得点王になる。あなたは日本サッカー史上、もちろん男子を含め、最高で完璧なフットボーラーです。ありがとう!)


宮間 あや : SA (常にクール。得点してもあまり喜ばない。決勝のPK戦で優勝が決まった後も、一人アメリカチームに駆け寄る冷静さ。少し恐いです。技術的には両足を完璧に使いこなしCKで軽くファーに蹴ることができるパワーの持ち主。澤の後継者かな。ありがとう!)


阪口 夢穂 : SA (目立たなかったけど、中盤の一番プレッシャーのかかるところでボールを失わないあなたの技術と勇気を見逃していませんよ。ありがとう!)


川澄 奈穂美 : SA (あのロングシュート、トラップしてボールを地面に落とさずに難しいボレーで決めました。美しすぎるシュートでした。ありがとう!)


安藤 梢 : SA (お姉さまはゴールはありませんでしたが、常に前線で起点になり、プレスをかけ続けました。献身的なプレーをするあまり試合終盤でガス欠気味でしたが、貢献度高いです。ありがとう!)


丸山 桂里奈 : SA (ファンです(笑)。スーパーサブの役割を完璧に果たしました。ドイツ戦、あの角度でシュートを打つという選択ができるFWはあなたしかいない!ありがとう!)


大野 忍 : SA (メキシコ戦のゴールには南米の香りが。ドリブルの切れ味もアルゼンチンの選手のようでした。)


永里 優季 : SA (スタメンの座を奪われてもPKはずしてもエースは私、という雰囲気がFWらしくていいです。最後に婚約発表してタダでは終わらせないことを見せ付けました。ありがとう!)


岩渕 真奈 : SA (マナドーナのプレー、もっと見たかったですね。オリンピックでは相手DFをきりきり舞いさせるドリブルを見せてください。ありがとう!)


佐々木監督 :  (決勝戦のPK戦まえにあの笑顔を出せるのは、まさに仏様でしょう。ありがとうございます!)




オリンピック予選も息が抜けません。疲労が心配ですが、勝ち抜いて欲しいです。


頑張れ、なでしこ!!




FIFA Women's World Cup Germany 2011

Final


JAPAN 2 - 2 USA

(PK 3-1)


澤穂希選手 MVP & 得点王(ボランチで!) !!!



もう何も言うことはございません。


素晴らしいの一言です。


涙ボロボロ出ました。


なでしこ凄い、世界一だ!!!


澤選手、世界一のフットボーラーだ!!


熊谷選手、あなたは凄い! 裏MVPに推薦します。


でも全員がMVPですね。



おめでとう! そしてありがとう!!