2011 J League Div.1 第20節
G大阪 2 - 0 福岡
まずは、全試合で黙祷が捧げられた故・松田直樹選手のことを語らなければならないと思う。
正直、好きな選手じゃなかった。代表でも、頼もしいというより、無謀な攻め上がりはやめて欲しいと思いながら見ていた。
一方で、特別な選手であることもわかっていた。あのロナウドやカヌーと渡り合った選手である。その経験を、松本山雅だけじゃなく、日本サッカー界につないで欲しかった。
日本サッカーを見守っているサッカーの神様はここのところご乱心気味?
なでしこの世界制覇、松田選手の急逝、韓国を子ども扱いしたゲーム・・・・・。
天国から見守る松田選手に、「だせえ」と言われないように日本サッカーは進んでいかなければなりません。
ご冥福をお祈りします。
さて、大変遅くなりましたが、福岡戦のレビューです。
全試合失点の記録はめでたく途切れました。まあ、途切れるとすればこの試合と思っていましたが、攻撃もショボかった。佐々木が負傷、ラファエルを先発にした途端、攻撃のギアチェンジを担える選手がいなくなりました。平井はやはり先発向き。星原なんて切り札としてはすごくいいと思うんですが最近どうなんでしょうね。
採点です。(SA・・・言うことなし! A・・・よかったです B・・・普通です C・・・もう少しがんばりましょう D・・・ひどいです E・・・J1レベルではありません)
藤ヶ谷 : B (ようやく無失点。ミスなく無難なプレー。)
加地 : C (守備はともかくビルドアップ時の単純なパスミスはいただけない。)
中澤 : C (ゴール前で絶好のチャンスを逃す。試合展開からすると決めておきたかった。無失点には貢献。)
山口 : B (福岡には失礼だがワンランク落ちる攻撃陣に対してようやく完封。次節のセレッソ戦で真価を問われる。)
下平 : B (ビルドアップ能力の高さを見せた。若いんだからもっと走りましょう。)
明神 : A (インターセプトから一気に逆襲、ゴール前で冷静にスルー、半分は明神の得点と言っていいでしょう。)
武井 : C (攻守に停滞で途中交代。)
遠藤 : B (よくパスを散らすも、らしくないミスもあった。)
二川 : A (絶妙なトラップや二川にしか出せないパスを連発。)
イ・グノ : A (MOM。ダイナミックかつスピード感あふれるドリブルで事実上2アシスト。)
ラフィーニャ : A (しっかりゴール前に入ってごっつあんゴール。後半は動きが少なくなったが夏場を乗り切ればあのスピードは脅威。)
平井 : D (何度も訪れたゴールチャンスをことごとくつぶす。相手DFも驚いてオウンゴール。)
高木 : B (試合をクローズさせる役割を果たした。)
横谷 : D (たびたびボールロストし、危機を招く。非常に危なっかしい出来。)
西野監督 : C (ベンチに切り札がおらず攻撃のギアチェンジができない。かわりに試合をクローズさせるベンチワークは空振り。)
さて、お盆の夏休みはセレッソと名古屋の2連戦。天王山です!!