前回の記事はこちら
前回は家を建てる時にできる対策でしたが、住んでからできるやり方について調べていきます。
まずは日射遮蔽ですが、これは前回と同じで住んでからアウターシェードやすだれ等でも対策できます。
日射遮蔽
東西の日射遮蔽
南面が1番日当たりが良いんですが、日射対策は軒や庇である程度できます。
でも東西面は太陽高度が真横ぐらいから室内に陽が入ってきます。時間的には短いんですが夏場の昼過ぎの暑い時間に西からの陽が直撃するとかなり暑く感じます。
とりあえず1番の対策は外側ですだれやシェードなどで窓を隠すようにするのが1番です。
※詳しくは下記の記事を参照してください
※下2つは前回と同じ内容です。
日射取得した時のエネルギー量
まず太陽の光を取り入れた時はどれぐらい暑いかというと2m✖️2mの窓があった場合APW330の窓で比較すると
①断熱窓 こたつ2台分
②遮熱窓 こたつ1台分
の熱が窓から入ってくることになります。
※詳しくは下記の記事を参照してください
日射遮蔽するには
軒や庇で日射遮蔽する場合だと10:3が黄金比だと聞きますが、あれは夏至(6月20日頃)の時期に有効であって1番暑くなる8月や9月だと太陽の光が入ってきます。
※詳しくは下記の記事を参照してください
内部発熱
ここが地味に大事ですね。
4人✖️100W(人体発熱)
+130W(テレビ)
+300W(コンロ)
+200W(電子レンジ)
+150W(炊飯器)
+50W(冷蔵庫)
= 1,230 W
がLDK特にキッチンから排出される熱量になります。
なので調理中が暑くなりやすいので熱がこもらないように対策が必要です。
エアコン冷房だと2階に設置しがちですが1階LDKだと1階にあるエアコンも使うことやサーキュレーターなどを使うのが良いかもしれないですね。
とりあえず熱の発信源を中心に対策が必要です。
※ 詳しくは下記の記事を参照してください
室内の温度設定
室内の快適な温度は?
それは人それぞれ若干変わりますが、とりあえず家族みんなが涼しいより何も感じないってぐらいに設定するのが大事です。
※詳しくは下記の記事を参照してください
時間帯によって快適な温度が違う?
朝、昼、夜だけでも快適な温度って変わったりするのでスイッチボット などを使えば時間によって設定温度の変更ができます。
※詳しくは下記の記事を参照してください
温度だけじゃなくて湿度も大事
温度を下げるだけじゃなくて湿度もきっちり下げましょう。
カビやダニなどが発生しやすくなるので、湿度管理も大事です。
※詳しくは下記の記事を参照してください
体感温度の違い
体感温度は人が感じる温度の違いです。
影響されるのは
・温度
・湿度
・風量
・日射
が影響してきます。
仮にこちらのサイトを使って調べてみると
①温度25度 湿度50%
体感温度は23.2度
②温度25度 湿度70%
体感温度は24.4度
湿度が上がるだけで約1度も高く感じます。
そしてそこに風速5m/sの風が当たると
体感温度は18.5度
逆に①より寒く感じます。
なので室内に扇風機、サーキュレーター、シーリングファンなどで風や気流を感じるだけでも涼しく感じます。
LDKなどの広い空間だと余計に場所によって感じ方が変わります。
次にエアコンの設定などもありますが、長くなりましたので続きます。