ノート講座、お仕事サロンを運営しています。愛媛県松山市在住。東京、愛媛、オンラインで活動中。夫と娘の3人家族。本、ノート生活好き♡
こちらの続きです。
この本を読んで、
波を受け入れると決めた人もいれば、
そもそも波を嫌っていたと気づいた人もいた。
だからこそ、
生きにくい時代だな～苦しいな～…と感じた人もいたのです。
少し話がそれますが、今年の12月からは
｢風の時代｣が始まると言われています。
そういう星回りということです。
だからこそ、もうその流れは来ていて、
今実際にもがいている人も多いんじゃないかな？と感じています。
そういう気持ちがこの本を通して
ぶわっと表に出たような気がしたのです。
そして、そんな人にも光が見えてきた読書会でした。
アートには正解がありません。
表現するのも鑑賞するのも両方です。
頭ではなんとなく分かっているのだろうけど、
それでも多くの人は｢解説｣を知りたがる。
つまり、｢正解｣を知りたがる。
誰かが｢私はこう思う！｣と言うと、
その人が影響力のある人であればあるほど
そっちに引っ張られる。
もともと私の意見だったかのように
正解ありきで物事を見るようになる。
読書会課題図書のこちらの本には
そもそも正解がほとんどない。
その代わりに、いろんな人の｢考え｣が載っている。
ただそれだけ。
答え合わせはない。
だから、正解がわかってスッキリ！なんてことにもならない。
モヤモヤする。笑
ちょっと話が逸れますが…
数年前にレオナルド・ダ・ヴィンチ展に行ったのですが、その時の展示のメインが、
｢アンギアーリの戦い｣という絵でした。
だから、いろんな人が模写をしていて、
未完成の部分を想像して付け足していたそう。
解釈も表現もさまざま。
そういう自分なりの解釈で表現したものが
当たり前に世の中に出ているのです。
というか、模写した人のおかげで
この絵は有名になったらしい。笑
もう、ダ・ヴィンチの答え合わせもできない。
読書会の中で、
｢私ってアートがわからない人なのかも・・・｣
｢すごさに気づけないのかも・・・｣
｢すぐにネットで調べた｣
なんて声があちこちから出てきて、
正解がない世界で生きるって大変だな～～
信じるものがない世界ってしんどいな～～
という方向へ進んでいきました。
本当に素直な気持ちだと思う。
そんな気持ちをシェアしてくれて
本当に感じることがいっぱいあった。
雲の上の読書は最高だった。
私はもともと、思考をスッキリさせるのが好きだった。
モヤモヤをいち早く解決することにずっとエネルギーを注いできた。
学生時代は、先生に怒られないことが私の行動となっていたし、
会社員時代は、すぐに責任が誰にあるのかを証明したかった。
｢常識｣や｢ルール｣に沿うように生きてきた。
いや、はみ出てたよ…という昔の友人からの声も聞こえなくはないのだけど。笑笑
マイルールを作っていたのかもね。笑
とにかく、いつもいつも、
スッキリすることが｢善｣だった。
でも、結婚してみると、
夫婦で責任の所在をハッキリしてばかりいると、とてもじゃないけどやっていけないと気づいた。
次に子どもを産んでみると、
子どものせい＝私のせいとなって、そんな自分を責め続けた。
改善ばっかりしようとした。
子どもが失敗しないように先回りばかり。
でも、永遠にスッキリはない。
スッキリさせようとすればするほど
あちこちに歪みが出てくる。
もしかすると、
スッキリは｢善｣ではないのかもしれない。
もちろん｢悪｣でもない。
そして、モヤモヤも｢善｣でも｢悪｣でもない。
そんなふうに思うようになった。
結果、モヤモヤが増えた。笑笑
圧倒的にモヤモヤの時間が多くなった。
そして、スッキリしていないそんな状態のまんま進むことを覚えた。
理由はよく分からないけれど、
こっちの方が経験が増えることを知った。
そして、私の内側が喜んでいることも知った。
スッキリさせることはときに、
まだまだ続く感覚を｢はい！終わり！｣と
遮断することになる。
読書会の中で
正解がない世界で生きるって大変だな～～
と気持ちを伝えてくれた人は、
みんなの感じたことを聞いているうちに
波も悪くないのかも
ぐちゃぐちゃでもいいのかも
と思うようになっていきました。
私の、スッキリしなくてもいいのかもという気持ちになれたことと似ているなと思った。
きっとこれから、
やっぱり大変だな～と思うかもしれないし、
その中で今まで出会ったことのない喜びに出会えるかもしれない。
自分の人生を使って経験してみるしかない。
ただこうやって人生は変化していく。
そんな変化の瞬間に触れた気がして
とっても嬉しかったな。
とりあえず前半の回は、
あと1回だけ書こうと思います。
続きます。
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