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過去ログ

【病気の記録】「卵巣のう腫」になった(vol1)

【病気の記録】「卵巣のう腫」になった(vol2)_お腹の異変を指摘される

【病気の記録】「卵巣のう腫」になった(vol3)_子宮頸がん検診を受けに婦人科へ

【病気の記録】「卵巣のう腫」になった(vol4)_MRI検査に行く

【病気の記録】「卵巣のう腫」になった(vol5)_MRIの結果を聞きに行く

【病気の記録】「卵巣のう腫」になった(vol6)_手術を受ける病院を決める

【病気の記録】「卵巣のう腫」になった(vol7)_子宮頸がん検診の結果を聞きに行く

【病気の記録】「卵巣のう腫」になった(vol8)_紹介状を書いてもらう

【病気の記録】「卵巣のう腫」になった(vol9)_慶應義塾大学病院に紹介状を持っていく

【病気の記録】「卵巣のう腫」になった(vol10)_慶應で初めての診察

【病気の記録】「卵巣のう腫」になった(vol11)_CT検査に行く

【病気の記録】「卵巣のう腫」になった(vol12)_CTの結果を聞きに行く

【病気の記録】「卵巣のう腫」になった(vol13)_慶應の偉い教授に診てもらう

【病気の記録】「卵巣のう腫」になった(vol14)_入院前の検査を受けに行く

【病気の記録】「卵巣のう腫」になった(vol15)_入院日が決まる・入院の準備をする

【病気の記録】「卵巣のう腫」になった(vol16)_入院1日目

【病気の記録】「卵巣のう腫」になった(vol17)_入院2日目

【病気の記録】「卵巣のう腫」になった(vol18)_入院3日目(手術!)

【病気の記録】「卵巣のう腫」になった(vol19)_入院4日目(術後1日目)

【病気の記録】「卵巣のう腫」になった(vol20)_入院5日目(術後2日目)

【病気の記録】「卵巣のう腫」になった(vol21)_入院6日目(術後3日目)

【病気の記録】「卵巣のう腫」になった(vol22)_入院7日目(術後4日目)

【病気の記録】「卵巣のう腫」になった(vol23)_入院8日目(術後5日目で退院)

【病気の記録】「卵巣のう腫」になった(vol24)_術後1ヶ月後の診察で衝撃の告知

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一般的に術後1ヶ月後くらいに外来で診察に来てねと言われます。

 

入院のときに同じお部屋で仲良くなった方と一緒に診察へ。

 

まず採血があって、そのあと診察です。

 

(病院ではことあるごとに採血があります、うげチーン

 

まず、一緒に行った方が診察・内診を受けて、

 

「もう問題なし、来なくていいって~♪」

 

とこれでこの病院ともおさらば(笑)といった感じでした。

 

私も同じだろうと思って診察に向かいますニヤリ

 

名前が呼ばれ、診察室に入って、まず言われた言葉、、、

 

「ちょっと手放しでは喜べないんだけども・・・」

 

この言葉、フリーズしますよね。。。

 

詳しくご説明すると、

 

卵巣は「沈黙の臓器」と言われており、

 

病気があっても自覚症状がありません。

 

さらに恐ろしいのが、CTやMRIでは嚢腫が見つかったとしても、

 

良性か悪性がまではよく分からないのです。

 

つまり、実際に細胞を調べてみないとわからない。

 

つまりつまり、お腹を切って、細胞をとって、それを調べるまでは分からないんです!

 

私の場合もそうで、手術中に嚢腫の一部をとって、迅速検査をして、

 

良性だったら嚢腫のみを切除、悪性だったら卵巣全切除の予定でした。

 

 

迅速検査の結果「良性」だったので、手術では嚢腫だけを摘出しました。

 

そして、手術の後に改めて嚢腫の細胞検査が行われます。

 

その時に悪性が見つかったんだそうです滝汗滝汗滝汗

 

といっても、完全な悪性はイコール「癌」です。

 

私のはそうではなく、10年20年と時間をかけて悪性に進行する、

 

境界悪性腫瘍というものだそうです。

 

 

摘出した嚢腫から境界悪性の細胞が見つかった、

 

これで全部とれたのか、まだ体内に残っているのか、転移はないのか、

 

それはまたお腹を切って、卵巣をとって、調べないと分からないと。

 

つまり!再手術をおすすめしますよとチーンうげ

 

 

ただ、同じ状況になったとしても、

 

手術を行わない選択をする人もいるそうです。

 

悪性細胞が体には残っていないと信じて、そのような選択をして、

 

10年後なんの問題もない人もいるし、1年後また嚢腫ができて急いで手術をする人もいるのだそうです。

 

主治医の先生の経験的には、手術が必要になることが多く、

 

体の中に不安を残して生きるよりも、手術をすることをすすめるとのこと。

 

 

頭が真っ白だったのですが、手術はきっとした方がいいんだろうな、

 

とだけ感じて、持ち帰り事項としました。

 

次回はご家族と一緒に来てくださいと。怖い怖い怖い

 

 

そして2回目の手術は腹腔鏡手術ではなく、開腹手術ガーン

 

1つ壁を乗り越えたと思ったら、さらに大きな壁が待ち構えていました。