ちょっと久々の投稿になります。
先日、こんなご質問をいただきました。
氷をよく食べてしまう、とのこと
氷をよく食べることに、
罪悪感を感じてしまう
というお悩みですね。
似た内容として、
冷たい飲み物が、やめられない
(温かいものの方が良いと
わかってはいるんだけど、つい、、)
というご相談をいただくこともあります。
もし、こうしたことでお悩みだったら、
これからお話する3つのことを
意識してみてください。
1・責めない
氷や冷たいものが好きで、
どうしても食べてしまう。
そんな自分を責めないということです。
これは、
・甘いものがやめられない
・お酒をやめられない
・ジャンクフードがないと落ち着かない、、
といった場合も、同様です。
※食べ物以外で、何か「やめられない習慣がある」という場合も、基本的な考え方は一緒です
「欲しいものは、欲しい」
「だって、落ち着くし」
「私は今、そういう状態なんだね」
(そういう状態=それを欲する状態)
で、OKなんですよ。
なぜOKかというと、
「やめられない習慣」には、
何かしらの意味があるから。
ご自分としては
「ダメだなぁ」「早くやめなくちゃ」と
思うかもしれませんが、
あなた自身の「体の中」や「心の中」では、
その習慣によって、
何らかの”バランスをとっている”んですよね。
ちょっと言い方を変えると、
今はその習慣が「必要」だということ。
今のこの状態について、
否定せずに”受け止めてみる”と、
解決も早くなります
逆に、自分を責めてしまったり、
「ダメだ」と禁じる意識を強く持つと、
その反動で、より一層求めてしまう、、
ということもあります。
どうか、ご自分のことを責めないでくださいね。
私だって「甘いもの食べちゃダメ」って言われても「無理!」って思いますから(^◇^;)
2・根本原因を知る
メッセージ中にも
「やっぱり根本を治さないとダメですよね?」
と書いてくださっていますが、
確かに、
「根本的な原因に目を向ける」というのは、
大切なことです。
根本的な解決を焦る必要はありませんが、
”そもそも、なぜ、それを欲するのか?”
を「わかっておくこと」で、
よりスムーズな解決につながります。
上記のメッセージの方は、
氷が食べたくなる原因として
「鉄分不足」について
お伝えくださいましたが、
氷を噛んだり、冷たいものを欲してしまう、、
という場合、
「鉄分不足」のほか、
・体内に熱がこもっている
・水分が不足している
といった原因も、考えられます。
※この記事で話した「フルーツでやせた成功例」の方は、まさに「熱がこもって」「水分不足」のタイプでした。
ブラッドオレンジを買ってみた
あるいは、、
「冷たい飲み物が好き」という場合は、
嚥下欲(えんげよく)が
関係しているかもしれません。
よくビールのCMなどで
「のどごしの良さ」が強調されますが、
私たちは、飲み物をゴクリと飲む下す時に
「快」を感じています。
この「快」を求める欲求が、嚥下欲です。
特に、炭酸などの
「パンチの効いた冷たい飲み物が好き」
という場合は、
それを飲み下す時の「感覚を求めている」
という可能性もあります。
適量なら良いのですが「やたらと水分を欲してしまう、、」という場合は、ちょっと立ち止まってみてくださいね。
また、上記のメッセージの方も
おっしゃっていますが、
鉄分不足は、ストレスにも関係しています。
ストレスを感じることで
自律神経のバランスが乱れると、
鉄を吸収する胃粘膜の機能が低下して、
鉄が不足しやすくなります。
さらに、
鉄が不足することで
セロトニンやドーパミンの分泌が少なくなるため、
イライラしやすくなったり、
ストレスを感じやすくなる、、
という悪循環に入ってしまう場合も。
いずれにしても、
・体の状態
・心の状態
両方の観点から、
今の自分を正しく捉えることが大切です。
(もちろん、どんな状態になっていても、責める必要はありません^^)
鉄分や水分の「不足」については、
意識的に補っていきたいですし、
その背景に「ストレス」がある場合は、
心の”より深い部分”にも、触れていきたいですね。
(嚥下欲も「物足りなさや心の穴を満たすため」という場合もあるので、改めて最近の自分を振り返ることができると、良いですね)
3・柔軟に捉える
「温かいものが飲めない」
「氷を食べてしまう」
=NG
と、極端に捉える必要は、ありません^_^
”じゃあ、体を温めるために
何か他のアクションをしてみよう”
それで、良いんです。
外出先にストールを持参する とか、
体を温める食材をとる とか。
たとえば、
・パンや麺より、お米を選ぶ
・冷たいおうどんよりも温かいお蕎麦を選ぶ
(薬味もつけられたら、なお良いです)
そんな感じで、
できることをできる範囲で、
やれたら良いのです。
自分に対するジャッジの目を
より優しいものにしてみてくださいね^^
月がキレイで思わず撮影
1・責めない
2・根本を知る
3・柔軟に捉える
いずれにしても、
「問題を問題視しすぎない」
ということが、ポイントです。
「ダメだ!」「やめないと」「こうじゃないと」
そんな風に問題視するほど、
かえって状況は悪化します。
「今の私は、こういう状況なんだね」
「100%解明できていないけど、
何か理由があるからだよね」
「この状況は、私に何を伝えたいんだろう?」
そんな風に、
問題と少し距離をとって冷静に考えていくと、
自然と解決していきますよ。
最後に・・
それでも
どうしても氷が食べたい!
冷たい飲み物が止まらない!
という場合は、個人的にコレがおすすめ。
それは・・・
凍らせたレモン
です。
くし切りにしたレモンを凍らせて、
シャーベット感覚で食べてみてください。
意外と満足感があるので、
少量でも落ち着くはず。
レモンはストレス緩和の効果もあります。
(アイス買って帰りたいけど、夜遅いからどうしよう、、という時の代替案としてもおすすめ)
今日は「氷を食べることに罪悪感がある」
というご質問に回答しましたが、
何かちょっとでも参考になることがあったら、
実践してみてください^^
そして
こちらでも、
自分の体や心を根本から
しっかり知って、整えていきます
そのほか、何かご質問などありましたら、
気軽にLINEしてくださいね。
では、また更新します。
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