ストーン・ローゼズ/So Young
ストーン・ローゼズ/So Young
1985年リリースのデビュー・シングル。
歴史的名盤の1stアルバムリリースが1989年、そして、
そのアルバムへと繋がる、
ローズゼズ・サウンドが初めて鳴らされた
2ndシングル「サリー・シナモン」(記事はこちら )
リリースが1987年。
ということで、このシングルはメンバー、ファン、
皆が無かった事にしておきたい1枚でもあります。
悪いとまではいいませんが、
その後のローゼズを彷彿とさせる所が全くありません。
パンキッシュなリズムとネオ・サイケっぽいギター、
そして一生懸命に歌っているイアン・・
若さゆえ、という所でしょう。
私がこの曲を聴いたのはもう1stアルバムもリリースされていた頃。
‘ローゼズ幻のデビュー・シングル遂に入荷!’
という輸入盤屋さんの文字を見て、慌ててこのレコードを購入。
かなりのショックを受けましたが、すぐに棚にしまいこみ、
これは無かったことにしよう、と思ったものです。
しかし、プロデューサーにはなんと、
ジョイ・ディヴィジョン等で知られる
マーティン・ハネットだったりもします。
当然のごとくオリジナル・アルバムには収録されていませんので、
シルヴァートーン所属時代の編集盤等で聴く事が出来ます。| The Complete Stone Roses
The Stone Roses |
ちなみにこのシングルでは、バンド名の頭に'The'が付いていないですね。
さらに、この時のメンバーですが、まだマニは加入していません。
イアン・ブラウン、ジョン・スクワイア、レニといった顔触れは同じですが、
ベースにはピートなる人物(よく知りません)、そしてリズムギターとして、
後にThe Highを結成するアンディ・カズンズ、の5人編成でした。
ザ・ワンダー・スタッフ/The Eight Legged Groove Machine
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ザ・ワンダースタッフ /グルーヴ・マシーン
マイルス・ハント(Vo,G)を中心に結成されたワンダースタッフの、
1988年リリースとなる1stアルバム。
個人的に彼等の最高作は2nd「HUP」だと思っているんですが、
その「HUP」につながる作品として重要な位置を占めています。
アルバムを重ねるごとにスケール感を増していき、
どんどん‘ロック’な要素が強くなっていったバンドですが、
彼等の最大の魅力は、いい意味での‘軽さ’だと思います。
小気味いいビートに乗せられるキャッチーなメロディ、
その’軽さ’が全開になっているのが今作でしょう。
ギター・ポップ好きにはたまらない必殺ナンバー、
「ア・ウィッシュ・アウェイ」、「グリン」、
「GIVE,GIVE,GIVE ME MORE,MORE,MORE」
を筆頭に、ポップでグルーヴ感にあふれたアルバムです。
今作リリース当時のNME紙によれば、
‘「ア・ハード・デイズ・ナイト」以来の完璧なポップ・アルバム’
という評価がされていた今作。
しかし、さすがにそれは言い過ぎです。
ジーザス&メリー・チェイン/Psycho Candy
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ジーザス &メリー・チェイン/Psyck candy
1985年リリース、衝撃の1stアルバム。
デビュー・シングル「アップサイド・ダウン」(本アルバム未収録)
リリース時から、「セックス・ピストルズ以来の衝撃」と言われ、
ライヴをやれば毎回暴動騒ぎ、と騒がれていた彼等の、
その名に恥じない傑作アルバム。
今作の特徴としては、
60年代を思わせるメロディと気だるいヴォーカル、
そして、それらを全て台無しにするかのごとく覆いつくす、
神経を逆撫でするかのような、
金属質なギターのフィードバック・ノイズ、
これに尽きます。
耳障りであるはずのノイズ音が何故か心地よく聴こえる中で、
その奥から聞こえてくるヴェルベット直系の甘美なメロディ・・
初めて聴いたときの衝撃ったら凄いものがありました。
まるで歪んだ白昼夢を見ているかのような、
ゆったりした「ジャスト・ライク・ハニー」
「ユー・トリップ・ミー・アップ」や、
暴力的なノイズが吹き荒れる「イン・ア・ホール」
「ネヴァー・アンダースタンド」等、
今でもその衝撃は衰えていないと思いますし、
80年代のギUKター・ロックを語る上でも、
欠かせない1枚だと思います。
ちなみにメンバーは、ウィリアム(g)とジム(Vo)のリード兄弟が中心で、
今作では助っ人メンバーとして、
プライマル・スクリームのボビー・ギレスピーがドラムをやってます。



