ビルボード・チャート 今週の気になるアルバム 09/6/20付け分
突然ですが、今週からアメリカの音楽誌、
ビルボードのアルバムチャートの中から、
個人的に気になるアルバムを取り上げていきます。
主に、初登場のアルバムがメインになると思います。
今週のベスト10はこちら。
1位:Dave Matthews Band/Big Whiskey & the GrooGrux King
2位:Eminem/Relapse
3位:311/Uplifter
4位:Chickenfoot/Chickenfoot
5位:Green Day/21st Century Breakdown
6位:Hannah Montana:The Movie
7位:Taking Back Sunday/New Again
8位:Lady Gaga/The Fame
9位:Kenny Chesney/Greatest Hits 2
10位:Taylor Swift/Fearless
・デイヴ・マシュース・バンド
/Big Whiskey & the GrooGrux King
1位のデイヴ・マシューズ・バンドは初登場1位。
日本では、なかなかその人気ぶりがわかりませんが、
アメリカでは本当に人気があります。
ライヴやベスト・アルバムをはさんで、オリジナル・アルバムとしては、
2005年の「Stand Up」以来4年振りとなる新作。
今回のアルバムで、1998年の「Before These Crowded Streets」以来、
5作連続で1位獲得(オリジナル・アルバム)となりました。
・チキンフット/Chickenfoot
気になるアルバムですが、まず、4位のチキンフット。
これは、サミー・ヘイガー、マイケル・アンソニーの元ヴァン・ヘイレン組と、
レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミス、
そして、ギターにジョー・サトリアーニというスーパー・バンド。
個人的に、サミー・ヘイガー時代のヴァン・ヘイレンが好きなので、
密かに楽しみなアルバムです。
最近あまりなかった、王道アメリカン・ハード・ロックが堪能できそうです。
・イールズHombre Lobo
初登場43位
ベスト盤をはさんで、オリジナルとしては4年ぶりとなる作品。
常に良質なポップ・ソングを提供してくれるバンドですので、
非常に楽しみです。
・ダイアン・バーチ/Bible Belt
初登場87位。
才色兼備と評判の期待のシンガー・ソング・ライター、
ダイアン・バーチのデビュー・アルバム。
よく、キャロル・キングや、
アレサ・フランクリンあたりを引き合いに出されていますが、
実際、相当にいいんじゃないでしょうか。
最近の女性作品の中では、かなり気に入っています。
ルックスもよく、声に艶と張りがあり、
古さと新しさを感じさせるサウンドで、じっくり聴き込みたいアルバムです。
これから要注目の存在となりそうです。
(ダイアン・バーチの記事はこちら 。)
映画:ブロークダウン・パレス
ブロークダウン・パレス
1999年作品。
監督:ジョナサン・カブラン
主演:クレア・デーンズ、ケイト・ベッキンセール、ビル・プルマン
私は旅が好きでして、海外ならばタイが大好きです。
この映画は、そんな旅好きにはかなり怖い映画です。
アメリカ人の女性2人が卒業旅行で訪れたタイで、
色男にだまされ、麻薬密輸の罪で逮捕されてしまう、という、
凄く大雑把な言い方をすれば、
「ミッドナイト・エクスプレス」のタイ・女性版ということになります。
ただ、こちらの場合はサスペンス風味もあり、
又、意図的ではなく、知らないうちに巻き込まれてしまった、
という所で、他人事ではない感じが怖いです。
実際、そういった形で逮捕されている人も多いらしく、
受刑者に取材等を重ねて製作されたそうです。
色々と設定に甘いところがあり、完成度もそれほど高くありませんが、
主演2人がとても魅力的に演じており、
最後も、完全に絶望的な状況ではなく、
若干ですが希望も感じられる終わり方で、救いがありました。
まあ、この映画の2人の場合、
全てのキッカケは無銭飲食から始まっているので、
自業自得ともいえますが。
海外だからと言って、浮かれすぎてはいけない、という教訓になります。
プライマル・スクリーム/The Big Man And The Scream Team Meet
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プライマル・スクリーム、
アーヴィン・ウェルシュ&ON-U Sound
/The Big Man And The Scream
Team Meet The Barmy Army Uptown
1996年リリース。
サッカーEURO'96の為に製作されたシングルですが、
歌詞に問題があり、即効で発売禁止になったとか。
その歌詞を書いて、さらに歌っている、というか、
ほとんど朗読のようなヴォーカルを聞かせているのが(3曲目は朗読のみ)、
「トレイン・スポッティング」の原作者でもある、アーヴィン・ウェルシュ。
ウェルシュとプライマル・スクリームというと、
映画「トレイン・スポッティング」でも、
プライマルはダブ風味のタイトル曲を提供していました。
アーヴィン・ウェルシュが書いた詩に、プライマル・スクリームが曲を付け、
エイドリアン・シャーウッドがリミックス、というところでしょうか。
今作のポイントは、なんと言っても、
シャーウッドによるダブ・ミックスが最高に格好いい!
プライマル・スクリームがダブに接近していた時期でもありますが、
見事なまでにダブとロックの融合がされています。
アルバム等に収録もされず、シングルのみのリリースなのが、
余りにももったいないほどのキレの良さ。
狂騒感とドラッギーさに満ちた傑作です。
プライマル・スクリームはこの後、ダブを大幅に導入し、
上記にもある「トレイン・スポッティング」も収録した
アルバム「バニシング・ポイント」をリリース、
(バニシング・ポイントの記事はこちら 。)
さらに、そのアルバム丸ごとシャーウッドによるダブ・リミックスアルバム、
「エコー・デック」をリリースしています。
(エコー・デックの記事はこちら 。)


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