なごちゅう。 -8ページ目

魚と僕

デーモン小暮閣下がいるんだから、エンジェル鈴木大王とかがいてもおかしくない。いるべきだ。


とか思ってたら、気付いたら更新せずに3週間くらいたってました。

すいません、ホントこんな適当で。


しかし、3週間なんてあっという間ですよね。

いやー。時の流れってホントに恐ろしい。


例えば40歳を過ぎると陰毛に白髪が混ざるとか、ホント正気でいられない。

コレが胸毛に白髪が混じる、とかだったらですよ。白シャツの胸元をはだけさせたら、


「やだ!なんてチョイ悪なジイサン!抱いて!」


とかになりかねませんけどね。

さてと、といわんばかりにモモヒキを下ろしたら


「やだ!なんて可哀想なジイサン!死んで!」


とかになりかねない。


恐ろしい!

死にたくない!!







大筋としては大体上記のようなことばっかりを3週間ぼーっと考えてました。

脳みそが割と残念です。


どうもおひさしブリーフ、のび太です。

いやー、あんまりにも久しぶり過ぎて何書いていいかわかりませんよ。


皆さん元気でしたか?

僕は割とダメでした。


何がダメって、先週なんですけどね。もうちょっとコレは遺書でもしたためるとしますか。とか言わんばかりの体調不良だったんですよ。

ホント魚屋の魚みたいな目をしてました。


熱とか40℃くらい出るじゃないですか。

フィッシュ☆ファイト!とか言ってる場合じゃない。

死んでしまう。




そんな訳で病院にいったんですけどね。


瀕死の魚が受付で口をパクパクさせて「カゼ。クルシイ。」とか言ってご覧なさい。

気持ち悪くて僕だったら全力でスルーしたい。


でもやっぱり白衣の天使って奴は凄かった。

満面の笑み。


満面の笑みで「初診は検尿をしてもらうことになってます。」とか言ってくる。魚に。



衝 撃 !!!



大体、小便とか家出るときにしてから出るじゃないですか。

そんないきなり言われて出るやついねーよ!顔に小便かけたろか!!

とか思ったけど、トイレでひねり出す。


砂漠の中の蛇口みたいだ。と魚は思う。


結局、「ほんの気持ちですけど」みたいな量の検尿を渡す。




それで待つこと数10分。




意識朦朧な状態で呼ばれました。


「野比さーん。小児科まできてください。」


THE 小児科。




部屋に入ると、壁に「カイリュー」とか「ピカチュー」とか書かれた絵がいっぱい貼ってあるカオスな空間。




医者「ただの風邪です。薬出しとくから、食後に飲んでね。」


もう医者が僕以上に魚に見える。

ダメだ。コイツ。俺のこと何もわかっちゃいねぇ。


こんなに意識が朦朧としてるのに、あんなに頑張って尿出したのに、「薬飲んでね」とか、わかっちゃいねぇ。



死んでしまえヤブめ!

点滴打ってください!



そんな魚クリニックでした。

でも、看護婦さんは皆若くて可愛い子ばっかりでした。

ホントあの病院はダメだ。




やっぱりなんだかんだいって体が資本ですから。

季節の変わり目ですから、皆さんも体調を崩さないようにしてください。

鼻水クリスタルカイザー

思いっきり、全力で風邪ひいてました。


凄いね、鼻水とかもう普通の水だもんね。

店頭で売られてる天然水と変わらんよ。粘度が。

クリスタルカイザーみたいな。皇帝か。


そんな鼻水皇帝みたいな状態になったのも、多分先週東京に行ったからなんですけどね。


東京から帰ったら凄い鼻水が出るんですよ。

もう何かの暗示のように。


「不吉な暗示が出ておる」

「いえ、出てるのは鼻水です」



そしたら次の日からもう恐ろしいほど体がだるいわ、しんどいわ、鼻水出るわ。

「あぁ、やっぱり昨日の鼻水はただの鼻水じゃなくて不吉な暗示だったのか」

って気付いたときにはもう遅くかったんですよね。





しかし、この風邪がホントしんどかった。

熱のど鼻頭痛下痢関節痛ってもうほとんどオールスター大感謝祭状態。

カゼキング、みたいなムシキングっぽい名前がついてもおかしくなかったですよ、ホントに。



あーしんどかった。





しかし、こんな風邪をうつしてくる東京って場所はホント怖い場所ですよね。


用事が数日間だったので、しばらく向こうにいたんですけどね。

そしたらご飯とかもやっぱりコンビニとかで済ませるじゃないですか。


僕は無類の麺好きでしてね。ツルツルシコシコって言葉にめっぽう弱い。

それでやっぱり、なんだかんだで無難にパスタを買うじゃないですか。


「お弁当温めますか?」

「はい」


ワクワクしながらホテル帰ってさぁ食べようと思って袋を覗くじゃないですか。



温まったパスタ のみ。



全米が震撼した。


「僕は涙を流しながら食べたあの日のナポリタンを、生涯忘れることはありません。」


いや、流石に手づかみで麺類とかワイルドアームズの極みですからね。

ホテルにハシもらったんですけど。



東京はやっぱ怖いわ。

もう二度と行きたくない。








さて、気付いたら4月始まってますね。

今月も頑張って生きましょう。それではまた来週までにわ。

納豆フレグランス

お久しブリーフ。

のび太です。



唐突ですけど、足の臭いってあるじゃないですか。


いや、僕のなんてのはもう臭いとかは程遠くて、凄いフルーティーなみずみずしい香りなんですけどね。

よく納豆嫌いな人が


「納豆って足の臭いがするからムリ。世の中からなくなって欲しい。」


とか表現するみたいに、一般的に足の臭いっていうのは凄く独特な臭いだと思うんですよ。


「なんか臭いな。」


とかじゃなくて


「足が臭いな。」


って断定できるような、オリジナリティがそこにはあると僕は思うんです。




これは足の臭いが気になる人にとって恐ろしいことでして、


例えば何かの臭いに気付いたとして

「何かが臭いんだけど、何が臭っているのか分からない。」


っていう事態が


「臭い。誰かの足が臭い。」

なんていう誤魔化しが効かない状況に追い込まれてしまうんです。


そうなったら最後。

最早臭いの発生源である加害者(ある意味一番の被害者)は、じりじりと追い詰められていき最後には「お前か!

」と断定され、祭り上げられてしまうことは必至なわけです。




そして非常に悲しいのは、足の臭いは老若男女を問わないということでしょうか。


「もう何食ったらこんなに可愛くなれるんだ、ホント。こんなに可愛いとなると、ひょっとしたらコイツは妖怪かも分からん。コイツはその容姿で男をたぶらかし、生気を吸って美貌を保っているのかもしれない。僕のも吸ってください。」


っていうFカップの核爆弾みたいな子がいたとしてもですね、その子が唯一悩みを抱えていることが「自分の足の臭い」だった。

なんていうことも起こりかねない。


ブーツを脱いだら漂う足の臭い。

「アレ?さっきまでフルーティーな香水の匂いだったのに、気付いたら納豆のフレグランスだ。」


やはり、その女は妖怪ニオイアシだった。


なんていうことも起こりかねない。

これだから現代社会は恐ろしい。




とにかくそれくらい足の臭いっていうのは恐ろしいんですよ。



そしてこれは偏見なんですけど、


一般的に父親って足臭いと思うんですよね。


いや、きっと誰しもがそうではないと思うんですけどね。

でも僕の中では


『父になる。足臭くなる。』


みたいな、凄く悲しい宿命めいたものがあるんではないかと子供の頃からずっと思ってたんですよ。


時は遡ること平安時代。

世間から疑いの目をかけられて、不遇の死を遂げた「納豆卸売り商人」の恐ろしくも禍々しい呪いの力。

家庭を持って円満に暮らす世の中の男が憎い!

足を臭くしてやる!!


とか、そんな呪いがあってもおかしくない。いや、あってしかるべきだ。スゲー臭いし。呪いだこれは。


って幼心に思ったものです。




ですからね。

今でこそ「シトラスシャワー」とか名前がついてそうな僕の御足香なんですが、

いつの日かこれが「オカメナットウ」とかって名前に変わってしまうんじゃないか、そう最近不安になるわけです。




しかし、不安になるからこそ、今臭くないことに幸せを感じている自分もいるんですよね。


「世の中には足の臭いに苦しむ人もいる。そんな人に比べたら、冒頭からお久しブリーフとか言ってる自分はホントなんて幸せで頭がおかしいんだろうか。生まれてきてよかった。」


皆さんは何気ないことに幸せを感じていますか?

気付いてないなら、とりあえず足の臭いをかいでください。



ほら、幸せですよね。







さて、こんな感じで世の中に愛と平和と幸せを伝道している僕なんですけどね。

この間バイトに行ったときですよ。


鼻歌交じりで更衣室のロッカー開けたらですね。




ロ ッ カ ー の 中 が 納 豆 臭 い




それも生半可ない、妖怪ニオイアシの親玉でも中に住んでるんじゃねぇかってレヴェル。

僕だけが使ってるんじゃなくて、何人かで共用してるロッカーなんですけどね。


でも僕のバイトのシャツとかジーパンとかそのロッカーに入れてる訳じゃないですか。


もう当然のようにシャツとかジーパンとかも移り香。

なんか僕が歩いた後に、納豆の残り香が優雅に漂うとか、そんな感じ。


きっと「今日のび太納豆臭いな。死んで。」とか皆心の中に思っていたかもしれないし、口に出していたかもしれない。






もう全然幸せとか程遠い。

自分の足の臭いだけじゃ、幸せは満たされない。

不遇に耐え忍んで奥歯を噛み締めながら、また頑張ろう。

きっと明日も日が昇るんだ。







そんな感じで3月残すところあと一週間です。
春ももうすぐであります。


では皆さん、また来週ココでお会いしましょう。よい週末を。

ムッシュ、修羅の如く。

最近なんだか自分の周りが少しだけ駆け足で、気付いたら置いていかれそうで。

だから僕も必死についていこうって。

人生を少しだけ駆け足で進んでいます。


とか、なんとか言っちゃってる自分はホント頭おかしいんじゃないかと思う今日この頃です。

春って頭おかしい人いっぱいいるもんね。仕方ないよね。


まぁなんていうか、忙しいんですよ。

えぇ。


やることいっぱいあるけど、体が足りないっていうか。

DVD借りても見る時間ないっていうか。


自分がもう三人くらいいたら二人は遊びの時間が満喫できるのに。

とか思ってる自分はやっぱりホント頭おかしいね。うん。春だね。




という訳で、記事書く時間ないんで、不本意ではありますが

今日は昔書いてボツになってた記事でもモリっと引っ張り出すことにします。




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「最近の若者は言葉遣いを知らん」


なんてのは、毛髪資源の乏しい団塊世代の人なら10人に7人くらいが思ってるんじゃないかと思います。

偏見です。


でもこれは確かにもっともだと思うんですよね。

僕も先日大学の他の研究室のほとんど初対面の後輩に


「それ、おかしくね?」


とか言われて、「おかしいのはお前の頭だろ。何がおかしくねだ。オナニーし過ぎじゃね?」とか言ってやりたかったんですけど、

まぁ笑顔で心の広い先輩ってのを演出しておいたんですけどね。

後で靴に画鋲でも入れとけばよかったな。


まぁとにかくこんな風に、若者の中に身を置く僕としても「言葉の乱れ」は深刻だな、なんて感じてしまうんですよ。



しかしですね、言葉の乱れってのは何も若者だけが問題ではない、とも思うんですよね。



先日バイトしてるときですよ。


僕が鼻歌交じりで凄い笑顔を振りまいてですね、スピリチュアルカウンセラーなら「野比君は『今日も頑張るぞ、僕の笑顔で世界中の人間が幸せになりますように』とでも言わんばかりの幸せのオーラを振りまいています」とか言いそうな、いややっぱり僕頭おかしいな。うん。

といった具合でノリノリでバイトしてたらですね。


客「おい、皿。」


ホント、一瞬にして大・魔・神・怒・り・爆・発ですよ。

「おい、皿」ってたったの二言ですよ。

お前は「おい」と「皿」しか言葉を知らんのか。


それでも僕もお金をいただいている側の人間ですから、笑顔で行くしかないじゃないですか。

もうスピリチュアルカウンセラーに言わせたら「野比君は、今怒っています。でも、笑っています。頭おかしいね。」

とかそんな感じなんでしょうけどね。


とにかく、それでしぶしぶ皿を持っていくじゃないですか。


客(無言)








「ありがとう」が出てこないとなると、本当に「おい」と「皿」しか知らないのかな。あの人大丈夫かな。一人で生きていけるかな。

って不安になるわけもなく一人でワナワナと怒り狂いました。

ワナワナってどんな擬態語やねん。




今回は僕がこんな風に怒ってしまったわけなんですけどね。

でも、きっとこういった配慮を欠いた言葉で不快感を覚える人は世の中いっぱいいると思うんですよ。


だから「最近の若者はホニャララ」なんていう前に、アナタの言葉遣いはどうですか?


と僕は聞きたい。






極端な話をすればですね。

例えばさっきのバイトのときのやり取りもこんな風になると思うんですよ。




客「そこの、16世紀後半のフランス貴族を髣髴とさせる立ち振る舞いをしている若者よ。少々よろしいかな?」


僕「いかがいたしましたか、ムッシュ」


客「あいや、これは失礼。実は君に一つお願いがしたい。実は私のこの取り皿なのだが…。」


僕「ムッシュ、おっしゃらなくても分かっております。直ぐに変えのものをお持ちいたします。」


客「うむ。すまないね。しかし、君は中々見所がある。手を出したまえ。チップだ。」


僕「アリガトゥ。」




きっとこうなるんじゃないかと思うんですよ。


そこに怒りや憎しみは一切生まれず、あるのはただただ平和な日常と幸せな一時。僕はチップを握り締めて神様に感謝しました。といった具合のハッピーエンドですよ。






日常生活においてもそうです。



眞鍋かをり似の美人女子大生「すみません、そこの鎌倉時代の公家屋敷で絵筆をとっていそうな雰囲気をかもし出しているそこのアナタ。」


僕「どうしましたか、マドモアゼル」


眞鍋かをり似の美人女子大生「見ず知らずのアナタにお願いするのも恐縮なのですが、実は家に携帯電話を忘れてしまって…。」


僕「マドモアゼル、言わなくても分かっています。コレを使ってください。」


眞鍋かをり似の美人女子大生「あぁ、なんて優し




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ここまで書いて終わってました。

きっと途中で何書いてるんだろ、って思ったんだと思います。


まぁあれだ。


言葉遣いは綺麗に。

眞鍋かをり最高。



それだけ。



また来週会いましょう。

次はちゃんと書きます。すいません。

名古屋の中心で愛を叫ぶ

「お久しブリーフ。」


皆さんはこの言葉をご存知だろうか。

僕は初めてこの言葉を耳にしたときは本当に衝撃だった。


お久しぶり、という日常的な挨拶にピリリと効いたシュールさ。

「山椒は小粒でもピリリと辛い」なんていう諺は、きっとゆとり教育で脳みその液状化現象ヨロシクな将来有望な若者の方はご存じないかもしれないが、僕はこの諺の意味を現代的に表現するならばまさしくこの言葉が最も適切だと思う。


田代まさしのギャグだ。


彼の黄金時代、バカ殿で家臣を務めていたときに彼は時々口にしていた。


コイツはすげーのが飛び出しやがった。

当時の僕はよく思った。

そして時々口にしたものだった。


「お久しブリーフ。」


と。

彼が一度「ミニにタコ」というこれまたシュールさでいったら他の追随を許さない最後の一言で表舞台から姿を消し、再びテレビに出始めた頃だ。

僕は期待していた。


「出すのか、伝家の宝刀を」


と。

使うタイミングとしては抜群だったと思う。

ひょっとしたらこのタイミングで使うべく、必然的に、もはや運命として過去に生まれた言葉だったのではないか。

そうとさえ感じた。


しかし僕の希望はあえなく散った。


再び彼は表舞台から姿を消した。

恐らく、もう二度とあの言葉はテレビを通して彼の口から発せられることはないのだと思う。


だからこそ、あの伝家の宝刀をさび付かせないためにも、僕はこの場を借りて言いたい。







どうも皆さん、お久しブリーフ。のび太です。


いやぁ、田代まさしバレンタイン出所説を耳にしてですね、ついつい伝家の宝刀を抜いてしまいました。



まぁマーシーが出所するっていうのも、僕の中ではノストラダムスの大予言に匹敵するくらいの位置づけなんですがそんなことよりもですね。

遥かに重大な事実に最近になって気付きました。


「文章で伝えるという方法で世界に愛をもたらす」目的で設立された当ブログですが、実は今月で4周年を迎えます。


シャンプーしてて、なんかどえりゃー髪の毛抜けるけど大丈夫かよ、頭皮。


って倒置法でその重大さを強調してみましたけど、髪の毛も抜けるはずです。4年もたちますから。

そういうわけで、今日の日記は


過去を振り返り、明日へと繋げよう2008

(The Conference Of Hair 2008/通称TCOH2008)


と題しまして、僕の脳内会議で決定された過去の秀逸な記事たちを、思い出を交えつつ振り返ってみようかと思います。


あぁ、こんなこと書いてたなぁと思い出していただけるのもよし。

こんな記事書いてたんだ、と知っていただくのもよし。

どうみても変態です。本当にありがとうございました。と認めていただくのもよし。


まぁ生暖かい目で読み返して見て下さい。



今後も割と元気なときにそれとなく細々とやっていくので


「Yahooトピックスしか見るものがない」


なんていう可哀想な子羊さんは、もっと可哀想な僕のために時々見てもらえればと思います。

でわ。





秀逸な記事達


1位:受験パラドックス

受験戦争に身を削る、ティーン達に読んでもらいたい記事。
今思い返してもホントよく合格したなって思います。実は色々と技巧を凝らしたある意味僕の集大成のような記事でもあります。




2位:バレンタインデーという名の世界の終わりの中心で愛を叫ぶ

昔の記事はなんか今読み返すと恥ずかしくてたまらないんですけど、コレはまだ好き。
母親の愛情の深さはバレンタインデーを越えました。涙なしでは読めません。





3位:「女子アナ」とか「経済アナリスト」ってギリギリセーフだよなって言ってる彼はギリギリアウトだと思う

我ながら「始まり」「展開」「オチ」と綺麗に収まったと思う記事。SかMかっていう題材は合コンでちょっとした「シモネタトーク」導入させようと目論むときの王道だと思うんですけど、皆さんはどうでしょうか。僕は筋肉痛が大好きなんで恐らくM、それも真性のMでしょう。
ハッピーハッピーどうしちゃったんでしょうかね。



4位:鶏肉モラトリアム


途中までの展開が凄く好きです。最後の女性の一言をもっと生かせることができたらよかったと後悔します。
それでも個人的には中々好きです。





5位:血と汗と汁


中学生時代のクシャクシャな思い出を振り返えりつつ、最近の出来事を盛り込んだ記事。
割と綺麗にまとまって、自分的には中々満足した気がします。ちなみに「血ザーメン」は意外とポピュラーらしくて、ほっとけば治るそうです。良かったですね。




6位:KONISHIKI

太っている人を優しいHITOMIで見つめてたら思いついた記事。太っている人って冬でも気付いたら汗かいてるけど、冬でもクーラーつけるって本当なんでしょうか。





7位:貴女のジグソーパズルの最後の一ピースに僕はなれますか?

牛の気持ちになって世の中を考えた、心温まる記事。焼肉大好きです。






8位:冬の哀愁と僕とパイオツ

活動場所をシンガポールに移して、現地で好き勝手に振舞った思い出です。冷静に考えて、羽目をはずしすぎです。無事に帰ってこれてよかった。
ちなみにこの記事をあげてしばらく充電期間に入りました。






9位:7/7生まれの貴方の前世は織姫です。シーズンオフはポルノ雑誌のおっぱいの★マークでした。

一時期「アナタの前世は○○です」ってタイトルにはまったシーズンがありました。これがそのときです。
やめたのはタイトルが長くなりすぎたから。ちなみに個人的には「アナタの前世はイナゴです。野山を疾風の如く駆け巡り、田畑を荒らしたアナタは前世で最後に佃煮でした」が一番好きでした。
ちなみにこの記事自体は何が書きたかったのかよく分かりません。でもサムライブルーって言葉が好きなんで、一応ね。






次点:別府と僕と温泉と。

THEシンプル。温泉に浸かろうと別府まで行ったら、地獄でした。温泉気分が一瞬にして打ち砕かれました。
ちなみに「○○と僕と○○」っていうタイトルは、いいタイトルが思いつかないときは多用します。

日曜日からやってきたヒーロー

一週間の終わり。

逆に言えば、新たな一週間の始まりを意味する日曜日。


ある人は心躍らせ休みを満喫するのかもしれませんし、またある人は明日から訪れる日常を憂いているのかもしれません。


そんな、明と暗が入り混じる混沌としたある意味特殊な日。


僕はそんな日曜日に何故か仮面ライダーを見てました。

どうも。



皆さんは何を感じているでしょうか。

それは、世界平和だったり恋焦がれるあの人だったり、はたまた少子化問題かもしれません。

大変結構なことです。


僕は仮面ライダーのことをずっと考えてました。






いやね、僕が子供の頃といったらですね。

日曜日といえばマーマレードボーイと仮面ライダーって相場が決まってるんですよ。

マーマレードボーイなんて


だ、け、ど気になるー昨日よりもずっとー


「どういういみかぜんぜんわからん」


てな感じで熱心に口あけて見てたんですけどね。



それよりも仮面ライダーですよ。

僕の中では仮面ライダーはRXなんです。


ワラワラと出てくる敵共を体の色を変えながら戦っていくその勇士に胸をワクワクさせたもんです。



それが昨今の仮面ライダー事情はどうですか。

イケメンばっかり出てきて、ワクワクさせるのは子供の母親って話じゃないですか。



実に嘆かわしい。

僕は悲しい。



僕が子供の頃母親にひたすらお願いしてやっと買ってもらったRXのパジャマがあったんですけどね。


「へんしん!」


とか言ってちんちんまるだしでよく着てました。




それがひょっとしたら現代においてはですね

外面はPTAの会長やってる「ざます」口調のマダムが、旦那に仮面ライダーパジャマ着させて夜もヒッパレで事に及んでるんじゃないかと思うともう実に遺憾です。




イケメンヒーローといえば戦隊モノもそうです。


「○○レッド!」


とかいって出てきたら、もっこりもこみち似のイケメンですよ。

どうなってるんですか、現代社会は。


イエローは太ってるんじゃないんですか。

今日やってたやつとかイエローは女の子でしたよ。

「イエローはカレー好きで汗っかき」ってイメージは微塵も感じられませんでした。




時代は変わるということなんでしょうね。

ヒーローモノも「改善懲悪」という概念だけではもう受けないんでしょうね。

そこに「イケメン」という付加価値をつけることで、需要を刺激して時代に生き残っているんでしょう。


時代が求める形に合わせて日常は変化しているんですね。



ケインコスギがカクブラックをやってた頃はよかったなぁ。

僕達にとっても。

きっとケインコスギにとっても。





それにしても、

あの頃はよかったなぁ。

なんてことを思いながら感慨に耽るとは、僕もまだまだ青いながら少しずつ歳をとってるということなんでしょうね。








なんてことを思いながら、大体23歳にもなって日曜日に朝からヒーローモノを見ている自分が少し悲しくもあり、ちょっぴりほろ苦くもある。そんな3月の始まりです。


今月も皆さん頑張って生きましょう。

受験パラドックス

凄まじい寒の戻りに、鼻水ノンストップな僕です。こんばんは。



鼻からたれてる水は、心の汗なんだ。

身も心も寒いとき。

悲しいとき。

つらいとき。

鼻から流して、心に留めないために。

だから、いっぱい、いっぱいたれるんだ。 みつお



汗でもなんでもいいんで、誰か止めてください。






さて、そんな僕の鼻水事情はどうでもよいとして。


先日のことです。

僕が「きょうもがんばっていっぱい、いっぱい、べんきょうするぞ」ってアホ面引っさげて学校に行ったらですね。

何故かキャンパス内にセーラー服がいっぱい、いっぱいいたんですよ。


あまりにもいっぱいいるもんだから、一人くらいいなくなってもわかんないんじゃないか。よしそれなら、いざ。


みたいな変質者ではないので、それは自制して。

ちょっと離れて匂いでも嗅いでみようとか思ったんですけど。



「ヤバい!最初の答えアタシ間違ってる!!」

「大丈夫だよー、一問くらい」



あぁ。なるほど。どうやら入試でした。




しかし、僕もいまや大学院の1年生。

春からは2年生になることを考えると、僕が入試を受けたのはもう早5年前なんですよね。

どうりで最近枕がちょっと加齢臭じみてきたなとか、そんなことはどうでもよくて、とにかくもう昔々の大昔なんですね。




そんなことを考えてたらなんていうか、アンニュイっていうか、ノスタルジックっていうか、エヴァンゲリオンみたいな気持ちになっちゃいましたよ。


そういう訳で、今日はちょっと僕の大学入試をドキュメント形式で振り返ってみることにします。






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野比のび太、若干15歳。


彼は実家を出たくて仕方がなかった。

それは、家庭という非常に安全で守られたコミュニティを出ることによって社会の辛さを身をもって体験し、それでいて自分の存在を社会に認めて欲しい。というか、誰にも気兼ねせずに開放的にオナニーがしたかった。


そんな彼にとって「大学受験」これとないチャンスだった。




「実家を出ることができる」




高校入学と共に彼はその野望を胸の奥底でひっそりと育て、朝から晩まで勉強に明け暮れた。

寝るか勉強するか妄想するか、と、文章に起こしてみるとなんて暗い高校生活だったんだと改めて実感したけど、それはまぁ置いておいて、とにかく彼は勉強した。


そして高校3年生の秋。


彼は推薦入試の権利を勝ち取った。




「夢が、近づいてきた。」




彼は、胸の奥に育て上げた夢を実現する権利を手にした。

しかし当然のことながら勝負はここからだった。



入試の前日、彼は両親と友人に別れを告げ、名古屋に旅立った。



遠足は家に帰るまでが遠足です。なんて小学校の先生が口を酸っぱくしていう台詞があるが、コレは間違いで、本当は「遠足は家から出て、帰るまでが遠足です。」である。

つまり、彼の入試はこのときから始まっていたといっても過言ではなかった。






新幹線の降り方が分からなかった。






彼は入試の前日、つまり若干17歳にして生まれて初めて新幹線に乗った。

一時間に一本しか電車がこないような田舎に生まれ育った彼にとって、自動改札は入試の一問目だった。



「これは、なんだろう。」



乗るときは問題なかった。

なぜなら当時の広島駅には自動改札はまだ整備されていなかったので、駅員さんが切符を切ってくれたからだ。


丸刈りで、学生服を着て、受験シーズンに「広島⇒名古屋」の切符を見て駅員さんは

「頑張っておいで」

と一言笑顔で彼に勇気をあげた。




それとは対照的に、名古屋駅の構内で無機質に佇む四角い箱共は、恐怖以外の何者でもなかった。




駅員さんの「頑張っておいで」はこのことを言ったのかもしれない。

あの笑顔の裏側には、「君のこれからの道中には危険が口をあけて君を待ちかまえている。しかし君はたじろいではいけない。立ち向かっていくんだ。それが人生だ。自動改札機は人生のメタファーだ。」そんな意味合いが込められていたのかもしれないし、全然そんなことはなかったかもしれない。


彼は自動改札機に濁流のように流れ込んでいく人達にタイミングを合わせ、流れに乗った。


一人、また一人と彼の前が流れて行き、彼の番だ。

彼はさも当然のように、余裕のある顔を意図的に作る。

幅僅か10数cm程度の穴に、駅員さんの笑顔がちらつく。


切符は穴に吸い込まれ、ゲートが閉まる前に通りぬけようとした。その刹那だった。





ピンポン




ゲートは無慈悲に堅く閉ざされた。


切符は二枚入れるということを彼は知らなかった。


彼の入試一問目は不正解だった。










新幹線には二度と乗らない。そう心に誓いながら、試験前日の高まる緊張を抑えて彼はホテルの固いベッドに横になった。

極度の緊張で疲れが溜まったのか、それとも長距離の移動で肉体が休みを求めたのか、意識はすぐに眠りの奥底に吸い込まれていった。




「明日は、実力を出し切ろう。」

















目が覚めたら昼だった。




なんていうかもう彼は一瞬「世界が終わった」と認識した。


しかし幸運なことにも、試験開始は11時50分で、時刻は11時20分だった。

不慣れな土地で30分で着けるか分からなかったが、彼はホテルを飛び出た。

本当に飛び出た。


というか余りにもパニックでホテルのロビーまで出て自分がパジャマなことに気付いたくらいに、飛び出た。


どこをどういったか後になって思い出せないくらいに走って、走って、気付いたら大学だった。

時刻は試験開始5分前だった。





「神様…ありがとう…。」




試験も受けてないのに、神様にお礼をいう人間は多分彼だけだったと思う。

息切れ切れになって、試験会場に入ろうとしたときだった。


彼は何か嫌な空気を感じた。


体がふわふわとしているような、心ココにあらずとでも言うような感覚だ。

寝起きだからかな、と気を紛らわした瞬間、彼はその訳を知ることになる。





彼は何も持っていなかった。





筆箱も、教科書も、ケータイも、受験票さえ持っていなかったというかカバン持ってなかった。

事情を知らない人に言わせれば、「筆記用具すら持ってないとはなんてふざけた奴なんだ」だろう。



大真面目だ。

大真面目に忘れた。



ペコペコと丸い頭を何度も入り口の誘導係みたいな人に下げて、「仮受験票」と「エンピツ」をいただいた。





試験が始まるか、始まらないかの微妙なタイミングでとうとう彼は戦場となる試験会場のドアの前に立つ。

道のりは本当に長かった。


多分受験生の中である意味一番長かった。


息を呑み、エンピツを握り締めてドアを開ける。

戦場が彼の眼下に広がる。










見渡す限り、メガネしかいない。










コレには本当に驚いた。受験生も試験監督もそろいもそろってメガネだ。メガネ畑だ。

メガネフェチのAVでもとってるんじゃないかといわんばかりにメガネだらけだった。


他の受験生の視線が突き刺さる中、席に腰掛けると試験が始まった。





ここまでの散々な道のりで集中力のちの字もないというか、席に腰掛けるや否や自分の仮受験票の不意に空いてある□のマスを何故か黒く塗りつぶすことに集中していた彼だったが、試験にはいささか自信があった。


ここの推薦入試は英語と科学しかなかったからだ。


彼はその二科目には絶対の自信があった。







「始めてください」






試験監督の一声と共に、部屋の空気が急激に張り詰める。

試験問題を開くと、彼はニヤッと笑った。











数学の問題だった。









予想を遥かに上回る、というか次元が、科目が違うことに不意に笑いがこぼれた。


全然分かりません。

逃げ出したかった。




結局試験中は「夜にホテルで見た有料チャンネルの請求書が実家に届いたらヤバイな」とかそんなことを考えるしかなかったので、もちろん解答はクシャクシャだった。






試験が終わった後にケータイに母親から電話があって


母「どうだった?」

彼「まぁ、やるだけやったよ」


とか言ってる自分をボコボコに祭りあげてやりたかった。






帰りの新幹線は自由席と指定席の違いを知っていい勉強になった。

指定席に勝手に座ってると車掌さんが哀れんだ目で「君の切符は自由席だよ」とか意味が分からないことを告げてくるということを知ったのも、このときが初めてだった。









実家に帰って数日後、家に合格通知が届いた。









世の中は何か間違っていると思った。


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と、長々と読んでいただきありがとうございました。


受験生の方はこんな腐った人間でも大学に受かるんだ!ってことを励みにして頑張って欲しいと願う所存で御座います。

大阪という名の戦場

お久しぶりです。僕です。


いやー、なんで香港とか台湾の芸能人ってあんなに○○チャンって名前が多いんだろうって疑問になってしまいまして。

ヘタをすると、中国全部を探したらニュウ・リンとか、チョウソ・ウロウとかいるんじゃないかって不安になってしまってですね。更新するの忘れてました。


まぁよくあることです。





えっと、ふっておいてアレなんですけど、今日は非常に残念なことに乳輪の話じゃないんです。

本当なら乳輪の定義とか、うっすらと生えるパイ毛の美学とかを切々と書き綴りたいんですけどね。


今日はまぁ前回の流れを受けて、就職活動の話でもしてみます。





先日就職活動の一環として憧れの地「大阪」に乗り込んでみました。

しかしホント凄いですね。大阪。


新大阪で新幹線降りて、目的の場所にどの線に乗ればいいかいまいち分からなくてですね。

仕方がないから誰かに聞こうと思ったらですよ。



なんか構内で仁王立ちしてる2m級の警備員みたいな人がいるんですよ。



「さぁ、オレに聞け。」



とでも言わんばかりに、余りにも威風堂々としてるものですからね。僕もコレは聞かざるを得ない。とか思いまして。



「あのー、○○ってどうやっていけばいいですかね?」



って聞いたんですよ。

そしたら



「それやったら、そこの階段下りて右側のホームをモジャモジャモジャ」



って感じでバリバリの関西弁で答えてくれはってですね。

おおきにーとかそんな感じで僕も大阪風吹かして威風堂々と電車に乗り込んだらですね。





気付いたらあとちょっとで奈良でした。





死ね!!三回死ね!!



なんか寺の名前の駅多いなーとかのんびり考えてたら、快速でビュンビュン大仏ゾーンだもん。

びっくりするわ。






結局自力で目的地までたどり着いてですね。

説明会まで時間があったから観光でもするかーって思ったんですよ。

そしたらアナタ。




ザ・何もない。




吉野家しかない。




結局大阪いって、殺伐としたカウンターに腰掛けて「牛丼並、つゆだく」とか頼んでたんですけど、どうしたらよかったんでしょうか。

何にしても大阪は凄いところだってことでしょうか。


結局説明会の時間までそんな「凄い街大阪」のコンビニで立ち読みを堪能してですね。




よし!大阪に来た意味がこれまでのところ全くない!




みたいな感じで威風堂々と会場に乗り込んだんです。

そしたらまぁ割と普通に面白いこともなく、いたって健全に話を聞けました。

すいません、つまらない人間で。



途中トイレに行って、そろそろ帰ろうかなって思ったときに

「あの、ハンカチ落としましたよ。」

「あ、スイマセン。どうもありがとうございます。」

「…もしよかったら、ケータイの番号教えてくれませんか?」

「あ、これはどうやらアナタのハートも落としちゃったみたいだ。」


なんていう展開はハンカチを持ってなかったので実現しませんでした。




それで、「最後に人事の人の話を聞いて帰ろう」とか思ったんですよ。

現場の人の話を聞くのも大切ですけど、やっぱり人事の人の話も聞かなきゃですからね。


マンツーで話を聞ける機会があってですね。




話をしてたらですね。




オレ「TOEICスコアは選考基準になりますか?」

人事「いえ、それは参考程度ですね。あくまでも面接です。」

オレ「そうなんですか。」

人事「でもアナタ、見た目英語喋れそうですね。ハーフ?」

オレ「違います。」





死ね!!五回死ね!!





ちょっと人より色が黒くて、顔が濃いからハーフと決め付けられる街大阪はホントに凄くて、僕はもうあんまり行きたくなくなりました。


やっぱ関東やな。関東。

鶏肉モラトリアム

最近就職活動とかいう謎の活動に巻き込まれておりまして。


これが中々上手い手を使ってくる新手の勧誘なんですよ。


「うちの会社はこんなところが凄いですよー。」

「うちは福利厚生がこんなにしっかり!」

「お兄さんおっぱいいっぱいあるよー。」


もう甘い蜜の匂いがぷんぷんするわ!



僕は思うんですけど、ウマイ話ってやっぱりなんだかんだいって裏があると思うんですよね。



へたこいたー。就職したら架空の会社だったー。



最悪そんなことも起こりかねない。

これだから現代社会は恐ろしい。



だからこそ、しっかりと自分の勤め先は見極めなきゃいけない。

健康ランドだと思って入社したらヘルスだったとかってことも起こりかねませんからね。





そんな訳で、最近は会社の説明会とかセミナーとかに出席してるんですよ。



ってことで、今日は社名についてはゴールデンタイムのドラマの濡れ場みたいにギリギリ伏せながら就職活動の話をちょっとしてみようかと思います。




wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


この間、某会社のセミナーに出席したんですよ。

僕も一応エンジニア志望ですから、限りなくそれっぽい企業さんだったんですけどね。

そこのセミナーがグループでやるタイプのものだったんですよ。


会場に訪れたまだ社会の辛さも分からない子羊みたいな僕達を、ひとくくりのグループに入れ込んでですね


「僕はこう思うんだ。」

「いいえ、私はこうよ!」

「ちょっと待ってくれよ!!それは違うんじゃないかな。」


とか議論に熱中させて洗脳させるっていう世にも恐ろしいセミナーだったんですがね。





よし、それじゃあ僕も一つ洗脳されに行くか!





みたいな一種の義務感みたいなものを覚えてしまってですね、意気揚々と会場に乗り込んでしまったんです。

ところがですね。そんな意気込んでるわけですからね。

なんかいつもと感じがテンションが違うじゃないですか。


いつもなら「了解しまんこ」とか下ネタバリバリバリューな僕ですけど。

流石にそのときばっかりは「承知仕り候」みたいなかしこまりモードだったんですよ。


そういった意気込みでですね、スイッチが入った状態で会場にインしたんです。




案内役の人「野比さんはこちらへどうぞ。」

僕「うむ、承知仕り候。」




みたいな感じで、決められた席に案内されたんですよ。

あの威風堂々とした感じはどこからどう見ても武士だった。


僕の案内された席は、6人のグループだったんですけどね。

もう既に5人は来てて腰掛けてたんです。




僕「待たせて申し訳ないでござる。」




とでも言わんばかりに席に着いたらですね、もうなんていうかいかにもメガネかけててリーダーっぽい人が「初対面なんで自己紹介しましょう」とかすげー爽やかスマイルで言うんです。

アイツは絶対に企業に送り込まれた刺客だと思う。


まぁとにかくそのメガネリーダーに促されて、とりあえず自己紹介をしたんですね。

一人、また一人と自己紹介を終えて、僕もまぁ無難に




僕「趣味は寝ることでござる。」




とか言って場を凍りつかせて早速やらかしたんですけどね。

でも無趣味よりは幾分かマシだったと思う。後悔も反省もしていない。


それで最後の一人になったんですよ。


その最後の一人っていうのがコレが中々以外なんですが、女性の方だったんです。

やっぱり男女平等って叫ばれてる昨今の風潮でもなかなか女性の方のエンジニア志望って珍しいと思うんですよね。

誤解を招かないために言っておくと、僕はその職業に必要な技術や知識があるならば性別なんてものは全く関係ないって思ってるんですけど、それでもちょっと珍しいなって思ったんです。





それで、その女性が何を言うかなーって期待したらですね。





女性「○○といいます。鶏肉が大好物です。」





















コイツはスゲーのが現れやがった。



ポテンシャルは計り知れない。


まぁ自己紹介もそんなかしこまった雰囲気じゃなかったし、メガネも「趣味とか、好きなものとか、何でもいいんで」とかってフラグ立てたってのもありますけどね。


もう危険な表現で物議をかもすのを承知で言いますけどね。



鶏肉が大好物って貴女はどこのサバンナからいらっしゃったんでしょうか。



僕はもう完全にその女性が生の鶏肉をむさぼる様を想像してしまってゲームオーバーでした。

笑いを堪えきれない。





結局その後のグループワークも、その女性を直視できなくなってしまってなんか不完全燃焼でした。

まぁこれから頑張ろうと思います。




鶏肉は危険だと認識した就職活動の始まりでした。

僕の羅生門と強力なダークフォース


大学院っていうのは、自分の教養を深めたりより高い技術を習得する学業の最終機関といえると思います。

こと工学部の大学院については後者の重要性が非常に高い場所でしょう。


しかし、大学院の数年間で習得する技術や知識は非常に専門性が高く、実際に社会に出て活躍していく局面においては取得した技術を直接反映させることはごく一部を除いては困難でしょう。


それでも工学部の学部生がこぞって大学院へ進学する理由は、やはり「専門的な技術習得の課程において将来エンジニアとして自分が活躍するための基礎的な技術を習得することができる」と考えるためです。


そういった意味で、工学部の大学院とは技術者の卵がひしめき合う真の意味での基礎技術習得場所といえるのではないだろうか、と僕は考えます。





と、このブログにはおおよそ似つかわしくない堅苦しい感じで始まりました。おっぱっぴー。

まぁこんな堅い感じで始まったのは、現在僕が工学部の大学院生だからです。


恐らく世間一般で持たれる工学部のイメージなんてのは

①根暗

②2次元オタク多そう

③足くさそう

④ていうかもうなんか全部くさそう

とかもうそれって人間としてちゃんと認識されてる?大丈夫?


あ、結構あってます。


いや、誤解しないで欲しいのは皆が皆そうではなくてたまたま僕が見渡す限りそういう人が多いってことです。


まぁそんな恐らく地球上でも指折りの、エロとかパラダイスなんて言葉からかなり遠く離れた場所で生活してるんですがね。

よくよく考えたら、日記なのに大学生活の話とか全然でないわ。

口を開けば下ネタだわ。

てことに最近になって気付いたんで、今日はちょっと大学生活の話でもしてみます。





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僕もまぁ一応大学院なんていうカオスな場所に所属しているわけですから、毎日実験とかやってるんですよ。

それこそブリーフ博士の研究所みたいな場所で、装置をゴリゴリやってるんですけどね。


最初の頃はもう何が何やらおっぱっぴーでして。

つまんでいるのがダイヤルか自分の乳首かもわからない、右も左も分からないひよっこだったんですよ。


それが最近では、それこそ使い始めて2年弱くらいたつわけですから。


「今自分がつまんでいるのはダイヤルじゃない!乳首だ!!」


くらいの判断はつく、いわば中級ハンターくらいのレヴェルには到達することができたんですね。



しかし、よく言われるようにこういった「慣れ」ってのは本当に恐ろしい。



どれくらい恐ろしいかって、自分の乳首じゃないけど先生の乳首だったくらい恐ろしい。






よく小学校のときとかに

「先生おしっこー。」

「隆志君。先生はおしっこじゃないし、トイレは授業の前に行かなきゃダメでしょ。行ってきなさい。」

「漏れたー。」


みたいな光景ってあるじゃないですか。


つまり

「何かをやるときは、事前に排泄行為を済ませておかねばならない。さもないと非常に危険だ。」

なんてことは小学生の時点で教えられることなんですよ。



慣れってのは、こんな基礎的なことも忘れさせてしまうから恐ろしい。



まぁとどのつまり、実験してたらトイレに行きたくなったんですよ。







恐らくこの文章を読んでいる第3者の方の口から言わせれば

「なんだ。じゃあ実験中断していけば良いじゃない。」

って思うでしょう。


しかし、事はそう簡単じゃないんです。


僕がやってるのは、一度始めると2時間くらいそばを離れられないんです。


となると、

「まぁじゃあ、我慢すれば良いじゃない。」

って思うでしょう。




トイレに行きたくなったのが実験開始5分後だったんですよ。



バカ!俺のバカバカ!



残りタイムリミットが1時間55分あるんですよと。

その前に俺のリミットがブレイクしてしまいますよと。





もうね、自分の凡夫さを嘆きました。






と、まぁ大げさに言ってますけどね。

実際には「なんだかんだいって、我慢できるわ。もう23だし。」みたいな安直な考えが僕の中にはあったんです。

えぇ、ありましたよ。




その20分後♪




☆★脳内俺会議★☆

俺A「あー。トイレ行きたいよー。」

俺B「我慢だ。我慢しろ。」

俺A「アレ?どうしたの、俺C?」

俺C「みんな、冷静になって聞いてくれ。うんちしたくなった。」


















今世紀最大の危機の到来です。





尿意だけなら自信はありました。

しかしですね、肛門括約筋の強度にはいささかの不安を覚える僕ですから、この便意には非常に焦りました。


そしてたちが悪いのは、この便意というのは恋と一緒で「意識し始めると、とことん飲み込まれる」ってことなんですよ。






その20分後♪





「♪」なんて使っちゃってますけど、最早シャレにならない状況。


膝が震えます。

うっすらと脂汗までかく始末。


強力なダークフォースが、僕の羅生門を今にもこじ開けそうな勢いです。




なんか他のことを考えよう。

便意も波動だ。きっと今を乗り越えれば助かるに違いな


と、ここが人類の限界。もう無理。頭の中便座しか浮かんでこないもん。





「我志半ばでここに没する。」と諦めかけたその瞬間でした。

全然気付かなかったんですけど、ケータイを実験室に持ってきていました。





もうね。45分前の俺のクレバーさと言ったらないね。


神様の助けだ。


と思って、同僚に助けに来てもらおうと思ってメールしました。


しかし唐突に「うんちしたい。」とかダイレクトに送信した日には、完全に変態ですから。

どうしよう、とか思ったんですけど

もう考えるのもめんどくさいっていうか、限界だったんで。


「助けて。」


って送信したんです。







あぁ。これでやっと助かる。

そう安心した数分後です。




血相を変えて実験室に飛び込んできた同僚と、先生






うん。


やっぱ送信内容を間違えた。





まぁそれでも結果的には十分すぎるほどのハッピーエンドで、今日もこうして人間として生きていられることに僕は多大なる感謝をするのでした。


めでたしめでたし