アバラバックスげんたのブログ -19ページ目

良い音楽でうれしかったのだ!

また、明日書こうとおもうんやけどね、、来週のライブの練習行ってきました。。
明日書くけどスゴいライブになると思います。


おやすみっす!

聖飢魔Ⅱクリア!

聖飢魔Ⅱからは音楽よりもスタイルを学び取った。おかげで私は中3にして世紀末覇者になってしまったのだ。


ではいつもツレツレとしょうもないことを書いていても仕方がないので、ここはひとつ世紀末覇者としての観点から、世の中の世紀末事情を垣間みてみたい。


トゲジャンの私からみて、世界一トゲジャン率が高いであろうマンガを例にして解説していこう。


「北斗の拳」である。



ここでは「中国と韓国における北斗の拳の認知度」にフォーカスを当てていきたい。
再翻訳ものなのだが北斗は「北斗」、南斗は「ナム豆」と翻訳されている。私は南斗びいきなのでやや残念だ。
ちなみに好きな南斗は圧勝でユダだ。



ってことで見てみて。おもしろいから(^o^)










聖飢魔Ⅱから教わったことを実践する。

もうね、しばらくはドはまりしてました聖飢魔Ⅱ。「俺は人と違ってこんな音楽を聴いてるんだぜ、シブいぜ俺様」みたいなこともバカなので思ってましたね。

しかしひとつ問題がありました。
どの曲も難しすぎて弾けません。真似してビデオ見ながら弾きたいのに、弾けそうな曲がまったくないのです。

こりゃどうしたもんか、と。このままじゃいかんな、と。


ここでベースをがんばって弾こう!と思ってたら、私は今頃立派なベーシストになっていたかもしれません。しかしそう考えなかったのです。


「よし、まずカッコからはいろう!」そう思いついたのです。我ながらなんて頭がいいのだ、みたいな感じで。




メタルは革だ!というのは聖飢魔ⅡとKISSで勉強したので、まずは革ジャンに挑戦することにしました。
まず、近所のサンシンという服屋さんで3000円の、革ジャンに見えるビニジャンを買いました。


でもまだアマい。トゲトゲがない。
そうだ、あの人なら知ってるかもしれない。いくのちょっとイヤだけど。

ということで例のKISSのポスターの先輩の所に行きました。


「おぅお前またきたか、まあ入れや」

「いえっす、今日は玄関で失礼するっす!あのっすね、革ジャンに付けるトゲトゲ売ってるところ知らないっすか?」

「おぅ鋲か、あるで、ええとこ教えたろ」

ふむふむ・・

「ありやとやっす!失礼しまっす!」

と教えてもらいました。
ナリとクチは悪いけど、なんやかんやでいろいろ教えてくれましたね~。



さて向かうはまたしても大阪は梅田。でも今回はカッパ横丁じゃございません。
今はなき阪急ファイブの9階だか10階にあった、ブラックというお店でございます。


正直入るの躊躇しました。だってそこら中ピアスの人や刺青の人の写真がズラーっと貼ってるんですもの。
お店の人もカラスマスクみたいなんして頭の半分剃ってるんですもの。

でも仕方ないので聞きました。
「す、すみません。あの革ジャンのトゲトゲは売ってますか?」

「はいどうぞコレですよ」


とトゲトゲのついた革ジャンを出してくれました。5万円くらいしました。
はい、言い方悪かったです。


「えとですね、革ジャンは持ってまして(持ってない)、革ジャンに付けるトゲトゲがあったら売ってください」


ということで教えてもらって一番ちっちゃいやつ2000円分買いました。




家帰って千枚通しで肩のとこに穴開けて付けたら、なかなかどうしてそれなりに見えました。
なんだかベースがうまくなった気がしました。



以後はそのカスタムビニジャンを着て、聖飢魔Ⅱのライブビデオを見てました。

そして休日の私の正装はしばらくの間、上はトゲジャン下はボンタンになりました。

聖飢魔Ⅱとの出会い

いやあもうね、最初聖飢魔Ⅱのジャケット見たときはビックリしましたよ!ある意味前お兄ちゃんのトコで見たキッスのポスターよりも衝撃的でした。

急にキッスがかわいく思えてきました。


思えばね、トシちゃんを脱却して始まった私の音楽人生、まだまだ浅かったのです。ボウイとバービーボーイズを知っただけで世の中の音楽を全て知ってしまった気になっていました。
にしてもこれはちーとばかし飛躍しすぎでした。



「悪魔が来たりてへヴィメタる」です。ちっちゃい頃大好きなデビルマンの原作をお年玉で買って、そのあまりのエグい内容におしっこチビッてトラウマになった時以来の衝撃でした。


「なんかオドロオドロしい呪文みたいな音楽なんだろうな~」と思いながらおそるおそる聴いてみると、ちょっと何ですかコレ、めっちゃカッコいいじゃないですか!!聖飢魔Ⅱで初めてメタル系の音楽と出会った私でした。


特に好きだったのはファイアーアフターファイアーっていう曲でした。メタリカのファイトファイアーウィズファイアーじゃないですよ(笑)
当時はその曲が世界で一番速い曲だと思ってましたね。
そこからしばらく聖飢魔Ⅱばっかり聴いてました。

その日も通学中カセットウォークマンで聖飢魔Ⅱを聴きながらノリノリでカマキリ自転車に乗ってたんですが、いつもの音楽好きの友人と会いました。


「げんた、明日とびっきりのもの持っていったげるな」
ものすごい自信マンマンの顔で言われました。

次の日そのとびっきりのもの貸していただきました。
聖飢魔Ⅱの、昔でいう海賊ものビデオでした。

映像は劣悪でしたが、それがまた何ともいえない雰囲気だったのを憶えてます。



聖飢魔Ⅱ知ってる人は分かってくれると思いますがSEの「ア~ア~ア~ア~」というのが流れます。ミサの始まりです。



おっと、言い忘れましたが聖飢魔Ⅱのライブはコンサートとは言いません、ミサです。

ジエンドオブザセンチュリーが始まった瞬間、体中の毛という毛が逆立ちました。
自慢じゃないですが中3の時はちんちんの毛もボーボーだったので逆立ちました。


そして火を噴いたり逆立ちで歌ったりしてるのを見ててもう完全にトリコになってしまいました。




こうしてメタルには変な入り方で入ったので、大人になってレインボーのキルザキングを聴いたときは「なんだ、これは聖飢魔Ⅱのキルザキングギドラのパクリじゃないか」と思いました。ロニーごめん。








ボウイ卒業!次なるターゲットは。

ノリもヘッタクレもありませんがとにかく一応ワーキングマンは弾けるようになりました。

一番好きな曲ができたのでこれにてボウイをいったん卒業しました。


そういえばタブ譜は借りにいかなかったですね~。なんか前のバービーの時にイヤになっちゃって。
あれってなんかテストみたいなトコあるじゃないですか。必ずA弦の7フレット押さえなあかんとか。
たとえばE弦の12フレットでもカッコよかったらそれでいいんじゃないか、って思ったんですよね~。何も弾けないくせになんて生意気なこと考えてたんでしょうね(苦笑)。

だからよっぽどの曲じゃないかぎりE弦とA弦しか使ってませんでした。ズボラの本領発揮です。




そういえば昔D.A.Dってバンドがありましてね、ベーシストがヘルメットに花火つけてブシューって燃やしながら演奏してたバンドなんですけど、そのベーシストがE弦とA弦だけの2弦ベースを使ってましてね、「清いっ!」と思ったもんですよ。



自分の中のボウイブームが一段落したところで次なるバンドを探します。
前バービーボーイズのアルバムをダビングしてくれた奴に
「カッコいいくて女子が引くようなバンドを教えてくれ」と頼みました。

女子が引くイコール男らしくてカッコいいバンド、と当時は思い込んでました。


「OKげんた、とっておきのバンド教えてあげるわ。明日ジャケット持ってくるわな」



次の日そいつが持ってきてくれたジャケット見て、女子どころか私が引きました。




そのバンド、聖飢魔Ⅱでした。