意外にも、世間が暖かい。
 またやるんだろうなと、半ば期待されてたんではないのだろうか? と、そこまで大甘なわけはないだろうけど。

えっ…横審 朝青ガッツポーズ承認!?
会見で経過報告した鶴田委員長の見解は、まさかの容認論だった。「(ガッツポーズに関する)一般ファンの気持ちは違う。協会も考えながら対応した方がいい。違和感はないという声が圧倒的に多い。委員の中でもいいんじゃないかという意見もあった」。さらに「(個人的には)ガッツポーズは良くはないが違和感はない」と“大甘裁定”を口にした。

 伏線はあった。この日、師匠の高砂親方(元大関・朝潮)が出向いて「ああいうことをしてしまい、誠に申し訳ない」と会合の冒頭で頭を下げた。「朝青龍も連れてくる予定でしたが、どうしても外せない用事があって。ご勘弁ください」と先手を打つと、盛り上がりかけたバッシングの嵐は一気に収まった。


 高砂親方は、指導力不足だとは言われてます。見た目としても、少し頼りなくも見えます。
 でも、人柄は良くて個性を伸ばす教育法を知ってるんではないのかなと。多分、他の親方の元に朝青龍が行っていたら、横綱にはなれなかったんではないのかなと。
 ただ、高砂親方の元では横綱白鵬も誕生しなかったとは思いますがね。

 伝統文化と言いつつも、いくつか変えてきたところはあります。
 例えば、白鵬が理想としている双葉山。彼が69連勝をする前に、もっと多くの連続勝利を収めた人がいます。しかし、これは引き分けを挟んでいるので参考記録とされているわけです。(取り直しが当時はなかった)

 もちろん、外国人を入れたのも大きな変化です。
 場所が増えて、巡業が減ったのも変化ではないでしょうか。

 最後の二つは、商業主義とも結びついてきます。にもかかわらず、力士には伝統を執拗に押しつける。その矛盾が、朝青龍対横審に見え隠れしているのではないでしょうか。

朝青龍優勝の視聴率、瞬間最高31・7%
>横綱朝青龍(29=高砂)が優勝した秋場所千秋楽の中継(NHK総合)が、瞬間最高視聴率31・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークした。同数値は白鵬との優勝決定戦を制した午後5時47分だった。

 あの瞬間を見ていた、ファンとして嬉しい。
 災害対策の情報は、自治体に問い合わせれば手に入るし、自治体自体がいろんな対策をしてくれている。これは、阪神淡路大震災の教訓だと思っています。 

 そんな情報をかき集めて作ったアニメ作品が、この東京マグニチュード8.0なわけです。

 私は、毎週見る番組と、録画してまとめてみる番組とに分けています。こんなことが出来る、最近のHDD録画は便利だなと思いつつ。休みに朝から見てたんです。

 リアルさを考え、人も死んでます。いろんなところで生々しいと思っていたのですが。
 途中で夢オチが二度、入ります。
 主人公姉弟と一緒に行動していた人の家が、目の前で燃えるところ。
 そして、弟が病気で死ぬところ。まとめて見たので、夢オチが鼻についた。

 と思っていたら……弟が幽霊だったというオチ。余計に酷い。

 地震災害ものに家族愛を加え……という路線だと思っていたのに。
 最初から弟が幽霊の見える設定とかならまだしも、これは期待はずれ。

 推理小説の密室トリックが、実は犯人が幽霊だからでした並に酷い。

 これ見るくらいならシックスセンスを見てればいいと思います。
 まあ、前半はそんなに全く悪くないですがね。

 そう言えば、赤川次郎の三毛猫ホームズシリーズに、犯人が実は通り魔というのがあったのを思い出した。
 登場人物の誰かがやったんだろうと思って最後まで読んだけど、結局犯人は捕まらず。アレも酷かった。

 いや、じつにいい相撲! 本割で負けた時は頭を抱えたけども。

 解説の北の富士さんは、白鵬に勝ってほしいと言っていた。でないと、稽古しなくても勝てる悪例ができてしまうから、と。
 しかし、千秋楽で相星となり、優勝決定戦に持ち込んでの逆転優勝は少ない、というデータが示され、それでもないわけではない、と言っていた。

 確率論で考えるとこれは当然。8割の確率で勝てる相手に、二連勝できる確率は6割4分。7割の相手だと4割9分にまで落ち込む。いくら朝青龍と差があると言っても、二連勝は厳しい。

 ……でも、優勝するまでは気が重かった。それだけに、優勝したときには嬉しくてしょうがなかった。
 北の富士さんも、相撲内容には文句のつけようがなく、最後のガッツポーズに物言いをつけた。

 これもまた、場所後に問題になるんでしょう(汗

 そして、北の富士さんは舞の海さんに呼びかける。
「今回も、まんまとしてやられたな」
「ええ。私も北の富士さんも、朝青龍の優勝は無理と……」
「奇跡だと言ってたぐらいたもんな」
「ええ、まあ」
「……二人で床屋、行くか」

 北の富士さんの解説は分りやすい。もちろん幕内の解説者は皆さん、うまいのですが。
 今日も、把瑠都が敢闘賞を逃したことについて、大関が大したことないからだとバッサリ。
 刈谷さんかな? 大関を破ったことはすごい、ということを何度も強調するのですが、
「でも、受賞できないということは価値がないと思われたんでしょ」
 と、にべもない。舞の海が取りなして収めましたが、半ばけんか腰でした。

 それほど大関はひどい。特に琴光喜と魁皇戦がひどい。
 7勝7敗の大関が千秋楽に勝ち越すのが恒例っていうのはどうなんでしょう?
魁皇 8勝7敗
琴光喜 9勝6敗
琴欧洲 9勝6敗
日馬富士 9勝6敗
千代大海 2勝9敗4休
 このように、9勝6敗が3人も並んで二桁がいないです。
 「くんろく」というのは、あんまりいいものではなくて。
 大関登場以降、千秋楽の見どころは両横綱に全部持っていかれました。

 一方、把瑠都と鶴竜は、千秋楽も良かった。把瑠都の稀勢の里への上手投げは豪快だったし、曲者安美錦と鶴竜の一戦もよかった。
 鶴竜は、もう少し体が大きくなった方がいいとは思いますが。

 この二人が、日馬富士と琴欧洲、そして両横綱に絡むことになれば。来場所は面白いことになると思います。

 最高の15日間! 相撲って本当に、いいもんですね!

 昨日書いた予想通り、横綱と当たった琴欧洲、琴光喜は相手にならなかった。
 琴光喜に至っては、目に気迫が全くない。結局、豪快に下手投げで仕留められた。
 今場所だけ見るなら、両横綱と「その他」の差が酷い。


十四日目の両横綱


 まだ、日馬富士と琴欧洲は伸びる可能性がある。この二年で、両横綱以外に優勝しているのは二人だけなので。あのときの強さを見れば、まだまだ上を狙えると思います。
 しかし、七敗の魁皇と負け越し休場中の千代大海はなんとかならないのか? 上位で勝ち越せているのは力があるからという理屈も分かりますが。

 一方、三役前に組まれた、把瑠都と鶴竜の一戦はすごかった。
 土俵の中央で組み合う。把瑠都有利かと思われたが、鶴竜の外掛けが決まり巨体が崩れる。
 こういう相撲が見たいんですよ。
鶴竜が把瑠都を外掛け

十三日の取組
この段階では優勝の可能性があった把瑠都と、両横綱の取組
 優勝は二横綱に絞られた。
 数字の上では二差の把瑠都にも可能性はあるけど、二敗は全て横綱からのものなのでね。

 しかし昨日、今日と大関陣が酷い。二日間で勝った大関は日馬富士だけ。昨日は全滅。一人が休場。そりゃ、こういうことにもなる。
把瑠都ごっつぁん!5大関総ナメ/秋場所記事を印刷する
 小結把瑠都(24=尾上)は大関琴光喜(33)を上手投げで破り、86年春場所の関脇保志(現八角親方=元横綱北勝海)以来の「5大関総なめ」を達成した。
。「幕内に入ってこんなに調子がいいことはない。体が勝手に動いたね」。古傷の左ひざの痛みも感じない。そのうれしさも含めて笑みがこぼれた。一方で記録達成には、冷静だった。「全然意識しなかった。大関に勝っても白星は白星だからね。それより苦手な相手に勝った方がうれしいよ」。



 今日の琴欧洲では、何度やっても朝青龍には勝てない。おそらく、明日の白鵬戦も厳しいだろう。
 気力が尽きたか、どこかを痛めたのかもしれない。
 白鵬と組み合った琴光喜は、安定感が全くなかった。有利な体勢から投げられているようでは。
 結局、誰も来場所の綱取りはない。注目されるのは、鶴竜、把瑠都の大関取りへの足固め。
 大関では、千代大海の何度目かの角番。何の記録だか。

十二日目 五大関撃破の把瑠都


さて。昨日の帰りに電車で見て、気になった見出し。
朝青龍は若手にとって“悪の教本”?猛稽古せず11連勝
 馬車馬のように稽古せず、楽して好成積をあげるのが若い力士たちのモットーになっているのだ。その権化が朝青龍。平成15年春場所に横綱になって以降、朝青龍の稽古量は減る一方で、この場所前もかたくなに2勤1休のペースを守り、合わせて7日間しか、土俵に上らなかった。
 にもかかわらず、初日からきれいに白星を重ねているのだから、真っ黒になって稽古した者から見れば馬鹿みたいだ。すでにこの朝青龍を見習い、巡業などでもほとんど稽古せず、場所直前になって一気に仕上げる朝青龍流を取り入れる若い力士が急増中なのだ。


 努力しなくてもできる人に対抗するためにも、努力するしかないでしょうに。みんなで努力しないなら、相撲という競技の山が全体的に低くなるだけで力の差は全く埋まらない。
 これは向上心の問題でしょう。朝青龍だって、横綱というところまでは並以上には稽古してたんだけど。平幕がサボって良い理由にはならないでしょう。