幕末の江戸。一人の武士が神社にお参りして神に憑かれる。
 貧乏神に始まり、だんだん悪くなっていく3人の神に。

 一番軽いとはいえ、貧乏神で十分にヘビー。
 収入を断たれた上に家を失って家族路頭に迷うと言うのは。

 そんなことを言われたら、誰かに押しつけたくなるのは人の常。
 でも、押しつけた結果を見て、自分を責めるという気持はよく分かる。

 そして、最後は滅びの美学を見ることができます。
 判官びいきという言葉もあるとおり、日本人は昔から負けた側にも感情移入をします。

 そして登場したのは、彰義隊(しょうぎたい)。
 江戸城を奪われ、新政府軍に時代の流れがきているにもかかわらず、上野に集っていた武士の集団です。
 勝敗そのものはストーリーに影響しないけれども。
 いい終わりでした!

 ちなみに、メインの俳優方はNHKの大河に出ていています。
 天地人やってるから、映画をテレビでやるのはいいタイミングだったんでしょう。

 大河好きとしては、そういう意味でも面白く見られたりw

妻夫木聡……天地人 直江 兼続(なおえ かねつぐ)
香川照之……春日局 小早川秀秋 他
赤井英和……太平記 楠木正季(くすのきまさすえ)
江口洋介……新撰組 坂本竜馬
西田敏行……八代将軍吉宗 徳川吉宗 他
佐藤隆太……風林火山 平蔵
夏木マリ……義経 丹後局(たんごのつぼね 後白河法皇の寵姫)
森迫永依……功名が辻 よね(山内一豊の娘)
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妻夫木聡; 香川照之; 西田敏行; 赤井英和; 江口洋介; 佐藤隆太; 夏木マリ; 森迫永依

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 19世紀後半、ロシア帝国。
 裏切り者のオガリョフ少佐が手引きし、タタール人がシベリアに侵入した。
 これを迎え撃ったのがミハイル=ストロゴフ大尉。
 功を称えられて勲章を受け取ったのだが、その間に身重の妻をオガリョフに殺される。

 自棄になって身を崩したミハイル。
 だが、タタール人に支配された地域に孤立した、皇太子を助けるための密使に任命させられる。
 一方、父をオガリョフにとらえられた伯爵令嬢ナージャは、密使の情報を交換条件に父を助けようとする。

 気丈なナージャと、卑劣なオガリョフのやりとりは面白い。
 冒頭部分でオガリョフの性格と、ミハイルの覚悟の深さがうかがえ、物語に入って行きやすい。

 ストーリーはそんなにひねってるわけではないので、それほど感心する部分はないが分かりやすい。
 そんなに大人数での戦闘はないが、タタール騎兵の凶悪さはうまく表現されているので、アクション作品として見る分には良いかなと思います。

 でも、じっくり見たら気になるところはあって。

 登場人物にいろんな目的があるのは分かる。でも、その優先順位はどうなってるのか、と言ところ。

 ミハイルの目的は
1.皇太子を助けること
2.妻を殺された復讐をすること
 皇太子に会ったミハイルは、オガリョフを逮捕するために皇太子と別れてオガリョフに捕まる。
 この場合、復讐は放っておいて皇太子を護って逃げるんでは……?

 もちろん、ミハイル本人にとっては皇太子を助けるよりも重要かもしれない。でも、あからさまに選択させるのはどうかなという気がする。

 オガリョフが裏切った原因にしても、包囲されたオガリョフをミハイルが見捨てたせいらしい。
 あれには理由が……と言われても。

 また、いろんな状況がミハイルに襲いかかる割りには、不幸な目に遭っているのが周囲の人間ばかりのようにも見える。オガリョフも含めて。

 特に、あのつぶされた目のことは(苦笑
 
 amazonに一件だけあったレビューに、若干だまされた感じがある。
 ロシアを舞台にした映画を探し、ジュールベルヌが原作だから、元はそんなに悪くないはず、なんだけどねぇ。
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パオロ・セガンティリア・ボスコ

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2000年 イタリア
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
SF冒険小説の始祖、ジュール・ヴェルヌの原作「皇帝の密使」を映像化したアクションアドベンチャー。シベリアの反乱に揺れる19世紀の帝政ロシア。帝国の英雄、ミハイル・ストロゴフ大尉は反乱軍の手に落ちた皇太子を救出するため単身シベリアへと向かう。

 串刺し公ドラクルが、ドラキュラになったという、ある意味斬新な解釈の作品。
 神のために異教徒と戦ったにもかからず、戻ったら妻が死んでいたていうなら、まあ神を恨んだりもするでしょう。
 そんなドラキュラ相手に十字架振りかざして、神は万能と言ってもねぇ……w
 
 しかし、ドラキュラがドラキュラとして初登場時はハート型の髪型に圧倒される。ちょうど、下のジャケットイメージにある絵ですね。
 とはいえ、ロンドンに来たときにはダンディなおじさまに変化している。で、ミナという女性を誘惑し始める。

 ミナの婚約者ジョナサンは、この段階でドラキュラに幽閉されたまま。
 せっかく逃げ出して手紙を出したのに、
「どうしよう。私には伯爵様が……」
 これは酷い。
 結婚しても、ミナの心はドラキュラに向いたまま。

・友人のルーシーがドラキュラに殺されたと聞いても、
・血を飲むと後戻りできないとドラキュラ本人に止められても
・ドラキュラが嫌いなネズミに変身しても
 好きで居続けるってのはどういうこと?w 
 自分の意志で吸血鬼になろうとしてるんだから、放っておけばいいような。

 特にドラキュラは催眠術を使っているわけではありません。そう言う意味では、全編にわたってラブロマンスが繰り広げられると言うことになります。

 映像はきれいで、少しエロイ。だから深夜なのか。
 そのロマンスをストーリー上で重視したために、婚約者のジョナサンが全く報われないのが哀れ。


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ゲイリー・オールドマン.ウィノナ・ライダー.キアヌ・リーブス

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1992年作
【ストーリー】
400年の時を彷徨い、永遠の愛を求め続ける哀しき男。最愛の女性を失い、神への復讐を誓ったドラキュラ伯爵と、自殺した伯爵夫人と生き写しのミナとの出会い。そして、ドラキュラ・ハンター、ヘルシング教授の登場!婚約者ジョナサンがいるにもかかわらず、愛し合ってしまったミナと伯爵の愛の行方は…? 巨匠フランシス・フォード・コッポラ監督が、ブラム・ストーカーの原作を、見事な映像技術を駆使して再現し、ドラキュラを深い愛の中に生きた男として甦らせた。『ハンニバル』のゲイリー・オールドマン、『オータム・イン・ニューヨーク』のウィノナ・ライダー、『マトリックス』のキアヌ・リーブス、そして『9デイズ』のアンソニー・ホプキンズら豪華出演陣で贈る、壮大なゴシック・ロマン。
 シルバーウイークのせいだった。
 行き帰りの電車で本を読んでるので、通勤時間が無ければ読まんわな。

 一方、夏休みの時期でも本が読めたのは……出勤してたから。
 実はシルバーウイークも一回、出たし。

 しかし、十月、十一月のうちで何日か取って良いとのこと。
 三連休にくっつけて、大きな連休目指すか!?
 少女向け小説でありながら、軍隊者という作品。今回は、ほとんど戦闘はありません。
 恋に目覚めたラファエルが、キャッスル曹長と引き離されて悶々とする話?(ちょっと違う

 また、クールぶっているシドーとエイゼンの一面も出てきます。
 8年も一緒にいて、命令だから守れと言われた少女に対し、どんな思いを持つか。恋にも似た想いを持つのかも知れない。
 そんな風に、エイゼンは自分のことを冷静に観察していた。
 個人的には、ここがツボでした。

 長いこと一緒にいたら、そりゃ恋だと間違うこともあるよねorz。
 本当に痛い思い出として残っているので……まあ……。

 ちなみに、ベレー帽かぶってる表紙の絵は、未来の治安部隊の正装だそうです。グリーンベレーでもイメージしたかな?
罠―キル・ゾーン (コバルト文庫) 罠―キル・ゾーン (コバルト文庫)
(1997/04)
須賀 しのぶ

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内容(「BOOK」データベースより)
決死の闘いの後、味方の基地まで戻ってきたラファエル。だが彼を迎えたのは、驚異的な回復力を不審に思う者や、二重スパイではないかと疑う者たちの敵意の眼差しだった。ラファエルの帰還を心から喜ぶキャッスルは、勲章授与のため地球統一政府の首都・アクラへ呼ばれた。大嫌いな父との再会。そして、巧妙に仕組まれた罠が彼女を待ち受ける…。23Cの地球で繰り広げられる生き残り戦争。