与那国フィールドノート -427ページ目

これはカラスビシャクだろうか。

いつも拝見している撮ろね会 さんのブログにカラスビシャクというサトイモ科の植物が登場していました。


このカラスビシャクこそ、前から気になっていた植物のようです。

手持ちの琉球関係の植物図鑑には載ってなく、名前が分かりませんでした。

与那国島では海岸の丈の低い草地、芝地で時々見かけていました。

日本全国に分布し、田畑の雑草となるそう。

しかし、与那国では海岸部に限って自生していると思う。

ひょっとしてカラスビシャクではないのかな。



これは葉。


ミドリスズメ(だと思う)の幼虫がおいしそうにバリバリと葉を食べています。

植物と同化した体色ですが、注意深く観察すると次々に見つかります。


こちらは若い幼虫。

そして卵も。

雑草という程たくさんは生えていないし、植物自体が幼虫の食欲を満たす程大きくありません。

たちまち食い尽くし、幼虫たちは新たな食料を求めてさまようことになるのは目に見えています。

リュウキュウミスジ

今日はまたいちだんと暑くなりそうです。

朝の遊歩道でリュウキュウミスジが交尾しているのを見つけました。

まずは遠くから証拠写真。

止まっているのはノボタンの葉の上。

今年は花が遅めで連休過ぎから咲き出し、ようやくピークを迎えています。


落ち着いているようなので少しずつ距離を詰めて・・・

近い仲間のシロミスジの交尾シーンはよく見るのですが、リュウキュウミスジはあまりみかけません。

チョウには個体数の多い普通種であっても、交尾中の観察例が少ないものがあります。


今、遊歩道にはリュウキュウアサギマダラがすごく多いのですが、交尾シーンを見た記憶がありません。

それよりも少し数の少ないスジグロカバマダラは毎日のように見るのに。


スジグロカバマダラは交尾した状態でも活発で、飛びまわります。

リュウキュウアサギマダラにはそのような習性がないから目にする機会が少ないのでしょうか。


ヒメスイカズラ

かなり蒸し暑い朝を迎えました。

早朝、ヤギの朝飯を刈ったり、馬を繋ぎ替えているうちに汗だくに。

サッとシャワーを浴びて仕事を始めたいところです。


あ、今年初のクマゼミの鳴き声が聞こえてきた。

梅雨はどこへやら、すっかり与那国島は夏の様相。

今日から久部良漁港では北、中、南、各組の船が出そろってハーリーの練習が始まります。


ヒメスイカズラの花が咲きました。

スイカズラの琉球列島の固有変種で、県内では沖縄島、伊江島、宮古島、石垣島、与那国島に分布し、風当たりの強い石灰岩地帯で、地上を這うように生えています。

やはり、石灰岩に張り付くように生えるクロイゲ群落から、少し立ち上がったヒメスイカズラ。

茎の先端に白い花を咲かせます。

純白の花はしばらくすると黄変して落ちます。


開花のピークはまだこれからのよう。

数日後にまた観察に出かけたいと思います。


沖縄県:絶滅危惧Ⅱ類(VU)  環境省:絶滅危惧ⅠB類(EN)