与那国フィールドノート -383ページ目

深まる秋3 イソマツ満開

海岸の石灰岩上に生えるイソマツ。

秋に紫紅色の花を咲かせ、今が見頃をむかえています。

薬用として盗掘され、その手は与那国島にも及んでいます。

一帯を紫紅色に染め上げる光景を眺めるのは、一年一度の楽しみです。


深まる秋2 姿を消していくオオジョロウグモ

命絶え、意志なく前脚先端で我が網にぶら下がるオオジョロウグモ。

まだ割と目につくが、秋が深まるにつれてオオジョロウグモは姿をけしてゆく。


なぜ、今年の夏はあれほど個体数が多かったのだろう。

自然界では自然死というものは少ないと思うのだけれど、彼らを捕食する天敵はいなかったのだろうか。



林縁や森林内の空間に大きな網を張って、その中央に大きく足を広げて鎮座している。

捕食する天敵がいたとしたら、あまりにも無防備。


そういえば、大多数のオオジョロウグモの体色は黄色と黒のパターン。

スズメバチなど昆虫にはよくある警告色だ。


あんな大きなクモにかまれたら、さぞかし痛そうだ。

捕食を試みて、痛い思いをした鳥が多いのかも。




深まる秋 アサギマダラ飛来

亜熱帯の島もとても過ごしやすい気候となりました。

台風の影響で目につくチョウがとても少ない状況ですが、遊歩道ではスジグロカバマダラ、キチョウ、ヤマトシジミなどの個体数が回復してきました。


まだまだ数は少ないのですが、秋の使者、アサギマダラも姿を見せるようになりました。



秋に南下、春に北上と日本列島縦断の旅をします。

そのルートは国内にとどまらず、台湾との往来記録も確認されています。

ひょっとして、さらに南方へも渡っている個体もあるのかも。



続々と移動しているようで、ML「アサギネット」からは、連日移動情報のメールが届きます。

たとえば今日などは9月27日に大阪府池田市で標識された個体が、10月15日に鹿児島県喜界島で再捕獲されています。


与那国島に到着する個体も日に日に増えてくることでしょう。

注目!のチョウです。