与那国フィールドノート -382ページ目

今日の昼の散歩

今日も小一時間、アヤミハビル館周辺の散歩をしてきました。

放棄され、ほとんど草原と化した水田地帯をぶらぶらと。


イヌタデの花がたくさん咲いていました。

小さな紅色の花。

図鑑で見るイヌタデはもっと穂状に花がついていますが、間違ってない!?


はぜたノボタンの果実

「はじける」「やぶれる」といったことを、与那国島では「はんきるん」といいます。

ノボタンの方言名はハンキマタ。


中の黒紫色の果肉は口に含むと甘い味がします。

ジャリジャリと種子?が舌の上に残ります。


はびこるアメリカハグルマの花で吸蜜するのはタテハモドキ秋型。

地上をびっしりとアメリカハグルマに覆われると、他の植物は生えてくる余地がありません。

きれいな黄色い花をたくさん咲かせるので、草刈り後も刈り取られずに残されていたりします。

そんな光景を見ると僕などは、はぁ~っと溜息をついてしまいますが、以外にもチョウたちにも人気。

タテハモドキのほかに、アオタテハモドキ、スジグロカバマダラ、ヤマトシジミ、シルビアシジミがたくさん集まっていました。



ムラマツカノコ再会

今朝、ゲットウの葉上に静止するムラマツカノコを見つけました。

ボテッとした腹部でやや大型、♀の成虫です。

先日も飛翔中の個体を見かけたのですが、じっくりと観察できたのは久しぶりです。

もともとは迷蛾、与那国で発生するようになって数年がたちます。

春以来見ていなかったのでもしかしたら絶えてしまったのかなと思っていましたが、健在だったのですね。


昼下がり、ちょいと遊歩道の散歩。


台風接近から2,3週間、ずいぶん木々は芽吹き、下草が伸びてきました。

すぐに遊歩道と呼べるような状態でなくなってしまいます。


奥の与那国小学校の学校林からは草刈り機の音が聞こえてきます。

休日なのに頑張っている先生がいるようです。


時間の問題ではなく、活動する昆虫の数はまだまだ少ない。

寂しいものです。

オオバイヌビワの枝先に止まっていたヨナグニモリバッタ成虫♀。


アメ色の翅が美しいアカスジベッコウトンボ。

羽化して間もないようです。


オオハマボウのはじけた果実に群がるズグロシロジュウジカメムシの幼虫。

オオハマボウが咲かなくなるこれから、ズグロシロジュウジカメムシやアカホシカメムシはサキシマフヨウに寄主植物を変えます。


サキシマフヨウのつぼみ。

沖縄本島ではすでに咲き始めているとの便りがありましたが、与那国島ではこれから。

開花は11月に入ってからですね。