与那国フィールドノート -354ページ目

オガサワラヤモリ

アヤミハビル館で広場の片隅に積んであった材木を移動すると、オガサワラヤモリが現れました。

車に積んであるカメラを急いで取り出し、撮影しました。


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与那国島で見かけることはあまりなく、ようやく与那国島に生息するヤモリ全種の撮影することができました。


もし、撮り残しがあるとすれば、近年になって宮古島や西表島で発見されている外来種、キノボリヤモリでしょうか。もちろん気にかけているのですが。


物資に紛れて分布を広げることが多いヤモリ類。

このオガサワラヤモリも外来種で、与那国島では1971年に発見されたのが最初です。


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圧倒的に個体数が多いホオグロヤモリは、尾にトゲ状の突起の環があります。

一週間ぶりの遊歩道

アヤミハビルの食樹、フカノキは果実が膨らみ、
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足下からは草陰に潜んでいたアカアシホソバッタの成虫が次々飛び出す。

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冬になるとなぜかとてもよく目につくバッタ。

8月中旬頃にたくさんの新成虫を見ているのですが、なぜか再び目につくようになるのが今頃。


2005年、やはり年末に里帰りをして、初めてコンパクトデジカメを購入しました。

与那国島に戻り、まず被写体として追いかけたのがこのバッタでした。

ふと、その時のことが思い出され、ちょっと可笑しくなりました。

あの機械大嫌い人間が、今では大きな1眼レフカメラを持って、夢中で生物を追いかけているのですから。

帰島

昨日、定刻より一時間ほど遅れの琉球エアコミューター便で与那国島に帰ってきました。

午後7時前ともなれば、さすがに日本最西端といえども日はどっぷりと暮れています。

野鳥の巡回も、日課のランニングも無理。

今日ぐらいはゆっくり休もうと思ったのですが、やかましく鳴った携帯をとれば、

『今飲んでるから!』

ああ、与那国へ帰ってきたのだなあ。



さて、一夜明け出勤。

朝はバタバタしていたのでアヤミハビル館に直行です。

28日まで開館しているので、みなさんぜひご来館を。


昼休み、さらりと与那国島を一周ドライブ。


向こうの水田の畦から大きなカモの首が見えていました。
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予想通りのヒシクイ。

国指定の天然記念物で、沖縄県内では散発的に飛来するだけで珍しい鳥。

こういうのが飛来していると、留守中の与那国島のことがますます気になります。

どんな天候で、どんな風が吹いていたのだろう。ほかにも珍しい鳥がきていたのか、まだいるのか・・・。

いつも僕は後ろ髪を引かれる思いで与那国を発ち、帰ってくると心からホッとします。


コハクチョウは見つからず、クロツラヘラサギは若鳥を一羽観察。

泥にまみれて羽毛が汚れています。
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明日からは日常に戻りそうです。