与那国フィールドノート -352ページ目

冬の、それも昼間のングヤー

6日、とある森の小道でヤシガニに出くわしました。


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この季節、しかも日中、初めての経験です。

わりと大型の個体で、見つけたのが僕ではなく観光客だったなら、さぞかし驚いたことでしょう。


この屈強な“はさみ”に挟まれたなら、指は切れる・・・というか押しつぶされてしまいます。

左手に怪力のヤシガニ、右手に重いカメラ。

おまけに上体をのけぞらせて撮影しているのでタイヘンです。

むむむ・・・


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よく見れば、反対の“はさみ”は対照的に小さい。

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これはもともとではなく、再生した“はさみ”だからです。

脱皮を重ねるごとに少しずつ大きくなってゆきます。

オスでしたので、ライバルとの闘争で失ったのでしょうか。

セイタカ?オキナワ?

本土にあるラン科ではなくて、琉球にはアカネ科のスズムシソウがあります。

セイタカスズムシソウにオキナワスズムシソウがそれ。

与那国島には分布しませんが、沖縄県指定の天然記念物であるコノハチョウの食樹です。


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与那国島では、森を流れる沢沿いでの一カ所でしか見つけたことがありませんが、僕にはセイタカとオキナワのどちらなのか区別ができず、モヤモヤしたまま数年を過ごしています。


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1月から2月にかけてひっそりと花を咲かせています。


どなたか御教示いただけませんか。

よろしくお願いします。

海のコハクチョウ

今日からマメに更新していきますのでよろしく。


さて、冬型の天候が続く与那国島です。

昨日はカタブル浜の岩陰で、強い北風を避けるようにコハクチョウがたたずんでいました。
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しばらく観察しているとこちらの存在に気づき、白波立つ海原へと泳ぎ出しました。

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やがて、湾の対岸にある小さな浜に上陸。

堤防からそっとのぞき込むようにして観察することができました。

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砂浜でポツリと咲いていたのはハマダイコンの花。
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昨夏の台風で大打撃を受けた海浜植生は、今だ回復しておらず僅かに咲いているだけです。