おはようございます!☀

健康管理士KAZUです!😀


今回は、腎臓を予防する上で、カリウム、リン、タンパク質は、摂るべきなねか、それとも制限するべきなのかについて説明しますね。


腎臓病と診断され食事療法を行っている場合、カリウム、リン、タンパク質といった栄養素は制限される場合があります。


ここからは、腎臓に機能低下がみなれていない場合、腎活としてこれらの栄養素は摂るべきなのか、制限するべきなのかを説明していきたいと思います。


※ここで紹介する内容は腎機能に問題がない方への腎活になりますので、腎機能に問題があり、医療機関に通院中の方は主治医の先生に相談して下さいね。


◎積極的に取り入れよう![カリウム]


カリウムはナトリウムと作用し合っている栄養素で、カリウムは細胞内に、ナトリウムは細胞外に多く含まれています。


塩分を過剰に摂取し細胞外のナトリウムの量が増えると、細胞内からカリウムや水分が移動し、血液の濃度を一定に保つように働きます。


このときカリウムの量が足りないと、水分が多く細胞外に移動し血液量を増加させて腎臓に負担をかけます。


又、カリウムは腎臓でのナトリウムの再吸収を抑制し、尿への排泄を促します。


これらの働きの結果、カリウムは血圧を調整し腎臓の負担を減らしているのです。


食塩摂取量が多い傾向にある現代人は、特にカリウムを取り入れる必要があります。


カリウムはほとんど全ての食品に含まれていますが、特に生野菜や果物、芋類、海藻類、きのこ類に多く含まれています。








塩分量が多いものを食べる時は一緒にこれらの食品を取るようにしましょう。


又、カリウムは水に溶けやすい特徴を持つため、スープなど丸ごと食べることのできる調理法がおすすめです。


例えば 、味噌汁は塩分量が多いため、カリウムが豊富な野菜や芋類を入れて具だくさんで食べることをおすすめします。


腎機能に問題がない方は、カリウム摂取を心がけて、腎機能を維持していきましょうね。


◎加工食品や清涼飲料水の取り過ぎには要注意![リン]


リンは体内でカルシウムに次いで多く存在するミネラルです。


このうち約80~85%はカルシウムやマグネシウムと結合することで骨や歯を形成しています。


残りは筋肉や脳、神経などのあらゆる組織でエネルギー代謝に関わっていたり、細胞膜の構成成分となるなど、リンは生命活動に欠かせない役割を持つ栄養素です。


しかし、ミネラルの調節を行う腎機能に問題がある場合、リンはカリウムと同じく摂取が制限されることもあります。


又、リンとカリウムは血液中でバランスを取って存在しているため、 リンが血液中で増えると骨を溶かしてカルシウムを分泌させることでバランスを取ります。


すると、骨が脆くなってしまい骨粗しょう症などのリスクが高まります。


健康な人だとどうなんでしょうか!?


リンは、レバーやチーズ、大豆製品などに多く含まれており、現代の食生活で不足することはほとんどありません。


反対に摂り過ぎに気をつける必要があります。


リンは前述したような食品以外にも、食品添加物として多くの加工食品や清涼飲料水に使用されています。


リンを含む食品添加物の主な表記は、[膨張剤、pH調整剤、乳化剤、イーストフード、リン酸塩、ピロリン酸、ポリリン酸、メタリン酸]などです。


又、リンは食品によって吸収率が違います。





食品添加物に含まれる[無機リン]は動物性食品や植物性食品に含まれる[有機リン]よりも吸収率が高くなるのです。


そのため、加工食品や清涼飲料水の過剰な摂取には特に気をつけましょう。


腎機能に問題がある方だけでなく、 健康のうちから腎活としてリンの摂り方について意識する必要がありますね。


◎摂れば摂るぼど良いの!?[タンパク質]


腎臓病の食事療法というと、タンパク質制限を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。


これは、タンパク質が代謝される際に、尿素窒素などの老廃物が発生することが関わっています。


腎機能が低下しているとこの老廃物を排出しにくくなるため、タンパク質の摂取に制限がかかるのです。


さらに、タンパク質は糖質や脂質のように体内に蓄えておく仕組み がないため、過剰分が尿として排泄されます。


必要以上のタンパク質を摂取してしまうと、腎機能にさらに負担をかけるため、腎臓病の方はタンパク質制限が必要となっています。


タンパク質は、体を作る主成分であり、またホルモンや酵素、抗体の原料にもなるなど体内で欠かせない働きを持ちます。


さらに筋肉の原料にもなるため、近年、筋トレの流行などによりタンパク質を意識して摂取する方も増加しています。


腎機能に問題がない場合は、もちろん不足しないように取り入れる必要がありますが、運動量や体重などに比例しない過剰なタンパク質摂取が続くと、腎臓の負担となってしまいます。


18~64歳男性の1日のタンパク質推奨量は65g、18歳以上の女性は50g とされているので目安にしてみましょう(基本的には、体重1kgに対してタンパク質1g)。



又、タンパク摂取による腎臓への負担を最小限にするために、良質なタンパク質を摂取するようにしましょう。


良質なタンパク質は体内での利用効率が良く、代謝される際の老廃物も少ないため、腎臓の負担を抑えることができます。


良質なタンパク質とは、必須アミノ酸の含有バランスが良いもののことで、このバランスは[アミノ酸スコア]という数値で表されます。


アミノ酸スコアが100に近いほど必須アミノ酸のバランスが良い良質なタンパク質です。


肉や魚、卵などはアミノ酸スコアが100を満たすものが多いため、アミノ酸スコアが低い精白米や、小麦を使用した食品を食べる際には、 組み合わせて食べることでバランスを整えることができます。


健康な方の場合は、タンパク質を不足なく摂取する必要がありますが、あまりにも過剰な摂取は腎臓の負担になります。


運動量や自分の体重にあった量を摂取することが腎臓の機能を守り 維持させていく腎活に繋がるので心掛けましょうね。


今回は、以上です。


皆さん。


今日も楽しい1日を!😀


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