観た、『爆竜戦隊アバレンジャーDELUXE アバレサマーはキンキン中!』 | Joon's blog

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『爆竜戦隊アバレンジャーDELUXE アバレサマーはキンキン中!』を観ました。

 

夏休みを満喫している爆竜戦隊アバレンジャーの面々と仲間たち。そこに現れた少女と邪命体エヴォリアン。応戦するアバレンジャーはエヴォリアンを撃退し、少女を救う。

少女の正体は、1万5千年前のダイノアースで2体の爆竜を氷山に封印した王女フリージア。エヴォリアンにより現代に復活した爆竜を再び封じるために必要な、二つに折れてしまった剣バクレイザーの片割れを求めてアバレンジャーを頼ってきたというのだ。

エヴォリアン、そしてアバレキラーの妨害をかわしながらも、アバレッドはようやく見つけたバクレイザーの片割れをフリージアに手渡すが……といったお話。

 

アバレンジャーの面々を初めとする砂浜で戯れる人々を見せる冒頭は、タイトル通りのTHE 夏映画を予感させますが、小雨交じりの曇天という画がそんなイメージを損なっています(6月初旬にクランクイン→8月半ばに公開というスケジュールを考えれば仕方ないとは言え…)。

突き抜ける青空の下で暑そうな天気の下でお話が進み、クライマックスでは東京が氷河に覆われるというギャップを狙っていたんでしょうがね。

基本はアクション作品とは言え、これが夏空の良い天気だったら、もう少しハジけた雰囲気の作品になっていただろうになぁ。

 

前作『忍風戦隊ハリケンジャー シュシュッとTHE MOVIE』に続き、またも異世界からやってきたゲストヒロイン=フリージアと関わるお話です。

若干のマンネリに不満を感じつつも、フリージアを演じるのが黄金時代真っ盛りの小向美奈子さんであれば、多くの男子はそれ以上の文句は言わないはずです。

ひと昔前の小向さんと言えば数多の話題を振りまいていましたが(笑)、本作に出演したのはさらに昔の、まだまだ若くて純真だった(であろう)頃の話なので、今見ても余裕で可愛いです。

さらに言えば、特に強調した衣装でもないのに、小向さんが装備している“大きな武器”が隠しきれていないのが何ともっ…! フリージアに効く光線を出すんだよ!と、こっそりエヴォリアン側を応援する男の子も少なくないはずです(笑)。

当時は演技の仕事は二の次だったでしょうが、テンションを上げ気味にして、意外と好演しているんじゃないかな?

年を取って吹っ切れキャラに転身した途端、過去の仕事をボロクソに言う人も少なくないですが、小向さんが本作への出演に関して後悔がなければ嬉しいんだけどなぁ…。

 

…ところで、久しぶりに『~アバレンジャー』を観て思ったんですが(映画版は初見だけど)、テレビ版を最後まで観ておきながら、樹らんる(=いとうあいこさん)の魅力に気付けなかった自分にダメ出しをしたい、否、せねばならぬ…。

それ故、らんるの大量分身とか、もはや癒しを感じます(笑)。

あの狂気レベルの分身数はまさに劇場版であり、らんるの登場時間がズバ抜けて多いという、いい作品です(?)。

 

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Blu-ray版は、もう一編(『アバレVSハリケン』)が収録。各作品に静止画や予告編等があります。

メイキングは収録されていないので、そちらが見たい人は

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↑こっちのBOX版のボーナスディスクにて…。

 

本作のメイキングは、ちびっ子の夢を壊さないように配慮されていて秀逸ですね。『~ハリケンジャー』のメイキングなんて、鷹介=塩谷瞬さんがガンガン注意されてたもんなぁ(笑)。

爆笑の舞台挨拶も面白いですよ。